河原温ごっこ
数日間ほど更新しないでいると、「死んだのではないか」と思われがちなので、無意味に更新する.T
ひとは自分の死ぬ日を選べない
- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/03
- メディア: 文庫
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- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/04
- メディア: 文庫
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- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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高校生のころは「やたらと長生き、もしくは夭折したひと」を調べていたが、いまとなっては「自分と同い年で死んだひと」に関心が移るようになった。そういうものなのだろう。ちなみにいまのオレと同じ年齢で世を去ったのはラファエロ、ビゼー、ロートレック、斎藤緑雨、国木田独歩、宮沢賢治などとなる。何やら不可解な人選だが、自殺でもしないかぎり、人間は自分の死ぬ日を決められない。
「書けない」ことを書く
起床時刻と就寝時刻が日によってばらばらという生活を続けているので、「日記」として、ここに書くことはない。でも特別な事情がなければ連日更新を基本しているので、とりあえず更新するだけはする。
ゆえに「もっと内容のあることを書け!」と言われても困る。零度のエクリチュールこそ、オレが目指しているものなのだから(このセンテンスは出鱈目なので、信用しないように)。
- 作者: ロラン・バルト,渡辺淳,沢村昂一
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1971/07
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- 作者: ロラン・バルト,石川美子
- 出版社/メーカー: みすず書房
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七瀬が正しく映像化される
家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)
- 作者: 清原なつの,筒井康隆
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: コミック
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家族八景 下巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-2)
- 作者: 清原なつの,筒井康隆
- 出版社/メーカー: 角川書店
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筒井康隆は映像化しやすい小説家だと思われがちだが、原作に忠実にして映像化して成功したものは、あまりない。とりわけ「七瀬三部作」の主人公は浮世離れした美女であり、どんな俳優やキャラクターデザイナーが手掛けても、嘘臭くなってしまう。
ゆえに清原なつのが「七瀬三部作」の第一作である『家族八景』を手掛けると知ったときには不安になった。彼女は決して上手な絵を描けるタイプではないからだ。しかしセックスや恋愛に対する鋭い洞察や心理描写のたくみさにおいては彼女以上の適任者はなかなかなく、また国内外を問わずSFに関する造詣が深い。これはまさに適任であり、そして期待を裏切らない内容であった。『家族八景』以降の作品も漫画化されるのだろうか。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/03/03
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- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1978/12/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/09/29
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今後はカッパブックスなみに、誤字脱字のないブログを目指します!
誤字がどうの誤変換がこうのといった話をコメント欄で続けているうちに、機会があれば触れたいと思っていた韓国の出版事情について書きたくなった。
関川夏央『退屈な迷宮』によれば、韓国人の編集者は日本人の編集者からすれば、仕事らしい仕事をほとんどやらないそうだ*1。要するにあれを直せ、ここは不必要だ、そこは論理的な整合性がない、としつこく指摘する編集者が少なかったらしい。ゆえに当時の「韓国文学」には、冗長なものが多かったとのこと。
これをもってして韓国が日本よりも「後進的」だとするのは間違っている。日本ではすっかり廃れた儒教的な道徳が、隣国ではまだ生き残っていると解釈するほうが自然だろう。「儒教的であるのが、すなわち後進的なのだ」と反論されても困る。儒教が根付いている国では作家は「先生」で、「『先生』の文章に手を加えるのは畏れ多い」という意識が根強いのではないだろうか(関川はそこまで踏み込んだ分析はしていないが)。
ううむ、韓国と日本を比較文化論的に論じようとすると、右からも左からも文句を付けられそう内容になってしまう。しかしここまで書いたものを死蔵するのはもったいないので。公開する。
- 作者: 関川夏央
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/03
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*1:もっともこれは1990年前後の見聞をまとめているので、いまでは事情が違っているかもしれない。
本日のamzon.com
http://www.amazon.com/dp/2070295826/
『狂気の歴史』amazom.comのフランス語の原書で購入。もちろんえ英訳ではない。
『言葉と物』と『監獄の誕生』をフーコーの彼の主著として捉える向きは、「いまさら『狂気の歴史』を買うとは」と失笑かもしれない。しかし実際にはこの本はなぜかきちんと眼を通した通すしたこたがく、おまけにユーロ高で、さらにはフランシスの書籍と納得できる値段で買うには、実店舗とamazon:comくらいしか選択肢がないからだ。えらく廻ってとくどいことをやた感があるが、日本のネット書店で日本語訳を買うよりは合理的な消費行動なのだと勘違いしたい。
- 作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,渡辺一民,佐々木明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/06/07
- メディア: 単行本
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- 作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,田村俶
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/09/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,田村俶
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/02/01
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馬鹿息子、さらに馬鹿になる
- 作者: 小林秀雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08/03
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