セクシャルバイオレットNo.1 オンソリ山(888m)
昨年初めて登って感動したのがこの山。
オンソリ山(恐山・大恐山)
石川県白山市にあり、地図にも山名が記載されていない無名峰だが、日本一ともいわれるカタクリの大群生地がある山として人気急上昇中。
今年は雪が多かったのと標高があるのでもう少し先かなと思っていたら、今週ブロ友さんたちが続々とレポをアップ。
今週末は天気も良いのでソッコーで決定する。
放射冷却現象のためか寒い朝で、日当たりの良い場所でも2℃。
勝山IC付近は氷点下だった。
谷トンネル(R157)を越えて石川県へ。
道路脇にはまだこんなに残雪が。
こういう事態を見越してスタッドレスを装着。単に無精で未交換なだけですが(笑)
瀬波(せなみ)地区の白山里(はくさんり)に到着(8:04)
登山口までまだ2㎞近くあるが、今日はここに駐車。
というのも3日前のレポではまだ除雪作業中で、通行止だった。
除雪は終了してそうだが、ウォーミングアップを兼ねて歩くことにする(8:09)
車は9割方、石川もしくは金沢ナンバーで、福井ナンバーは3台ほどと少なかった。
クマ注意の看板。
これだけハイカーが居れば、クマさんも怖くて出てこないだろう(笑)
雪溶け水が流れる瀬波川沿いを進んでいく。
8:31 オンソリ山エイ谷登山口(標高約330m)
20分ほどで登山口前に到着。
心配した残雪はすっかり除雪されており、キャンプ場まで進入可能。
ただしこの先の路肩に停めるしかないので、駐車可能かどうかは不明。
団体さんに先に行ってもらいハイク開始(8:36)
エイ谷の渓流沿いに進んでいく。
アズマイチゲ(東一華)
キクザキイチゲ(菊咲一華)
まだ日が差し込んでいないので、どちらもお眠り中だった。
カタクリ群生地への急坂を登っていく。
群生地が見えてきた(8:43)
傾光性なので予想通りまだお休み中。
花弁が閉じていてもこの美しさ。
心配していた防護柵は設置されていなかった。
帰りに期待しよう。
急坂が続くので足が悲鳴を上げてくる。
たまらずベンチで小休止(9:01)
この付近で時間をつぶそうかとも思ったが、身体にムチ打って先に進む。
トクワカソウ(徳若草)
イワウメ科イワウチワ属の多年草。
9:41 馬の背(標高約595m)
馬の背を過ぎると再び急登になる。
登山堂脇に残雪が出始める。
白山展望所(標高約810m)直下で二度目の小休止(10:24)
ここまで1時間48分と、前回(1時間32分)より大きく遅延。
白山に元気を貰い、もう少し頑張ろう(10:28)
急登を登り終えると、コース上に雪渓が出てくる。
踏み跡がしっかり付いているので、ツボ足でも問題なし。
10:59 山頂分岐(標高約883m)
うわ~ 山頂は混んでいそう…
11:00 オンソリ山(恐山)山頂(標高888.2m)
タイムは2時間24分と、昨年(1時間50分)より30分以上遅延する不甲斐なさ。
狭い山頂に20人近くいるので、三角点(三等・瀬波)タッチだけして避難。
なぜか1円玉がお供えされていた。
笈山(おいずるやま)には行かず、分岐近くのブナ林でお昼にしよう。
今日の一杯は、マルちゃん 紺のきつねそば。
そろそろカタクリたちも起きた頃なので下山開始(11:34)
白山を遥拝しながら下っていく。
マンサク(万作)
マンサク科マンサク属の落葉小高木。
群生地まで戻ってくる(12:25)
カタクリたちは目覚めていたが終盤で、全般的にくたびれた感じが多い。
シロバナにも黒いシミが多数。
人間と同じですね(笑)
妖艶な紫色はまさにセクシャルバイオレット。
セクシャルバイオレットといえば、やはりこの曲。
セクシャルバイオレットNo.1(桑名正博)
1979(昭和54)年7月リリースで、作詞は松本隆、作曲は筒美京平のゴールデンコンビ。カネボウ化粧品の同名キャンペーンのCMソングで、爆発的なヒットを記録し、万年2位だったカネボウの売上1位に大きく貢献したとされる。
翌年にはアン・ルイスと結婚(84年に離婚)し、何度も警察沙汰の事件を引き起こす破天荒ぶりだったが、2012年に59歳の若さで他界されてしまった。
♪フッ・フッ・フッ 色っぽいぜ
♪情熱の朱 哀愁の青 今混ぜながら 夢の世界へ
♪あー そこから先は
♪You make me feel good
♪Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1
ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科キジムシロ属の多年草。
12:46 オンソリ山エイ谷登山口(標高約330m)
下りは1時間12分。
車を停めた白山里まで花を愛でながら戻ろう。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
瀬波川にかかる吊り橋を渡るハイカー。
ハチブセ山、笈山を経てオンソリ山に周回できるので、来年は挑戦してみようかな?
白山里駐車場に到着(13:12)
停めさせていただいた御礼に、入浴施設(400円)を利用。
白山山麓の温泉特有の肌がつるつるする良いお湯でした。
カタクリは終盤でややくたびれた株が多かったが、それでも見事な咲き誇りぶりで、まさにセクシャルバイオレットNo.1でした。
☆アクセス☆
やっぱり、山っていいね!
オンソリ山(888m)
標高差560m
登り 2時間24分、下り 1時間12分、ウォーク 48分、TOTAL 5時間3分
今年1回目・通算2回目
出会った人 100人ぐらい 出会った動物 なし
2021年:16座目
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