すずき は ついに ぱふゅーむ を きいた
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications =music=
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
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- アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/04/16
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Twitterで「鈴木さんは聴かなきゃ立場的にまずいでしょう」と訳の判らぬことを言われ、同調圧力に屈するかたちで購入。再帰的に形成される自我とはこのことか(出鱈目である)。ドイツロマン派について研究している大学院生がワーグナーを知らないのであれば「聴かなきゃ立場的にまずい」という物言いは成立するが、みなはオレに何を求めているのだ。素頓狂なコメントなのか。
そんなわけで聴きながらコメント。「曲はワンパターンだけどかわいい」、「シンセサイザーの音色はYMOというよりも、クラフトワークみたい」*1、「そんなに歌が下手ではないし、激しく加工されてもいない」*2、「通常盤の真ん中のひとは川上未映子が副業でやっているとしか思えない」。こんなところ。
それにしてもアルバムが発売されてから1週間しか経っていないのに初回限定盤が入手困難となり、アマゾンのカスタマーレビューの数が111にもなり(この文章を書いている時点)、そのうちの97が5点満点なのはどうかしている。このユニットの名がオレの周囲でささやかれるようになったのは去年の秋くらいからだが、そのころはまだ「地下アイドルに毛が生えた程度」という認識で、まさかオリコン1位になるとは思ってもみなかった。
あ、いまアルバムが終わった。初回限定盤を買い逃したのを悔やんだり、さっそくコンサートのチケットを手に入れるのに奔走するほどの関心は持てそうにないが、次に聴いたときは少し感想が変わるかもしれない、といったところ。
以上がPerfumeについては必要最低限のことしか知らない、オールドスクール・テクノポップ愛好家の素直な感想である。後半でちょっと聴き飽きてきて、同じく今日買い求めたばかりの『萩原朔太郎詩集』(ISBN:4101197016)を捲りはじめたのは、付け加えておこう。どちらに対しても礼を失した、ひどい組み合わせだ。