ロシア軍の死傷者推計120万人…米研究所「第2次大戦以降、戦争でこれほど多くの犠牲者を出した大国は」
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ウクライナ軍死傷者は50~60万人
米戦略国際問題研究所(CSIS)は27日、ロシアがウクライナ侵略を始めた2022年2月から昨年末までにロシアとウクライナ両軍の死傷者(行方不明者を含む)が推計約180万人に上るとの報告書を発表した。今春には200万人に達する可能性があるとした。消耗戦で露軍に甚大な犠牲が生じている。
報告書によると、露軍の死傷者は約120万人で、うち戦死者は約27万5000~32万5000人。ウクライナ軍の死傷者は50万~60万人で、戦死者は10万人~14万人と見積もった。

報告書は、ベトナム戦争での米軍の死者数(約4万7400人)などに言及し、露軍の損失は「第2次大戦以降、戦争でこれほど多くの犠牲者を出した大国は存在しない」と指摘した。
プーチン政権は攻勢をアピールしているが、24年以降に露軍が制圧した面積はウクライナ領の1・5%に満たないと指摘し、「ロシアはごくわずかな戦果のために異常な代償を払っている」と解説した。
ロシアは死傷者数を明らかにしておらず、ウクライナもまれに数字を公表する程度で実態把握は難しい。報告書はロシアの独立系メディアや英BBCが集めたデータのほか、米欧やウクライナの当局者からの聞き取りから試算したという。




























