現在、山手線にはトンネルはありません。
でも、かつて二つのトンネルがあったのをご存知ですか。
一つは五反田~目黒間にあった「永峯トンネル」で、品川の低地から山手の台地に上る地点に設けられました。
もう一つは駒込~田端間にあった「道潅山トンネル」で、台地からふたたび下町の低地に下る地点に設けられました。
その中で道潅山トンネルは昭和3年に廃止となったようですが、現在でも線路脇にわずかにその痕跡を見ることが出来ます。
↓ 僅かに見えるレンガ部分が道潅山トンネルの坑門の一部です。
写真上部のコンクリート部分の上を道路が通っています。
その下をトンネルが通っていたわけです。
↓ その部分を拡大するとトンネルの様子が分かります。
現在の山手線はその手前を走っています。
↓ 上から見るとこんな感じです。
↓ 現在の山手線はかつてのトンネルのあった路線のさらに外側を通っています。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2012/08/30(木) 20:14:15|
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