雑草の言葉

科学技術で将来解決できるのか?

2024/11/07
科学技術 21
バベルの塔2

 現在「将来の科学技術の進歩で解決する」との「確証のない甘い楽観的な見込み」で環境問題は解決出来るとの情報が溢れています。「将来放射能は消滅処理する」との「確証のない甘い楽観的な見込み」で原発が推進されてきたのが典型例でしょう。しかし、原発が造られて稼働されて半世紀以上が経っても放射能の消滅処理は成功しておりません。放射性物質はまともに処理させずに放置されているか地下処分されて地下に溜まり続けています。いつの間にかなし崩し的に「地下処分」が現実的な処理法にされてしまいました。
放射性廃棄物の地下処分施設

 現在でも旧態依然とした【放射能の消滅処理】2023/04/03
は研究されており、時おり「期待が持てる方法」などという報道がされますが、絵に描いた餅でしょう。

 放射性物質だけではありません。(マイクロ、ナノ)プラスチックや人工的な有毒廃棄物、農薬のグリホサート、ネオニコチノイドなどのさまざまな化学物質も生物にとって非常に危険です。・・・そしてナノテクノロジーや遺伝子組み換え技術も生態系を破壊するやも知れません。AI技術も人類を破滅に追い込む可能性が低く無いでしょう。

「確証のない甘い楽観的な見込み」で物事を進めてきた結果、後戻りできない危険な状況を世界に作り出しているのです。

バベルの塔 言語の混乱 wiki

「確証のない甘い楽観的な見込み」で物事を進めるのでは無く「予防原則」で物事を進めるべきでしょう。「予防原則」とは環境に重大かつ不可逆的な影響を及ぼす仮説上の恐れがある場合、科学的に因果関係が十分証明されない状況でも規制する事です。「危険が見込まれるのなら不確実でも止める」です。
 例えば、現在世界で最も問題視されている「CO2地球温暖化」が脅威であるとするならば、化石燃料を使わないことです。しかし現代社会では「経済性」が無いと「予防原則」は適応されません。だから【CCSだとかCCUS】2023/09/23  のようにしょうもない逆効果の対策ばかりがなされるのです。
 「予防原則」の代わりに「確証のない甘い楽観的な見込み」で「将来の科学技術に期待」することは結局は問題の先送り肥大化なのです。
 以上に挙げた新技術のうちいくつかは人類を破局に追い込む危険性は無いと考える人も沢山いることでしょう。しかし彼らも、全ての新技術を安全だと言い切ることはできないでしょう。そしてそのうち一つでも人類を滅ぼすほどの威力のある技術が沢山あるのです。もう既に世に出てしまったこれらの全ての技術を封印することは不可能に近いでしょう。だとすればこれらの技術のいくつかで遠くない将来に人類が滅んでしまう可能性は非常に大きいのでは無いでしょうか?
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Comments 21

There are no comments yet.

nora2022

放射能は自然法則に従って減少する以外に消えたりしない。原発推進者は、放射能を消滅させるなんて非科学的な大嘘をよく言えるものだと思います。
放射能はただ穴掘って埋めてるだけ。地球は死の灰の墓場になろうとしています。
原発やってたら地球が滅亡する、ほんの少し考えれば誰でもわかることなのに…。
考える人がほとんどいないんでしょうか?

雑草zさんは、ブログ村の地球環境ランキングで第一位です。
私はペットランキングに参加していますが、その中の猫ランキング第一位の人は、IN、OUTの数が雑草zさんの100倍も多いんです(私は今日31位)。
https://cat.blogmura.com/ranking/in
地球環境の事を考える人は、ペットの事を考える人の100分の1もいないのかもしれません。

2024/11/08 (Fri) 12:51

guyver1092

解決しなければならない根本

 現代の文明を維持するために必要な事の根本は、有限の地球上で無限に経済成長をする方法を開発することでしょうが、有限の中に無限を詰め込むことは、不可能ですね。一定の体積に詰め込める物質は有限です。例えば、200㏄の容器には、常圧では200㏄の体積しか入りません。無為に押し込めば、容器が壊れます。有限の地球に、容積以上の文明を詰めようとすれば、ちきゅうが壊れます。
 現代の技術は、地球を壊そうとする自殺行為と考えます。

2024/11/08 (Fri) 21:00

爽風上々

技術屋の悪知恵

私も以前はしがない技術屋でしたからその性癖も見聞きしていましたが、(自分はそうではなかったと言いたい)彼らは「新技術で大儲け」ということはあまり考えていないように思います。
そんなことは夢見ずに、ただただ「好きな研究をやって暮らしていければ良い」と考えます。
そこで研究費稼ぎで「夢の新技術」を宣伝します。
それに乗ってくるのが技術が何かも分からない主に商売人。
その宣伝を信じ込み自らがさらにその宣伝マンとなり夢の未来を語りだします。

小さな技術改良すらなかなかできないものです。
ましてや夢の新技術が実用化などと言うことはめったにあるものではありません。
ただ非常に稀ですが起きたことあり、それが広められてよくあることのように受け取られます。

今まさに起きているのが「核融合発電」への期待。
多くの技術者とスタートアップが参入し、欲ボケの投資家たちが金を注ぎ込めばすぐにでもできるような宣伝が繰り広げられていますが、お笑いです。
他にもいろいろな夢の技術開発が起きています。
「夢のような」成果が得られるのではなく、「夢のように」消えていくだけですが。

2024/11/09 (Sat) 05:51
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

>放射能は自然法則に従って減少する以外に消えたりしない。

それは証明されていないので物理の法則とはまだ認められていないのです。まだ科学技術の問題とされているのです。
放射性核種に中性子や陽子を当てて核変換して半減期の短い核子に変換して早く消滅させようとする方法が未だに研究されているのです。
https://zassou322006.blog.fc2.com/blog-entry-1074.html
↑この記事にも書きました通り、私は総量としての放射能の消滅は熱力学の法則のように原理として不可能であると考えております。
原子力の専門家の多くも放射能の消滅処理は不可能だと考えているのでしょうけれど、建前上は「科学技術の問題をクリアすれば理論上は可能である。」と言っているのです。だから今回の記事の典型例として挙げさせて頂きました。

>雑草zさんは、ブログ村の地球環境ランキングで第一位です。
>地球環境の事を考える人は、ペットの事を考える人の100分の1もいないのかもしれません。

「地球環境」で1位でもブログ村の環境の総合ランキングでは私の上に何人かいてその多くが「太陽光発電推進」です。太陽光発電自体が環境破壊ですが、彼らはそれを投資目的でやっているようです。環境問題を装ってお金儲けを考えているのです。SDGsと似たような似非環境問題です。いつか記事にしようと考えていす。

2024/11/10 (Sun) 10:36
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 解決しなければならない根本

>有限の地球上で無限に経済成長をする方法

SDGs もそうですが、先ずは「経済成長ありき」ですね。強欲な人々が世界を牽引しているからでしょう。

>無為に押し込めば、容器が壊れます。有限の地球に、容積以上の文明を詰めようとすれば、ちきゅうが壊れます。
>現代の技術は、地球を壊そうとする自殺行為と考えます。

全く仰る通りです。知っててやっているのであれば、常々guyver1092 さんがおっしゃっているように「文明崩壊」「地球の破局」が目的の狂人でありますし、知らずにやっているのであれば愚か過ぎます。

2024/11/10 (Sun) 12:10
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 技術屋の悪知恵

>そんなことは夢見ずに、ただただ「好きな研究をやって暮らしていければ良い」と考えます。
>そこで研究費稼ぎで「夢の新技術」を宣伝します。

爽風上々 さんは以前からこの手の主張をなさっていますが、以前は私はあまり理解できませんでした。何故なら、その研究が
>「夢のような」成果が得られるのではなく、「夢のように」消えていく
事を一番よく知っているのは研究者自身だからです。
京都大学熊取六人衆のように、「出世」を望まず、原発を研究しながら、その大きな危険性を発信してきた素晴らしい人たちは研究者の良心だと考えております。
しかし多くの研究者は
>研究費稼ぎで「夢の新技術」を宣伝
で、出来もしない事を研究するのであれば、良心が欠如している事になります。何を目的にしているのでしょうか?ほぼ不可能な事に僅かな可能性を見出しているのでしょうか?
・・と、言いつつ最近はこの爽風上々さんのお考えが妥当だと考えております。
熊取六人衆のように大きな良心と自己犠牲の精神が無い多くの研究者達は、兎も角自分の研究をする以外の道は見出せず、研究費が貰えればそれでいいのでしょう。研究者に限らず多くの大学、研究機関、企業で働く人々は、自分の進んできたキャリアを捨て難いが為に、そして生活のために自分の所属する組織の悪を見て見ぬふりをするのは世の常ですね。
 自分も今は好き勝手にここで自分が正しいと思った事を書いていますが、その手の組織に所属していたら、京都大学熊取六人衆のように良心に従って行動する勇気があるのでしょうか?実際にその場に臨んでみなければ断言できません。

2024/11/10 (Sun) 12:34

爽風上々

研究者の性癖

まあ私も多くの研究者たちを知っているというわけでもないのですが、あくまでも知人友人の範囲内の話です。
研究者たちも生活はできなければ困りますので、収入はなければならないのですが、特に実験系の研究者の場合は金を儲けたとしても使い方も知らずその時間もありません。
何より一番の楽しみが研究をしてこれまでになかった真実を見つけることでしょう。

ただし、そのようなのどかな研究者たちも現在ではすっかり居場所がなくなってしまいました。
大学などの研究費削減の状況はひどいもので科研費という国から大学への資金もどんどん減らされる一方です。
企業からの研究費助成も減るばかり、しかもそれはすぐに金になりそうなものに偏っており自由な研究などはできるはずもありません。

研究者の中にも風向きを見る才能に長けている者もいます。
脱炭素化や新エネルギーなど、ジャブジャブとカネが流れ込むことろもあり、そういった分野を目指すものもいます。(研究者の風上にも置けない、ともいいますが)
幸い?そういった連中は私の知り合いにはいないため、その心情というものは想像もできません。
あるいは私の印象とは全然違うような「研究者」もいるようにも思います。

「研究馬鹿」と言えるかもしれませんが、当人たちはおそらく「研究が好き」なんでしょう。
世間一般の観念からは外れるかもしれませんが。

なお、私自身はそう言った意味では「研究者」とは言えません。
実験するにもできるだけ手抜きをしようと頑張っていたくらいですから。

2024/11/10 (Sun) 13:41

nora2022

「放射能の消滅処理」見ました。百歩譲って理論的に誤りでなかったとしても、技術的には絵に描いた餅ですよね。核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的です。月に行けることは半世紀前に実証されてますし…。
原発推進者にとっては「放射能の消滅処理」が正しいか間違いかはどうでもよく、ただ正当化できる説明がほしいだけなのだと思います。月に持っていくと言うと実現不可能と誰もが思いますが、小難しい理論を並べられると多くの人は信じ込まざるを得ません。
ブログ村の環境ランキングも見ました。環境商売のオンパレードですね。太陽光発電がうんざりするほど出てくる。多くは投資ビジネスのようです。大カテゴリーは教育ですよね。これのどこが教育なんでしょう。やっぱりペットランキングのほうがマシです。損得抜きで純粋に愛猫愛犬のことを記事にしている人が多いです。

2024/11/10 (Sun) 22:13
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 研究者の性癖

 研究者の性癖に関する印象、ありがとうございます。とても参考になりました。
>何より一番の楽しみが研究をしてこれまでになかった真実を見つけることでしょう。
それが本来の研究者の姿でしょうね。妙な言い回しですが、郷愁も感じました。

>のどかな研究者たちも現在ではすっかり居場所がなくなってしまいました。
>大学などの研究費削減の状況はひどいもので科研費という国から大学への資金もどんどん減らされる一方です。
>すぐに金になりそうなものに偏っており自由な研究などはできるはずもありません。

そうやってここ30年ほどの間に日本の研究は潰されてきて、最先端を走っていた分野も海外の国にどんどん抜かれて行ったのでしょうね。原因はアベノミクスなどの自民党の政策でしょうか?

>研究者の中にも風向きを見る才能に長けている者もいます。

御用学者もその典型例なのでしょう。原子力安全・保安院院長と共産党の吉井英勝議員(熊取六人衆と同じ京都大学工学部原子核工学科出身)のやり取りなどを見ていると、立場上の態度を差し引いても御用学者は能力が低いと思われます。御用学者にならなければ研究では成果を上げられないのだろうと思えました(ごく一部の例ですが・・)

 そう言えば私の学生時代の友人で研究者になった人達は、朝から晩まで研究室に籠りっきりで、研究室にもよく泊まり込んでいました。それが好きでそうやっていたのか、「締め切り」に追われてやっていたのかは定かではありませんが、本当に好きで没頭しないと出来ないと思いました。実は私も研究者を目指していたのですが、彼らのように研究室に籠ることは出来ないと思いました。一方それは自分に合った夢中になれる研究に出会わなかったからかも知れません。「研究馬鹿」は学生時代の私の一つの理想形でした。

2024/11/11 (Mon) 06:32
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

> ブログ村の環境ランキングも見ました。環境商売のオンパレードですね。太陽光発電がうんざりするほど出てくる。多くは投資ビジネスのようです。

そうでしょう?酷いものです。本当に環境破壊を食い止める技術であればお金になる事は悪く無いと思います。寧ろお金になって生活を支えて環境問題も解決できるのであれば理想的ですが、太陽光発電をはじめ、環境ビジネスの大部分は逆効果で環境破壊を促進するものばかりです。彼らは投資が主で環境のことは「手段」としか考えてなくて、実態は環境破壊でもいいのでしょう。

核廃棄物を宇宙に持っていくことはやってはいけないことです。打ち上げに失敗して大気の中に核廃棄物を撒き散らしたら大変です。事故が起こらなくても、ロケットで宇宙に持っていく為には地球の重力圏からの脱出速度が必要で、運ぶ核廃棄物(とロケットの重量)に比べて膨大なエネルギーを必要とします。その核燃料が生み出したエネルギーの何倍ものエネルギーの投入が必要で逆効果です。事故が起こらなくても地球の大気を非常に汚染するでしょう。私はそれを「エベレスト山の上にゴミ箱があって、そこにヘリコプターでゴミ箱一つ分のゴミを捨てにいくようなものだ」と例えております。

2024/11/11 (Mon) 06:55

nora2022

「核廃棄物を宇宙に持っていくことはやってはいけない」は当然です。そんなことは一般人でもわかります。しかし学者が放射能消滅理論などと言い出すと、一般人には正しいのかどうかは判断できない。私が言いたかったことは、原発推進者が一般人には判断不能な説を持ち出して、原発が将来はクリーンなエネルギーになると思い込ませようとしているということです。

2024/11/11 (Mon) 08:16
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

>「核廃棄物を宇宙に持っていくことはやってはいけない」は当然です。そんなことは一般人でもわかります。
との事ですが、そうでもありません。「核廃棄物は宇宙に捨てれば良い」という人は結構います。その危険性だけでなくEPRなど考えない人が大部分です。そういう意見を聞く度に私は先のコメントのお返事に書いたように空中爆発の危険性や廃棄のために費やす膨大なエネルギーの事を話してきました。放射能の消滅処理がほぼ不可能と分かった時点で、原発関係者も「宇宙廃棄」は一つの選択肢として検討しましたが、それよりは地下処分の方がまだいいだろうという結論になったのでしょう。しかし原発関係者も事故の危険性だけで、費やす膨大なエネルギーの事には触れていないと思います。
nora2022さんも
>廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方が現実的です。月に行けることは半世紀前に実証されてますし…。
とコメントされていたので、先のお返事になった訳ですが、私の方でも説明の一部に間違いがあったと思います。それは
>その核燃料が生み出したエネルギーの何倍ものエネルギーの投入が必要で逆効果です。
の部分です。宇宙に運ぶのに膨大なエネルギーの投入は必要ですが、核燃料のエネルギー内で運ぶことは可能でしょう。但し、核燃料ロケットなるものを開発する必要があり、それはそれで非常に危険です。推進力をどうするかという問題も起こるでしょう。まあ、これまでの原発から出された膨大な放射性廃棄物を全て宇宙に持っていくことは不可能であり、そんなことをしようとしたらエネルギー資源は大きく浪費され地上の環境汚染が非常に酷くなり地上の生態系も壊滅的に破壊されるでしょう。

 関連して、地球の資源がなくなったら月など宇宙から持ってくればいい・・という人も(研究者の中にも)非常に沢山いますが、これまた馬鹿げた話で私は「お腹がすいた人が、富士山の頂上に置いてある1個のおにぎりを食べに富士山に登るようなものだ」と例えております。

2024/11/12 (Tue) 09:39

nora2022

私が原発反対者であるのは貴方も前々からご存知のはず。「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」と言ったのは、決してそれを肯定したものじゃなく、「月へ持っていく」よりもまだ非現実的と言う意味です。そのぐらいちゃんと読めばわかるでしょう。小難しい理論で一般人を煙に巻く方がもっと悪質だと言ったのです。別に目くじら立てるような事ではないじゃないですか?

この事で、貴方は私に「軽薄」「物理的素養がない」「知ったかぶり」などと暴言を吐き、挙句の果てには「見え見えの恥ずかしい言い訳」をしていると言いました。しかもこのページにではなく、わざわざ私のサイトの全然関係のない記事に書き込みしました。
貴方の行為は異常です。
いくら立派な記事を書いても、こんな事をしてたら誰も支持してくれなくなりますよ。

2024/11/23 (Sat) 15:04
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

自分で勝手に解釈して被害妄想しないで下さい・・と言っても無理ですね。
先ずは
地下処分よりも「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」(マシ?)と考える理由を書いて下さい。

2024/11/24 (Sun) 02:09

nora2022

訂正します。放射能消滅理論は正しいです。

地下処分よりも「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」などと言ってません。「現実的」もなにも、地下処分は現にやられてるじゃないですか。
今回のコメントの目的はこれではありません。

「放射能の消滅処理」について訂正します。気になっていろいろ調べました。
放射能消滅理論は正しいです。昔かじったことを思い出しました。核融合の理論とさほど遠くない。
21世紀以降研究が進み、ラボレベルで多数実現しています。無数の特許出願がされています。
原子炉内で中性子照射する方法、例えば、特開平9-101396(動力炉・核燃料開発事業団、株式会社シーアールシー総合研究所)。
加速器で陽子、γ線、中性子などを照射する方法。https://www.jaea.go.jp/news/symposium/RRW2014/shiryo/4-3.pdf。例えば、株式会社東芝他特許6106892号(出願日2015年3月20日)など。
それ以外に、三菱重工業株式会社の、放射性物質をパラジウムの薄膜に付着させ重水素を通過させる方法などがあります。特許第4347262号(出願日2005年5月16日)。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ040JJ_X00C14A4000000/
しかし実用可能性について言えば、いつぞやのCO2処理装置よりも更に、遥かに困難。原子力発電所が自分でやろうとは思わないでしょう。やるんだったら地下に埋めてるものから先に消滅処理してもらいたい。

私は、長い間遠ざかってましたが、物理学の素養がないわけではありません。むしろ好きな分野でした。
人は誰でも間違います。貴方も私も間違います。これまで指摘しませんでしたが、貴方の記述の誤りは時々ありました。でも普通は言わないものです。「物理的素養のない」「知ったかぶり」などと言うと、自分自身に帰ってきます。

2024/11/25 (Mon) 13:24

nora2022

補足

特許はこちらのサイトで簡単に検索できます。
キーワード検索:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0100
特許など番号検索:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0000
民間企業は通常学会発表より先に、特許出願します。
論文に発表せず特許出願だけすることも少なくない。
三菱重工業株式会社も特許されてかなり後になって発表しました。

2024/11/25 (Mon) 14:59
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 訂正します。放射能消滅理論は正しいです。

実は放射能の消滅処理に関しては、先にご案内した記事【放射能の消滅処理】https://zassou322006.blog.fc2.com/blog-entry-1074.html を書いた後、畑違いでしたがある所で発表する機会がありましたのでもっと詳しく調べて最近の研究もいくつか確認しておりました。
>加速器で陽子、γ線、中性子などを照射する方法。
等ですが、どの方法もおっしゃるように困難で、「実験で成功した」と言っても、消滅処理の対象となる放射性核種についてのみのことであり、肝心な系全体での放射能の総量に関しては触れられているものを見つけた事がありません。処理によって消滅処理の為に対象となる放射性核種以外の核種も放射化してしまいます。それにより対象となる放射性核種よりも半減期の長い放射性核種も発生します。対象となる放射性核種だけ消滅しても系全体で放射能が増えれば逆効果です。それを防ぐためには対象となる放射性核種の完全分離が必要です。
化学的処理で同種の原子核のみを取り出すことは割と簡単ですが、同じ原子番号の同位体は化学的方法での分離は不可能ですから遠心分離法など物理的方法で多大なエネルギーを投入する必要があります。そのEPRも大きな問題です。完全に分離しても壁面等を放射化します。これまでにいろいろな方法が提案されていますがほとんど「絵に描いた餅」かと思われます。
そんなこんなで私は以前より「熱力学的法則のような原理」で消滅処理は不可能では無いかと考えているのですが、それは間違っているかも知れません。今のところ誰も証明していません。
「放射能の消滅処理」の記事は色々読んでお腹いっぱいで、挙句に「絵に描いた餅」ですので読むのも面倒で、読む気が致しません。今は12月中に提出すべき全く違う事に取り組んでおりますので、nora2022さんがご紹介のサイトを読む時間はありません。系全体で放射能が減る方法がもしあるとすればすごい事だと思います。そちらのブログでご紹介ください。この件でもっと書く事があるのであれば、【放射能の消滅処理】https://zassou322006.blog.fc2.com/blog-entry-1074.htmlの方にお書きください。

>これまで指摘しませんでしたが、貴方の記述の誤りは時々ありました。
間違いがあればご指摘は歓迎です。

>でも普通は言わないものです。「物理的素養のない」「知ったかぶり」などと言うと、自分自身に帰ってきます。

ご心配なく。私は「思うのは自由ですが絶対に言うようなことではありませんがあなたの真似をして」等と断って書いたはずです。だからその手のコメントは他には書きません。
「あなたの性格は〇〇だから」などという枕詞は貴方はなんとも思っていないようですが、私から見れば「知ったかぶり」などよりも質の悪いコメントです。「普通は言わないもの」です。貴方はミスリード(mislead&misread)されているように思われますが認識の違いなのでしょう。

その証拠と言ってはなんですが・

>「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」などと言ってません。

とのことですが、貴方は一字一句間違いなく言ってますよ。貴方の先のコメントをコピペしたのですから。折角大人の対応のコメントされたのですからまた取り繕っては台無しです。一応「単なる勘違い」という事にしておきますから更に墓穴は掘らないでください。貴方がムキになって言い訳のコメントをするような方とは思いたくありません。この件はもうやめにしましょう。お互い時間の無駄です。

2024/11/26 (Tue) 00:35

nora2022

「貴方は一字一句間違いなく述べていますよ。貴方の先のコメントをコピペしたのですから。」
→いいえ違います。貴方が先のコメントで「地下処分よりも「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」(マシ?)と考える理由を書いて下さい」と質問したので、私は「地下処分より現実的だと言ってません」と答えたのです。もう一度ご自分が書かれたことを確認して下さい。
私は原発反対者です。原発そのものに反対してるのに、原発を前提とする「核廃棄物を月に持っていく」を支持するわけないじゃないですか。現実的=マシでもない。昔「月に持っていく」と言う荒唐無稽な話を聞いたことがあるので、それを持ち出しただけ。
貴方は私が原発反対者なのを知っていながら、私がさも「月に運ぶ」を肯定しているかのように、しつこく言う。まっとうな科学の議論ができないので、こんな揚げ足取り様なことばかりするのでしょうか。

「熱力学的法則のような原理」で消滅処理は不可能では無いかと思った次第ですが、それは間違っているかも知れません。今のところ誰も証明していません」
→科学の世界には似て非なるものがたくさんあります。それは貴方の思い込みであり、正しいと思うなら自分で証明するしかありません。
全ての放射性元素は、安定化の方向に進みます。自然界ではウラン235は崩壊して安定元素の鉛に変わります。原発ではウラン235が核分裂し様々な放射性元素に変わり、ある種の「消滅処理」は別の放射性元素を生み出し、しかし最終的にはあらゆる放射性元素はすべて安定元素に行き着きます。放射性元素は、放射能とエネルギーを放出して安定元素になります。放出するエネルギー量は、放射性元素とそれが行き着いた安定元素の質量差によります(ΔE=Δmc2)。放射性元素の崩壊が熱力学法則に従うというのは、そういうことです。
「消滅処理」により、ある放射性元素が別の放射性元素に変わったとしても、最終的には安定元素になる、エンドレスに放射性元素が増え続けるものではありません。エントロピー増大法則とは関係ありません。
科学的な検証は雑多な環境では行いにくく、対象とする物質を単離し一つ一つ調べなければなりません。例えば、三菱重工の特許文献4347262号の実施例では、セシウムがプラセオジムに、ストロンチウムがモリブデンに、炭素がマグネシウムを経て硫黄になることを確認しています。核廃棄物を「消滅処理」する場合は、全部をまとめてしなければなりませんが、まずは一つ一つの物質から検証するのが、一般的な研究の方法論です。
私は科学者ですので、研究そのものの意義を認めます。「消滅処理」が、三菱重工などの消滅処理装置を使って、これまで地下に埋めた放射性物質の放射性元素をどれだけ消せるのか試してみる価値はあります。膨大な死の灰を消すなんてとても無理ということが明らかになると思います。

放射性元素の崩壊速度について
ウラン235は、7億年の半減期でゆっくりと、生物に影響を与えないごく微量の放射能を発生しながら崩壊します。しかし原発によりウラン235が、半減期が数日~数10年という極めて短い期間に崩壊する放射性元素に変えられ、一気に莫大な量の放射能を放出する様になってしまった。一部の人は勘違いしていますが、そこが問題なのです。

余談ですが「消滅処理」は、「放射能の消滅」ではなく、放射性元素を安定元素に変換することです。放射能そのものを消滅させるのは全く別の方法が必要です。電磁波は、例えば光のエネルギー(E=hν=hc/λH)は、植物の光合成により化学的エネルギーに変換される。そういうのが本当の意味での放射能(電磁波)の消滅です。

数10年間やってなかった事に頭を使うのは、脳の錆びついた部分を活性化させるのに役に立ちました。貴方に絡まれたのは災難でしたが、災い転じて福となりました。でもこれ以上はする気はありません。今の私のテーマじゃないので。

科学は真実を明らかにすることです。相手を攻撃したり、やり込めようとするのは間違っています。
貴方の言う「墓穴を掘る」はその通りです。いくら穴を掘っても、放射能と貴方の毒舌は消せません。
自覚されてると思いますが、貴方は他人に絡みつき毒を巻き散らす悪い癖があります。その毒は「消滅処理」しようとすると、ますます増大します。どうやら熱力学の法則が関わっているみたいです。一度「雑草さんの毒」ついて、エントロピー増大の法則の観点から研究してみて下さい。

これまでの数々の無礼は許してあげます。貴方は地球環境のためには役立つ人ですので…。
誰かをやり込めたいのなら、今後は原発推進派の政治家、学者、電力会社の人達にして下さい。
毒をもって毒(放射能)を制す。😆

2024/11/28 (Thu) 19:18
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

本当に凄い方ですね。まさかこんなコメントを下さるとは思いもしませんでした。目を疑いましたよ。
ご自分が書いた事が都合が悪くなってしらばっくれたのではなくて本当にご自分に都合の悪い記憶は消去して「言った覚えはない」と言ってるのでしょうか?数ヶ月前ならいざ知らず、ほんの数日前ですよ?

→いいえ違います。貴方が先のコメントで「地下処分よりも「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」(マシ?)と考える理由を書いて下さい」と質問したので、

その「先のコメント」が、nora2022さんのコメントのコピペなのです。

>もう一度ご自分が書かれたことを確認して下さい。

それはあなたが自分自身に言い聞かせるべき言葉でしょう?笑うしかありません。たった1つ前のご自分のコメントも確認しないのですか?あなたのサイトのように都合が悪くてコメントを削除してませんのではっきり残っていますよ。

私が貴方のコメントをコピペしたのは、2024/11/24 (Sun) です。あなたがその前日の2024/11/23 (Sat)  に

>「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」と言ったのは、決してそれを肯定したものじゃなく、「月へ持っていく」よりもまだ非現実的と言う意味です。そのぐらいちゃんと読めばわかるでしょう。

と書いたのからコピペしたのです。ここまで書かないとダメですか?_Orz.......ちゃんと読むべきは貴方でしょう?
呆れました。これ以上ムキになって更に墓穴を掘るのはお止めください。貴方とはCommunicationBreakdownです。
馬鹿馬鹿しい。お仕舞いの獅子舞に致しましょう。時間の無駄です。

2024/11/28 (Thu) 21:49

nora2022

貴方は視力が悪いのか、日本語が読めないのか、それとも別の所が悪いのか…。いずれにしても重大な問題があります。

私は「核廃棄物を月にもっていく」が「放射能消滅処理説」より現実的と言いましたが、「地下処分」より現実的とは言ってません。
私のコメント11/10 (Sun)、 11/11 (Mon)、 11/23 (Sat)はすべて「放射能消滅処理説」に言及したものであり、「地下処分」のことは全く触れてない。
「地下処分よりも「核廃棄物をロケットに載せて月に持っていく方がまだ現実的」は貴方がでっち上げた作文です。

わざととぼけてる?科学的な議論で太刀打ちできないものだから。

2024/11/28 (Thu) 23:42
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: タイトルなし

なるほど、そういう事でしたか。わかりました。
私は
>この件(放射能の消滅処理)でもっと書く事があるのであれば、【放射能の消滅処理】の方にお書きください。

と書いて、ここの記事は地下処分について書いていたので、nora2022さんはてっきり地下処分と宇宙処分を比較していると思っておりました。しかしnora2022さんのコメントを読み返すと「放射能消滅処理」と比べていると言われればそう読めます。nora2022さんはかなりズレてしまったのかと思っておりましたが、それは当方でした。失礼しました。謝罪します。

2024/11/29 (Fri) 00:13
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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