どんな名作でも、どれだけ賞賛されていようとも、否定的な意見というものは存在する。
つまり大局的に見れば、世にある作品は全て賛否両論ある、といえる。
でも、そういった名作ないし駄作といわれるものの評価傾向を語るときに賛否両論とはいわない。
だから、ある程度の賞賛と批判が入り混じっている状態ってのは当然みんな感覚的に分かってはいるけど。
じゃあ、どれくらいかっていうと決まってないし、決まってたとして把握できるかっていう問題もあるし。
一応、参考としてsteamの場合、好評率が40%〜69%で賛否両論らしい。
自分の肌感とも近いし、おおよそ半分くらいの賛否ってことだから、大半の人にとってそれくらいだろうとは思うんだけど。
これも、あくまでsteam内でのレビューに限った話で厳密性はない。
そういえば友達が「賛否両論っていうとき、大抵は“否”のほうが多いよね」って言ってたのを思い出す。
自分としては、そうとは言い切れないとも思うんだけど。
まあ、少なくとも「“否”側に無視できないパワーがある状態」とはいえると思う。
さっきのsteam基準でいえば、69%好評でも賛否両論判定なわけだけど、それだけあったら好評扱いでもいいじゃんとも思うわけ。
でも「3割近く、その作品に否定的な人がいる」って、割と無視できない割合だとも思うんだよね。
こういうとき、自分がよく思い出すのが『鈴木先生』の酢豚の話で。
給食の酢豚を存続させるかどうかで、「好き」、「食べられる」、「食べられない」の三択で生徒にアンケートとるって展開になるんだけど。
「好き」と「食べられる」の数が圧倒的で、「食べられない」と答えたのは1クラスにつき数名ほど。
だけど一人の先生が「これって本当に少ないんですか」って言いだすわけ。
育ち盛りの生徒が、給食メインのおかずである酢豚を食べないで午後の授業を受けることになる、それが1クラスに数名いる。
それを取るに足らないと認識していいのかと。
他の先生も「無理して食べさせるよう教育するくらいなら、もっと人気のおかずに替えたほうがよくね」とか言い出す。
結局は酢豚がなくなって、当時読んだときは、ああ多数決ってわけにはいかないんだな、“否”より多ければいいってわけでもないんだなって。
そういえば「玉石混交」っていうのも、どれくらいの割合なんだろうか。
賛否両論と同じくらいの割合でいいんじゃねと思いつつ、感覚的には石めっちゃあるとも思う。
玉の輝きが目立つだけで、石の方ががめっちゃくっちゃあるって印象。
関係なし、評価対象外、ノーコメントなどを含めたら69%で賛否はちょっと違うかなあって気はするけど、 steamはgoodとbad以外のアクションないんだっけか?