マッサージと称して不同意わいせつ 敦賀市立看護大教授を逮捕

　敦賀市立看護大の話をまとめ。＜マッサージと称して不同意わいせつ 敦賀市立看護大教授を逮捕＞、＜敦賀市立看護大が速攻で教授の処分を決定 軽めの処分だが依願退職＞、＜敦賀市立看護大教授、不起訴になってた ハラスメント認定と矛盾？＞などをまとめています。

2024/12/17追記：
●敦賀市立看護大が速攻で教授の処分を決定 軽めの処分だが依願退職
2025/01/03追記：
●敦賀市立看護大教授、不起訴になってた ハラスメント認定と矛盾？　【NEW】


●マッサージと称して不同意わいせつ 敦賀市立看護大教授を逮捕

2024/11/21：＜20代女性に自宅で“マッサージ”と称しわいせつ行為、額にキス　敦賀市立看護大学の52歳教授を不同意わいせつと暴行容疑で逮捕【福井】＞(24/11/20(水) 19:52配信　福井テレビ)によると、敦賀市立看護大学・徳永日呂伸教授が不同意わいせつと暴行の容疑で逮捕されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9aadbcb541351f2cc1c4064b94b67f6ee7292680

　別記事・不同意わいせつとおでこにキスする暴行容疑、敦賀市立看護大教授を逮捕：中日新聞Web(2024年11月20日 20時48分 (11月20日 20時51分更新))によれば、以下のような容疑と経歴だとのこと。ただし、署によると、「弁護士と話をするまで黙秘する」と黙秘しているそうで、実際に犯罪があったかどうかはまだわかりません。

＜逮捕容疑では、9月26日、容疑者の自宅で、20代女性にマッサージと称してわいせつな行為をした上で、おでこにキスをする暴行をしたとされる。(中略)
　容疑者は、福井大病院や市立敦賀病院の救急医、麻酔医などを経て、2020年4月に敦賀市立看護大教授に就いた。11年の福島第1原発事故では救急業務支援にあたった。12年5月から、市の放射線専門アドバイザー。＞


●不同意わいせつ被害者「男性が怖くて学校も行けず、電車も乗れず」

2024/12/05追記：＜「男性が怖くて学校も行けず、電車も乗れず」「自分の体が汚く思える」10代の被害女性はPTSD発症　不同意わいせつ致傷疑いで整骨院院長を書類送検　容疑否認　大阪＞(24/11/19(火) 6:00配信　読売テレビ)という記事が、冒頭の記事の終わりに、関連記事として表示されていました。

　整骨院院長は容疑を否認しており、こちらのの件も敦賀市立看護大の事件と同様に、事実関係はまだわかりませんけど、こうした不同意わいせつが女性を深く傷つけるであろう…ということはわかる話でしょう。とりあえず、容疑としては、以下のようなことが書かれています。

＜大阪府八尾市の整骨院で、来院した10代の女性にわいせつな行為をして、女性に心的外傷後ストレス障害（PTSD)を発症させたとして、院長の男が18日、書類送検されたことがわかりました。
　不同意わいせつ致傷の疑いで書類送検されたのは、大阪府八尾市の整骨院院長の40代の男です。
　捜査関係者によりますと、院長は今年9月、来院した10代の女性に対してキスをし、胸を触るなどのわいせつな行為をするなどした疑いがもたれています。＞
https://news.yahoo.co.jp/articles/071c6444c2667ea247c29b8ce4e33999f9e6747b

　てっきり整骨院での施術中、どさくさに紛れてわいせつな行為をしたのだと思ったら違いました。女性によると、事件当時、院長と女性は2人きりで、施術後に会計を済ませた女性を無理やり施術室まで連れていき、わいせつな行為を行ったとのこと。また、PTSDについては、以下のように書かれています。

＜女性はその後、PTSDを発症しました。
　女性は読売テレビの取材に、「(中略)事件以降、男性が怖くなって学校も行けなくなったほか、電車にも乗れなくなり、自分の体が汚く思える。院長には整骨院を続けてほしくない」と性被害を訴えました。＞


●敦賀市立看護大が速攻で教授の処分を決定 軽めの処分だが依願退職

2024/12/17追記：不同意わいせつの疑いがあった敦賀市立看護大教授の件、当初は黙秘しており、否定する方向性で長引くのでは？と思ったら、びっくりするほど早く大学の処分が出ていました。停職6カ月の懲戒で軽い処分と感じますが、教授はその後依願退職。解雇処分ではなかったため、自ら退職できており、これは結構大きな違いになります。

・20代女性の額にキスなど不同意わいせつ容疑　敦賀市立看護大50代教授の男に停職6カ月　処分後、依願退職【福井】12/11(水) 13:48配信　福井テレビ
＜敦賀市立看護大学は10日、20代女性への不同意わいせつと暴行の容疑で逮捕された男性教授を、5日付けで停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。男性教授は依願退職しました。　(中略)
　同大学は、9月に被害者から通報を受けて学内に調査委員会を設け、事実関係を調べた結果、男性教授にハラスメント行為があったと認定しました。男性教授は懲戒処分の執行後、依願退職しました。＞
https://news.yahoo.co.jp/articles/988e71d565378c4b3ebabbef5314c964c5268c83

　このニュースでは、教授が容疑を認めたかどうかの情報はなし。一方で、上記であるように、調査委員会は「ハラスメント行為があったと認定」。否認していた場合、教授が処分を不服として大学を訴えてトラブルになる可能性もありますが、依願退職してますし、今回は揉めないんじゃないかと予想します。


●敦賀市立看護大教授、不起訴になってた ハラスメント認定と矛盾？

2025/01/03追記：前回の＜敦賀市立看護大が速攻で教授の処分を決定 軽めの処分だが依願退職＞のニュースと同日に、＜マッサージと称して20代女性にわいせつな行為 敦賀市立看護大学の50代元教授が不起訴処分に＞(12/11(水) 17:33配信　FBC 福井放送)という記事も出ていたのに気づいて、ブクマしていました。

＜不起訴処分となったのは、敦賀市立看護大学の50代の元教授の男性です。
　福井地検などによりますと、この男性は今年9月下旬、敦賀市内の自宅アパートで、20代の女性に対しマッサージと称してわいせつな行為をしたうえ、額にキスをしたとして、不同意わいせつと暴行の疑いで逮捕・送検されていました。
　福井地検敦賀支部は11日付でこの男性を不起訴処分としました。不起訴の理由については明らかにしていません。＞
https://news.yahoo.co.jp/articles/13cdeefde4f1c37513a8177aa06102ada9c794d6

　「不起訴」という言葉のイメージと全く逆になるのですけど、示談成立などでむしろ罪を認めて反省の意を示しているからこそ不起訴となる…ということが結構あります。前回の学内調査委員会によるハラスメント認定や依願退職からしても、今回は、本人が罪を認めているパターンかもしれません。


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