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事業譲渡の話

ある日、突然、ある人から電話がある。


お名前は、存じ上げておりましたが、


直接、話すのは初めての方である。


要件は「事業の譲渡をしたい」とのこと。


リーマンショックと去年の震災で売上が大幅減少し、後継者も「やる気」を失くしたので、事業を譲渡して引退したい・・・とのこと。


その後、昨日を含め、3回の話し合いを持った。


何回、行っても、後継者の40代の息子が座っていたはずの席には誰も居ない。引退しようと思っていた80歳の老経営者が顧客からの電話を取っている。


過去5期分の決算書のコピーをもらい分析してみた。


リーマン・ショック前の数字(経営指標)は標準的なものだ。しかし、リーマン後は無残である。


経営者の給与は半減どころの騒ぎではない。


これだけ給与を落としても、大幅な赤字が続き、負債が増えている。そして、3期連続赤字で、もはや借金は不可能となった。


決算書を見ただけで、経営者の苦悶が見て取れる。


 


思うに、リーマン後の麻生内閣の景気回復3段ロケットが、予定通りに飛んでいれば、ここまで悲惨なことにはならなかっただろう。第一段目が半年、飛んだだけで明らかな景気回復が体感できたのだから。


 


ホテルバー記者、麻生漢字読めない記者に国民が騙されて、麻生さんが首相の座から引きずり下ろされ、ロケット発射が中止になった。これにより多くの悲劇が発生している。


 


この事業譲渡を受けるかどうか迷っている。


私も金が無いので、借金しなければならない。


借金を返済しながら、事業を建て直し、永続的に利益が得られるか?


 


「あと、20年は働けるよ」と言われてもねえ。


安倍内閣の成立が見えないと、投資の判断が出来かねる。


by yuyuu-yano | 2012-09-27 12:20 | 社長太平記
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