カブトムシの幼虫!?
「一つのプランターにでかい芋虫が沢山いた。カブトムシの幼虫かしらん?確かめて!」 と、言われました。
翌日見てみたら、土の表面付近にカブト虫の幼虫くらい大きな芋虫が10匹ほど見られました。クワガタやコガネムシの幼虫も同じような見掛けの芋虫ですが、流石にこれほど大きくはありません。私の知る限り、この大きさはカブトムシの幼虫の大きさです。
このプランターにはウリとかオクラを混食して植えていたのですが、幼虫が根をかじったのか、ウリは枯れてしまいオクラが1本残った状態です。
何故か家族が見た時も、私が見た時も、この幼虫はかなり土から表面に体の大半を出していました。土の上に自ら出てくるカブトムシやコガネムシの幼虫は見た記憶はありませんでした。
このプランターは、底には網がついていますが、その下には穴が無くて、側面に排水の小さな穴が一つ開いているだけです。最近雨が降り続いて、土が水分を含み過ぎて、表面に出て来たのかと思いました。
土の上に出てくれば、当然外敵などの危険が増します。何らかの原因でかなり居心地が悪かったのでしょう。ネットで調べてみると、温度が高過ぎるとか、土の中の酸素不足、幼虫の密度が高過ぎて、土の中が糞まみれであること・・・などが考えられるとありました。「土が乾燥している場合」というのもありましたが、土の外に出てきたら、もっと乾燥してしまうでしょうから、その原因はないでしょう。
私は雨で土が濡れ過ぎて、酸素不足などにもなったのが原因かと思いますが、10月になったら、ある程度土の中に潜るようになったので、温度が高かった可能性も高いでしょう。
10月に入って土の中に潜っていたのに、掘り起こして写真を撮ってすみません。
家にはクヌギの木などカブトムシが集まる木はありませんし、庭にカブトムシがやって来たのを見た記憶もありません。
このプランターの土には、有機無農薬農家から頂いてきた堆肥を混ぜておりました。有機無農薬農家の堆肥にカブトムシの卵が産み付けられていたのでしょう。子供の頃、カブトムシの幼虫を頂きにいった時も、農家の堆肥を掘って頂いてきました。
でも、今回頂いて来たのは初夏の頃です。まだ卵を産むには早い時期のようにも思えます。その時に卵を産んだとしても、まだ幼虫が孵化したばかりで、こんなに大きくなるとも思えません。
私の子供の頃の記憶では、羽化する前の初夏の頃にこのくらいの大きさだった記憶です。来年蛹になって羽化する幼虫ならば、大き過ぎるのでは無いでしょうか?冬眠するにはまだ早過ぎるこの時期にこの大きさは大き過ぎるのではないでしょうか。どうなのでしょう?なぜこの時期にこんなに大きいかお分かりの方がいれば教えて下さい。
それはさておき・・・
私が小学生の頃、友達の家に行って堆肥を掘ってカブトムシの幼虫を頂いた時には、非常に嬉しかった記憶です。しかし、友達がスコップで掘って、幼虫や蛹に傷をつけてしまったので、それ以上堆肥を掘り起こすのをやめて頂きました。
子供の頃の自分だったらさぞ嬉しかった事でしょう。でも、現在はカブトムシの幼虫の世話をして育てる事に情熱も興味も殆どありません。しかし、このまま放置して、大雨で溺れたり雪に埋まって凍ったりするのは忍びないので、来年蛹になって羽化出来るようにはしたいと思います。
こちらの幼虫も、10月に入って土の中に潜っていたのに、掘り起こして写真を撮ってすみません。
この秋中にまた有機農家から堆肥を頂いてきて、一部土を入れ替えて、もう少し土の量も増やして、軒下など(場合によっては温室)で越冬させようかと思います。
小学生くらいの子供がいれば、何匹かずつ差し上げたいのですが、近所には子供もあまりいません。数匹はこのままプランターで育て、何匹かは、家の前を通りかかる小学生や職場の方のお子さん、知人の家の子供や孫で欲しい人がいれば差し上げようと思います。飼いたい人が見つかればいいと思います。
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