気分は友遊

「世界で一つだけの花」症候群というのがある。

現在、多くの若手社員が、この病気に罹っている。

どうも、発病はかなり以前で、小学校時代かららしい。

そのため、治療は困難を極めている。

営業というのは「ヨーイ・ドン」でスタートすれば、一週間後、二週間後と途中経過はどうあれ、月末には結果が出てしまう。

これはベテランであろうと、若手であろうと、男であろうと、女であろうと関係なく、「一番からビリ」が決まってしまうのだ。これは厳然とした事実である。

皆、一緒に仲良く手を繋いでゴールしましょう。

そのために足に速い人は、友愛の心情を持って遅い人に合わせて走リましょう。

あるいは、最初から実力の拮抗した者をグループに分けて、大きな差が出ないようにしましょう。

・・・・てな配慮をするわけがない。

しかし、小学校でこうした配慮をされた者は、配慮しない社会や会社の方が間違っていると思っている。

また、そのように教えられているため「何で配慮しないんだ」「これは差別である」「酷い会社である」と批判する。

すると、同じように配慮された仲間が「そうだ、そうだ」と騒ぎ出す。

この状態が続くとトップを走る者がやる気を無くし、他社に移籍する。

こうして営業力は衰退する。

同じ条件でスタートし良い成績を上げた者もいる。

一方で、その半分にも行かない者がいる。

普通に考えると、その半分しか成績が上がらない者は、

「何故、差が出たのか？」を考えるだろう。

そして、良い成績を上げた者の方法を研究して、良いところは採り、悪いところはマネない。

こうすれば、次回に追い越すことはできなくても、現状よりは成績が上がるはずである。

以前は、このようにして企業の営業力は伸びて行った。

ところが「世界で一つだけの花」症候群を患うと、他人の真似は意地でもしない。自己流を貫こうとする。

その結果、成績は長期に低迷する。

chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)---

そうさ　僕らは　世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい

chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)chr(hex 45)-

「一生懸命にやっているのに、なぜ、文句をいうのか？」

「一生懸命なのは認めるが成果がでないじゃないか？」

「私の存在を否定するのか？」

「そんな事は言っていない。結果を出してもらいたいだけだ。もう何年も待っている。いつ出すのか」

「出せるように一生懸命やっている」

「一生懸命なのは認めるが成果がでないじゃないか？」

この議論は無限に続いていく。