12月28日 不思議な事

先日の“声が聞こえると言うより“に続いて、不思議な事シリーズで子供の頃の事を書こうと思います。

私が自分で思っているほど怖くないのかもしれませんが、怖がりの人は今日のブログはスキップしてください。

zigzagdog.hatenablog.com

まずは、2、3歳ごろの話です。

父と母に連れられとある関西の海水浴場に行きました。

子供の頃の海水浴は父がせっかちなおかげで、朝は日の出と共に家を出て、昼食後には家路に着くのが我が家の習慣でした。

旅行先ということもあって、旅館で朝食を取り、うちにとっては遅めの出発となりました。

多分ですが、海水浴場に向かう途中に人気の少ない砂浜を見つけたのだろうと推測します。

崖の手前の海に砂浜から入るや否や、私は父の髪を掴んで肩まで登り嫌がりました。

沢山の顔が見てる、足を掴まれると。

ギャン泣きで、いくら宥めても治りません。

砂浜では泣いて海から逃げたそうです。

私の気がおかしくなってしまうのでは無いかと心配になり諦めて、旅館に戻りました。

旅館の人は、あそこで泳いだの!と驚いて、あの崖が自殺の名所であることを教えてくれました。

今の私には何を見ていたのか記憶も無く、全く分かりませんけど、海から顔が見ていると泣いたそうです。

海で泳ぐのは初めてではなくて、楽しみにしていたほどなので、両親は驚いてそしてがっかりでしたが、その後の予定は観光に切り替えたそうです。

 

次は私が幼稚園に入る頃、新興住宅地に父が一軒家を建て、引っ越しました。

その場所は昔、戦場だったのだろうと思います。

近くには有名な戦国武将たちが相撲を取ったと言われる公園がありました。

その家は夜中に目が覚めると武士が居たり、番頭さんのような人が正座をして枕元に座っていたり、襖の上の方にざん切り頭の首から上だけが浮いているのが見えたり、怖い物が沢山見えました。

首から上は、多分ですけど、さらし首が置かれていた場所なのかもしれないな、と後から思いました。

5、6歳の子供があんなに生々しい頭を想像できるはず無いですよね。

本当に怖くて、夜中に目が覚めて生首が浮いているのを見た時は布団の中に潜り込んで目を閉じて外を見ないようにしました。

一度だけ、薄眼で隣に寝ていた父と母を見たのですが、2人はクークーと寝ていました。

でも私には怖くて声を出すことも動くこともできませんでした。

あの時、2人を起こす事ができたらどうなっていたのかな、と今なら思えます。

夜中に目を覚ますのがとっても怖くて、あ、起きてしまったと思っても目を開けずにやり過ごして根落ちるまで待つか、見てしまった時は、朝になれば消えて居るはず、このまま寝てしまおう、早く朝になれと布団の中でうずくまっていました。

今でもそのせいか、暗い場所には行きたくありません。

どうして親に言わなかったのか、大騒ぎにならなかったのか不思議ですよね。

虐待されている子の発見が遅れる理由が何となくわかります。

昼間は辛いことは忘れて学校で友達と普通に暮らせるのでしょう。

或いは言っても信じてもらえないと諦めてしまうのかもしれません。

私の場合は(決して虐待ではありませんが)毎晩ではなかったし、夜中に目が覚めた時に限っての事だったので、朝まで起きなければ全然大丈夫だったのです。

父は私が起きた時には仕事に出ていませんでしたし、夜も私が寝た後に帰って来ていたので平日は殆ど会ったことがありませんでした。

週末は祖父母の家やドライブなど色々なところに連れて行ってくれて楽しく過ごせたので忘れていたのでした。

母は信じてくれなくて全く相手にしてくれませんでした。

私が暗い所に行くのを怖がると笑っていました。

お化けなんかいるわけが無い、この家に居る訳なんかないって、この世の中はね、人間が一番怖いのよ〜って。

人を殺すのも騙すのも人なのよ〜って。

確かにそうですけど。。。幼稚園児から低学年の私には反対に母の言っている意味がわかりませんでした。

そのうち、父の転勤で引っ越しをした先では、そういう経験もなくなり、次第に忘れて行きました。

私たちが引っ越した後にその家は夜中にガス漏れから引火して火事で燃えてしまったそうです。

幸いにも誰も居ない時に起きたので住人も無事だったそうです。

 

此処からは聞いた話を書きます。

良かったら参考にしてください。

人は亡くなると光に導かれて天国に行くとよく聞きますよね。

生前に悪いことをしていて天国に行けない人はまず、天国では無い場所に連れて行かれるそうです。

そこに行くのを拒んだり、恨みごとが強いと、その場に留まってしまい、何処へも行けなくなるのだそうです。

光を見逃す場合もあるそうで、その場に取り残されてしまいます。

困ってしまって自分の事を見える人を見つけたらその人の注意を引いて助けて貰いたくて現れるのだそうです。

だから、何かを感じたり、そういう霊を感じる時には霊の為に祈ってあげるのが良いそうです。

できればキャンドルの火を灯してあげると煙について行けるそうなので一緒に祈ってあげてください。

自分が亡くなっていることを受け入れたとき、天国や次に行く次元に進めるのだそうです。

私もその時がきても光を見逃してしまったらどうしようかと心配しています。

馬鹿なことと笑っても良いです、今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございます。