ししちにじゅうはち 4x7=28

よんたったー https://twitter.com/keita44_f4

今年買ったもののよかったわるかった2024

もう年も明けどんと祭も終わり1月も末だが、2024年の購入を振り返る。

なんたって、Amazonセールが始まるからね!

買って・いただいて、よかった

Xiaomi Smart Band 9

fitbit Charge 5のバッテリーが1日持たなくなり限界がきた。 アプリや計測精度は不満がなかったが、ファームウェアのバグが多くアップデートが遅い不満があった。 そのため別メーカー製品への移行を決意した。

ウォッチ系よりはバンド系がいいため、HuaweiとXiaomiの製品で悩んでいた。 ちょうど新製品が出たXiaomiのこのバンドに決めた。 計測精度もよく、アプリ・ファームも使いやすくて満足している。

  • Good
    • 計測精度がよい
    • アプリが普通に使える
    • 盤面の着せ替えがほぼ無限にあり飽きることがない
    • バンドも各社多種多様にある
    • ファームウェアバグに今のところ当たっていない
  • Bad
    • 公式アプリではGoogle Fitと連携できない

Fit連携は公式アプリを使うのを止め、3rdパーティー製アプリを使うことで解決した。 別記事でも書いた。

yonta.hatenablog.jp

タイガーの電気ポット

お茶メーカーのLUPICIA沼にはまっている。 今年も福箱を2箱買ってしまった。 今までは山善の小さい電気ケトルを使っていて、お茶をいれる機会のたびに少量のお湯を沸かしていた。 そこでお茶をいれるのに電気ポットがあると便利なのでは?と導入した。

  • Good
    • いつでもお茶が飲める生活
    • 出した湯量を10ml単位で表示してくれる
      • お茶やラーメンスープに便利
  • Bad
    • コーヒードリップには、弱モードでも湯量が少し強い

加熱式の加湿器

今まではシャープの加湿空気清浄機を使っていた。 空気清浄は申し分がなかった。 一方で加湿は気化式のため、フィルターにカルキやカビがよくつき、メンテナンスコストが高いと感じていた。 そこでメンテナンスコストの低いと言われている加熱式加湿器を導入した。

リビングで一日中使う予定のため、大容量でそこそこ加湿量のあるものを選んだ。 象印の製品と悩んだが、中の水タンクを外して給水できるアイリスオーヤマの製品にした。 色はAmazon限定のブラックにした。

  • Good
    • 加湿パワーが強い
    • 高温で殺菌されるため清潔
    • 水タンクが外せて給水しやすい
  • Bad
    • 加湿し始めまで30分ほどかかる
    • 加熱式でもカルキはつく
      • クエン酸水を1回沸かせば落ちるため、フィルター式よりもメンテナンスが楽
    • 電気代(見なかったことにした)

クルミッ子

たすくさんから推しのお菓子をいただいた。

派手で感動するような味ではなく、丁寧でほっこりする美味しさが気にいった。 我が家ではあっという間になくなった。 友人の推しのお菓子ってすごい。

  • Good
    • おいしい

2個目のランドリーバッグ

洗濯物のシーケンス図

洗濯機から出した洗濯物をすぐに畳む気力が湧かず、図のように洗濯前・選択済みがコンフリクトするエラーの解消に導入した。

  • Good
    • 畳めるため、使わないときは隙間にスッとしまえる
    • 容量がでかい

プロ用大根おろし金

デイリーポータルZで何度も紹介されており、気になっていた大根卸し。

揚げ豆腐や厚揚げを食べるのがより楽しみになった。

  • Good
    • 本当に軽い力でおろせる
    • おいしい

KAI ステンレスピーラー

前に使っていたピーラーの芽が折れたので新しく買った。

よすぎて全家庭に導入したほうがよい。

  • Good
    • 恐ろしく軽い力で皮が剥ける
    • フルステンレスなので清潔で丈夫

マイクスタンドとAmazon Basicsマイク

メインにYetiを使っているが、机固定のサブマイクが欲しくなったため導入した。 モニタアームが良かったので、マイクアームも一緒に導入してみた。

  • Good
    • ハードウェアミュートボタンがある
    • 音質がよい
      • 友人に聞いてもらうと、Yetiと違いがわからない程度にはよい
  • Bad
    • ゲイン調整がない
    • 指向性がない
    • 下向きにすると、マイクが歪みミュートボタンが固くなる
    • マイクアームを動かすとネジが緩みがち、もっと良いマイクアームも使ってみたい

Bad点もあるが、値段に対して十二分に使えるものとなっている。

ロードバイク用ダイヤル錠

今までは長距離走行が多く、鍵式の太目のチェーンロックを使っていた。 引っ越しをして近所のスーパーにさっと行く機会が増えたので、軽量で取り外ししやすいダイヤル式ワイヤーロックを導入した。

  • Good
    • 鍵のつけ外しが簡単
    • 小さくて軽い
    • 気軽に出かけられるようになり、自転車による運動の機会が増えた

缶の炭酸

今までウィルキンソンの250ml缶や、アイシースパーク430mlや、500mlなどを買っていた。

Amazonセールで安かったので試しにと350ml缶を買ってみたら、ちょうどよいサイズで気に入っている。

みんなも自分にあった量を探そう。

ネコチャンのアレルギーフード

我が家のネコチャンはアレルギーがある。 ロイカナの低分子プロテインを使っていたが、以下のような問題があった。

  • ロイカナのBad
    • 価格が高い
    • 総合栄養食ではない
    • アレルギー症状が少し残っていた

そこで妻が少量ずつトライしており、ついに合うものが見つかった。 鶏肉・小麦が入っておらず、豚・大豆・米がメインなのが珍しい。 よかった!

  • Good
    • ロイカナより安価
    • 総合栄養食
    • アレルギーに合う
    • 小分けになっており、鮮度を保ちやすい

ネコチャンのニャンとも超快デオプレミアム

ネコチャンがトイレがリビングにあり、臭い対策に試してみた。

  • Good
    • 他よりも臭わない
      • 通常ニャンとも、デオトイレ、トップバリュと試したが、これがベスト
      • 厚手のシートと組み合わせると特に効果的
    • シート取り換えが、おしっこ1回ごと→2回と楽になった
  • Bad
    • 高い

ネコチャンのうんちが匂わない袋

臭わない袋は、ホームセンターで安いものから高いものまである。 色々試してみたが、これが一番明確にトイレ用ごみ箱が臭わなかった。

燃えるゴミの日の憂鬱が軽減されてよい。価格は性能に出る。

ヨドバシドットコム

これは購入したものではなく、ここで購入するのが良かったという販売サイトの紹介。

ここまで散々Amazonリンクを貼っていたが、2024年はヨドバシドットコムも良く使っていた。

やはり競争があるほうが何かとユーザー側に利点がある。 また、日本企業に課金したいなという気持ちもあった。 そこでヨドバシドットコムをセカンダリとして利用するようになった。 楽天はフォーマットがあまり好きでなく使っていない。

何かを買おうと思ったときは、ヨドバシドットコムでも一度検索してみるとよいと思う。

  • Good
    • 送料無料(有料会員や注文金額の縛りなし)
    • 翌日配送
    • 食品・スポーツ用品・ペット用品など、家電以外の取り揃えも豊富
    • 怪しい中華ショップがない
    • ポイント含めると最安値になることもある
    • 日本企業
  • Bad
    • サイトがやや使いづらい

https://www.yodobashi.com/

過去のよかったわるかった

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よんたの開発環境を紹介します

メリークリスマス!開発環境を紹介します Advent Calendar 2024です。

コマンド紹介ばかりではよくないですね。 私の開発環境も紹介させていただきます。

OS

メイン: Ubuntu on Windows11 WSL2

メインの環境はWindows機を使っています。 特に最近はWSL2のおかげで、ピュアLinuxとほぼ遜色ない開発環境が手に入っています。

特に近年のMicrosoftは開発者向けのサービスに力を入れています。 例えば、GitHubの買収、VSCodeやTypeScriptの開発、その他プロジェクトのOSS化など。 ゲームやオフィス用途だけでなく、開発用途にも十分かつ今後も期待できます。

ただしWSLも完全ではないです。 例えば、ファイルシステムが遅かったり、USBなどハードウェア認識ができなかったり難しかったり、などと制限もまだまだあります。

とはいえ、「開発といえばMac一強」の時代は終わりつつあると思います。

サブ: Ubuntu

UbuntuをインストールしたSSD、横は大判ポストカード

サブOSにピュアUbuntuを使っています。 これはUSB接続SSDにインストールしてあります。 接続して起動すればメイン機がピュアLinuxマシンにたちまち早変わりします。

最近のUbuntuはよくできたOSでトラブルも少ないです。 私もインストール時に1つだけトラブルに遭遇しましたが、ChatGPTに聞いて解決できる程度でした。 *1

またサブOSを生かして、LTS以外のバージョンのUbuntuも試すようにしています。

端末

メインOS: Windows Terminal Preview

Microsoft開発のWindows Terminalを使っています。 いつぞやにPreview版のみに透過機能が入ったことがあり、そのままPreviewを使い続けています。

以下のような良さがあり使い続けています。

  • WSLを認識してリストに自動追加してくれる
  • WSLだけでなく、CMD、Powershell、それらの管理者モードなどを統合して扱える
  • リガチャやNerdフォントの表示に対応
  • 設定はGUIだけでなくjsonの生編集にも対応

フォントはCaskaydiaMonoのNerd版です。 FiraCodeやUbuntuMonoなどにすることも。 新しいフォントが出てくると、とりあえず端末で試してみることが多いです。

サブOS: Warp

Rust製のAI対応端末です。 英語のみですが、AIチャットが付属しています。

興味本位で使っていますが、履歴管理や補完がなかなか優秀でおもしろいです。

シェル: bash

どちらもbashです。

あまりカスタマイズはせず、bash上で動くコマンドツールを充実させています。 例えば入力補完のfzfや、プロンプトのstarshipなんかを入れています。 これはまた別に紹介しようと思います。

またGitもCUIコマンド派です。 一時期はSourceTreeを使うこともありましたが、やはりなんでもできるCUIが一番と落ち着きました。

エディタ: Emacs

使い始めて16年、生粋のEmacs派です。

現在の設定ファイルは、wc -lによると2736行でした。 詳しくはGitHub - yonta/dotfilesに上げてあります。 拘りポイントは、leaf.elを使い多量のパッケージを入れつつ高速で起動できるようにしてあります。

エディタは白背景派です。 そもそも白背景のほうが好きで、テーマカラーも自分で調整して使っています。 エディタと区別するために端末は黒背景にしています。

フォントはVLゴシックに固定しています。 日本語対応の等幅フォントで一番落ち着きます。 懐かしいですね、VineLinux。

キーボード: Pistachio rev1

らてさんの作品である分離キーボードを使っています。

肘部管症候群になりかけたことがあり、腕に優しいキーボードがどうしても必要でした。 結果、分離キーボードを組み立てて愛用しています。

特に以下の点が気に入っています。

  • 分離式である、肩が開いて身体によい
  • JIS配列である
  • ファンクションキーがある90%キーボード
  • QMKã‚„Remapでカスタマイズできる

とはいえ、最近はファンクションキー無しのもう少し小さめの分離キーボードもほしいなと思い始めました。 沼が深い。

作業用BGM

作業中は何か音楽がかかっているのが好きで、スピーカーかイヤホンで流しています。

スピーカー: YAMAHA NX-B55

机の上における小型かつフラット気味の音が気に入っています。

イヤホン: SONY WF-1000XM3

すでに4年ほど使っており、耳へのフィット感が気に入っています。 古い機種のため、ハイレゾのコーデックに非対応です。

MusicBee

Windowsで動く音楽管理ソフトです。

以前はMedia Goを使っていましたが、サービス終了してしまいました。 Android転送ができWindowsで動くソフトを探し、MusicBeeにたどり着きました。

以下のような点が気に入り使い続けています。

  • 使いやすい音楽管理機能
  • Androidへの曲転送に対応
  • MP3エンコーダーのlame対応、コマンドのカスタマイズも可
  • freedb対応、最近の新たなfreedbtest.dyndns.orgも可
  • 日本語対応

Kiite

ボーカロイド曲に特化した、好みを学習してニコニコ上のお勧め曲を連続再生できるウェブサイトです。

昔からボーカロイドの曲が好きでランキングを追っかけていました。 最近はランキングを追っかけるのが大変で、こちらのサイトのおすすめを利用しています。 思いもよらぬ曲との出会いが楽しいです。

最近Kiiteを通して出会ったお勧めは下です。 ニコニコとYoutubeで曲がちょっと違います。 なんとゲームもプレイできるので、ぜひプレイしてみてください。


www.youtube.com

*1:NVIDIAのグラボを使っているとインストーラが起動できないことがあります。GRUBの起動オプションにnomodesetを追加することで回避できます。例えば解決方法は以下のブログなどで紹介されています。 https://ysuzuki19.github.io/post/my-ubuntu-setup

WF-1000XM3のバッテリー交換をした

このワイヤレスイヤホンのバッテリー交換をしました。 その備忘録。

背景

このイヤホンを使っています。 2020年6月からなので、もう4年以上使っているようです。 よしひろさん、本当にありがとうございます。

4年も使っていたので、バッテリーがヘタっていました。 具体的にはノイズキャンセリングONで左は20分ともたず、右は30分ともたず、となってしまいました。 ノイズキャンセリングOFFだと倍くらい持ちますが、それでも移動時にまったく耐えれません。 せっかくいいお値段で音質もよいのに、バッテリーの都合だけで買い替えるのももったいないです。

そこでウェブで検索してみると自力交換している記事を多数みかけました。

これくらいなら自分でもできそうなので、捨てるくらいならとやってみることにしました。

準備

まず準備として下記を購入・用意しておきました。

  • 交換用リチウムイオン電池Z55
    • アリエクで工具つき1,000円くらい、3週間くらいで届いた
    • CP1254A3ã‚„EEMB LIR1255も互換性があるらしいが、素直に同じ型番を選択
  • +の精密ドライバー
    • 00を使った
  • 無水エタノールと綿棒
    • 掃除用に持ってた
    • 粘着テープをきれいに剥がすのに便利
  • 電圧計
    • マイコンいじるのに持ってた
    • アリエクに不良品が多いとの情報もあるので、装着前に電圧測定に使った

分解して交換

まず届いたZ55電池の電圧を測定しました。 2つとも3.7V出ており問題なさそうでした。

ヨシ!

まずは左耳から。

隙間にピックを押し込んで開けていきます。 タッチボタン側が粘着されているので、タッチボタンが無い反対側のほうがピックを差し込みやすいです。

フレキケーブルが繋がっている可能性があるので、少しずつ力をいれていきます。

ここまであけば、無水エタノールをしみこませた綿棒を隙間に押し当て粘着力を下げます。 その後あけます。

内部ではカバーとフレキケーブルが粘着テープでくっついています。

今回はカバーが綺麗に剥がれました。

2つのネジを外します。

固いのでネジをなめないように押し込みながら回していきます。

フレキケーブルでつながっているためこのような形になります。

電池と金具の間に綿棒で無水エタノールをしみこませます。

その後プラスチックのコテで電池を剥がします。

外れました。

粘着テープは電池側にくっついてきました。 無水エタノールで剥がして、金具側に再度つけなおしました。

粘着テープで電池を抑えて、金具の突起で電池のマイナス面を接続する仕組みです。

この古い電池は測ってみると3.8Vくらいでてました。元気に見える。

新しい電池を押し付けます。

このとき、金具(ー)と電池(+)で電圧が出ているか確認するとよいです。 電圧が出ていない場合は電池と金具がうまく接続されていません。 強く押し付けるか、一度外して金具の突起を持ち上げてからやり直します。

あとは分解とは逆順に組み立てするだけです。

ネジ締めで電池のプラス面を接続しているため、ネジは心強めに閉めます。

同様に右耳側も交換していきます。

こちらはカバーとフレキケーブルがくっついたまま開きました。 作業は続けれるので大丈夫です。

ネジを緩めます。

カバーをワニ口に開く形にしてもよいですがフレキに負荷がかかります。 自分は写真のように軽くずらしてもネジ回ししました。

こちらは電池ケースが分離できました。

電池を外すのは、こちらの方がやりやすいです。

電池を外すとやはり電池側に粘着テープがくっついてきます。

無水エタノールを塗って少し剥がしてを繰り返し、丁寧に剥がします。 軽く乾かして、金具のほうに粘着テープを戻します。

素直に新しい両面テープをつけても良いと思います。

あとは左と同様に新しい電池をつけて組み直すだけです。

動作確認にケースに入れてみます。

はい、右が充電されません。 失敗です、終了のお知らせ。

原因はネジ締めが弱すぎたため電池と接続できてないことでした。 一度分解しなおし、ネジを締め直したら動きました。

ヨシ!

感想

カバーを外すところが、力加減が必要で一番大変でした。

無事交換でき、1時間使っても30%しか減らなくてハッピー!

工具たち

アリエクのついてた工具と用意した工具たちです。

開封時に青いピックとヘラを、電池取り外し時にヘラを使いました。 ただ柔らかくヘラ先がヘタってしまい、1回限りのツールですね。

ドライバーと吸盤もついてきましたが使いませんでした。

特にドライバーはネジに負けるくらい貧弱です。 無理に使うとネジをなめる危険があります。 安物のおまけドライバーは使わないほうが良いです。

古いリチウムイオン電池

自治体の指示に従って処分しましょう。

自分はこんど市役所に持っていきます。

Google FitとXiaomi band9の歩数データ連携方法

Xiaomi band9をいただき乗り換えました。 今までの履歴は、

  • fitbit chage4 → fitbit charge5 → Xiaomi band9

となります。

しかしこのband9ですが、公式アプリであるMi fitnessでのGoogle Fitとの歩数連携について問題がありました。 この記事では、3rdパーティ製アプリNotify for Xiaomiを使いband9とGoogle Fitとでデータ連携する方法を書きます。

背景

私はピクミンブルームをプレイしており、歩数をスマートフォンでなくスマートバンドで管理しています。 ピクミンブルームはGoogle Fitに読みだした歩数を使ってゲームを進めます。 今まではfitbitアプリがヘルスコネクト連携に対応しており、fitbitの歩数をGoogle Fitから読み出すことができました。

新たに買ったband9も公式アプリMi fitnessの中にGoogle Fit連携があります。 これを使って睡眠やワークアウトを正しく記録できます。 しかし、歩数は明らかに少ない数値しか記録されず、連携が不完全です。 調べてみると、他にも連携ができないという情報が多数ありました。

既存の情報

band9とXiaomi公式アプリMi fitnessとGoogle Fitとについてネット検索してみると、以下のように多種多様な情報がヒットします。

XiaomiのスマートバンドのアプリはZepp LifeからMi fitnessに変更となったようです。 また、Mi fitnessにGoogle Fitとの連携が入ったのは2024年2月ころ。 そしてこの連携による歩数の同期は怪しいとの話が多いです。

まず自分でも公式アプリで試してみた

Mi fitnessのGoogle Fit連携をオンにし、一日つけてみました。 Google Fitのヘルスケア連携はオフ、Google Fitのアクティビティ記録はオフ、で一日過ごしてみました。 結果は以下です。

Mi fitnessでの歩数

Google Fitでの歩数

やはり歩数データがすべて反映されずに飛び飛びになっています。 ピクミンブルームをするにはこれでは困ります。

非公式アプリのNotify for Xiaomi

Notify for XiaomiはXiaomiのスマートウォッチに対応した3rdパーティ製の管理アプリです。 つまり、Xiaomiの非公式アプリです。

mibandnotify.com

各種ハードによって対応アプリが3種類用意されています。 最近のXiaomi bandユーザーはオレンジ色のNotify for Xiaomiとなると思います。

使用には機能制限解除に$3、GoogleFit連携に$2ほど必要で、だいたい900円くらいかかりました。 48時間までならGoogle Playからの返金が可能で、お試しに使うこともできます。

アプリはほぼ日本語対応ですが、ときどき翻訳されず英語のままのところも残っています。 簡単な英語が読めるくらいだといいと思います。

非公式アプリのNotify for Xiaomiのセットアップ

公式アプリのアンインストール、または、公式アプリの許可をすべて外し、Notifyを起動します。 Notifyアプリ起動の説明通りセットアップを進めるとバンドと接続ができると思います。

接続後、下記画像の位置からGoogle Fit連携とヘルスコネクト連携ができます。

Notifyの連携設定

連携作業は、

  • 連携用のアプリのSimpleHealthをインストール
  • Google Fitでログインと権限付与
  • Health Connectの権限付与

となります。 さらに、自動で同期する周期などを設定すればOKです。

以後、band9のデータの確認やウォッチフェイスの変更はこの非公式アプリから行います。 公式アプリで接続するとバンド内のデータが削除されてしまうという制限があるので、非公式アプリで接続し続けるのがよいようです。 ファームウェアの更新があったときだけ、公式アプリを使うのがよいと思います。

よくわからないところ

ヘルスコネクトの仕様を考えると、Google Fitとの連携はなくて良い気がしています。 しかしヘルスコネクト連携のみでは歩数の同期がうまくいかず、Google Fit連携もオンにしています。 これは2025年6月にGoogle Fit APIが終了するそうなので、そのときまでにはアプリ側が対応してくれると信じています。

非公式アプリNotifyの使用感

何日か使ってみた感想は以下です。 全体的には十分に満足しています。

  • 多少のズレこそあるがだいたい同じ歩数が同期できる
  • バックグラウンド実行でバッテリーを1æ—¥1%程度しか使わない
  • グラフ表示系は公式のほうがシンプルかつスタイリッシュで好み
  • 設定項目が公式より細やかで多く、最初に設定しきるまでが大変
    • 設定のバックアップ機能もあるので、頻繁にバックアップしておくべき
  • カスタムウォッチフェイスも使えるが検索性が悪い、公式との併用もよさそう

Notifyでの歩数計測

Google Fitでの歩数

まとめ

  • Xiaomi band9はいいぞ
  • Notifyもいいぞ
    • 多少の追加費用だが、元のbandも安いし誤差
  • 公式アプリがヘルスコネクト対応するまでは、この非公式アプリで乗り切っていこうと思います。

今年買ったもののよかったわるかった2023

もう年も明けてしまったが、2023年に買ったものの評価を記録しておく。

特に引っ越しで様々なものをいただいたので、しっかり感謝していく。

買って・もらってよかった

Pixel Tablet

妻から2年分の誕生日プレゼントとして発売日に買ってもらった、ありがとう!

妻のiPhoneとiPadの2台持ち運用がよさそうに見え、真似した。 実際、持ち運べる大画面*1は、漫画を読んだりネットサーフィンしたりにとても便利だった。 今年はスマホよりも利用率が高かったと思う。

また、タブレット用のスタイラスペンも導入した。

スマホ用の静電容量式のペンは持っていたが、なぜかPixel Tabletではうまく動作しなかった。 特に書き始めの反応が悪く、点をうまく描画できない。 タブレットがUSI2.0というスタイラスペン規格に対応しているせいのようだった。

このペンを導入したところ快適な字書きができるようになった。 磁石式になっており、タブレットの裏面にくっつけられるのもよい。 受験問題を解く機会などに活躍している。

数学の問題を解くのにタブレット&ペンが便利

ちなみに、購入時はUSI2.0対応ペンは市場に3種類くらいしかなく、どれもサクラチェッカーは点数が低かった。 現状もエレコムなど大手はまだ出してないように見える。 つらい。

ロボット掃除機

引っ越しに伴い床面積が大きくなったため、ついにロボット掃除機を導入した。 皆様の引っ越し祝いのおかげです。 ついに現代の家電三種の神器が揃った。*2

掃除機をかけるのが好きだし、こたつ布団と相性が悪そうで導入をしぶっていた。 しかし導入してみたら手放せなくなった。 こたつも布団の四方を机の上に上げればいける。 こたつの座椅子やクッションなど床置き家具も、隣の部屋に移動する手間だけ。 自分で掃除機をかけるのと比べ物にならないほど楽。

廊下や台所など水拭きができる箇所が多いので水拭きも可能な機種にした。 妻が調べてくれたメーカや機種の情報と、そのときの価格.comのランキングを参考にして選んだ。 メンテナンスも楽で、掃除の気持ちがとても楽になった。

型番がN8+なのと白黒の見た目から、「Hachiware」と名前をつけて可愛がっている。

電気圧力鍋

妻がふわっとほしいものリストにいれていたらもらってしまった。

我が家で同じ機能を持つ家電と稼働率は以下のようだった。

  • 炊飯器
    • 3日に1回
    • 1回に3合炊いて冷凍して運用している
  • 圧力鍋
    • 3ヶ月に1回
    • ときどきチャーシューを作りたくなる
  • 低温調理器
  • すき焼き鍋と卓上IH
    • 1年に2回
    • 冬といえばすき焼きとしゃぶしゃぶ

これら使用頻度の低い調理器具が1つにまとまり、スペースの節約ができて本当によい。 また、レシピブックを使ってちょっと変わった料理にトライできるのも体験が良かった。

新規Wi-Fi環境

引っ越しに伴い部屋が細長くなり、より強いWi-Fi環境に更新した。 Wi-Fi5からWi-Fi6にもなった、早い!

やはりネットワークは人権。山崎実業のケースにいれて運用している。

人感センサーつきLEDライト

引っ越しに伴い、廊下・洗面所・トイレを人感センサー式にした。 廊下は40W、洗面所は60W、トイレはE17の40型をチョイスした。

電気の消し忘れの概念が消えるのがよかった。*3 ポンポンペインでトイレに引きこもっていると消えてしまうのは仕方ないと思っている。

配線あれこれ

引っ越しに伴い、新規配線をなるべくキレイに行った。 ロボット掃除機の邪魔にならなく、ホコリ掃除しやすい配線を心がけた。 おかげで新しい部屋のケーブル周りはとてもスッキリした。

新しい部屋はコンセントが少ないため、まず電源タップを壁沿いに這わせることをした。 壁に沿うケーブルを隠すために壁色と同じ直線ケーブルカバーをつけた。*4

壁沿いに走らせた電源タップのコード

テレビ周辺は、テレビ、スピーカー、Chromecast、NAS、ゲーム機、Wi-Fi親機、と電源・LANともに配線が集中していた。 多くはテレビの裏に隠すようにボックスを使った。 また取り扱いやすさとホコリ掃除のしやすさのために、各種配線を種類ごとに渦巻きケーブルカバーで束ねた。

テレビの後ろ、黒くて分かりづらい

PCの電源周りもケーブルトレイを導入した。*5 モニタアームと合わせて、配線がスッキリした。 ロボット掃除機も足元をすいすい通れる。

新PCデスク環境
すべて浮かせたケーブル

位置を固定する家具

ロボット掃除機のために床になるべくものを置かないことを考えた。 そのために散らばる品々の置き場所をつくるようにした。

いつの間にか行方不明になるスリッパ。 完全には防げないが、ある程度固定された。*6

以前の部屋では家具と壁の間にちょうどよいサイズの隙間があり、ダンボールをそこに置いていた。 新居にはちょうどよい隙間がないため専用置き場を作った。 車輪で動かせるためロボット掃除機とも相性がよい。

2023年の猛暑を乗り切るために、麦わらな帽子を導入した。 その置き場所に導入した。

新型コロナウイルス、インフルエンザ、花粉症とマスクを使う機会が多いので、これも導入した。 玄関のドアに貼っておくと、出かける瞬間に気づけて便利。

カーテンタッセル

新居はカーテンタッセルを引っ掛けるフックがない。 そのため磁石式のものを導入した。

カーテン束ねるだけでなく、隙間なくカーテンを閉じるのにも活躍している。 また、二重に束ねても耐えるほど磁石が強く、カーテンを浮かせてロボット掃除機をかけれて便利。

茶器・食器類

台湾烏龍茶にはまっており、茶器の一種である茶盤を導入した。 お試しとしてまずはお安いものから始めた。

急須やカップを温めたあと、その場でお湯を捨てられるのがとても便利。 特に新居はリビングとキッチンが別部屋なので助かっている。

これにより、次は台湾烏龍のためのティーポットがほしくなった。 ティーポットに上からお湯をダバダバ注ぎたい。

急須とカップを乗せるのにほどよいサイズ

アマゾンセールで安くなっていたので、ボダムのダブルウォールグラスを新調した。 ほどよいサイズでキレイ、かつ冷めにくく重宝している。 100均などの安いダブルウォールグラスと違い、食洗機対応なのもよい。

旅先のビール工場にて、足つきグラスでビールを飲んだ体験が良かった。 そこで自宅にも足つきグラスを導入した。

ほどよいサイズでなんとなくテンションが上ってよい。 日本酒に限らずビールやウィスキーも楽しんでいる。 シリーズで他も合わせて4種類あるのも素敵。

ティファールを使っているが、2個目の取っ手を導入した。 使いたいときに洗っていない、という状況が改善でき快適になった。

浄水器

新居の水がカルキ臭く不味いため、浄水器を導入した。 つけると劇的にカルキ臭さがなくなった。

カルキさえなんとかなればよかったので、除去対象種類が少ないが安いパナソニックの浄水器にした。 シャワーモードがついているのが地味に便利。

ウミガメスープ

今年のベストバイなボドゲはこれだと思う。

なんだかんだ友人と直接会う機会が減ったため、Discordでのんびりやれるのがよい。 出題者を妻にすれば、自分も回答者参加できる。

質問に対してリアクションで回答をつけている

買ってそうでもなかった

Pixel Tablet純正カバー

本体に1万円分のGoogleStoreポイントがついてきたのと、スタンドつきで専用スピーカー対応とのことで買った。

ただのカバーだが、1万円以上と高価でだいぶ重たい。 せっかく薄く軽いタブレットなのに、運ぶのが不便になる。 現在はつけたり外したりして運用しているが、外していることのほうが多い。

過去のよかったわるかった

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*1:やはり老眼が進んできているのだろうか

*2:残りの洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機も手放せない

*3:導入当初は間違って消してしまうという事態が発生した

*4:直線・渦巻きのケーブルカバーについては、ダイソーに似たようなのが売っていた。ダイソーのちからってすげー!

*5:サンワサプライのを買ったら自分の机の厚みに非対応で妻の机につけた。机が2つあって助かった。

*6:スリッパには足がついているんだと思う

引っ越しました知見3 ― 引っ越し見積もり

間が空いてしまいました。 今回は引越し業者の見積もりについて。 というかここに不満がありすぎてこのシリーズ書いていると言っても良い。

はじめにまとめ

  • 相見積もりは疲れる
  • 引っ越しの見積もり価格は不透明
    • 価格が非公開で見積もりが必須
    • 割引が不明瞭、特典割引はただの釣り
  • おおよその価格を出すのに引越し侍が便利

具体的に何をしたか

相見積もり

アート引越センターとサカイ引越センターで相見積もりを取りました。 長距離引っ越しのため、この2社くらいしか対応できるところがありませんでした。 日程の都合により、アート引越センターはオンラインで、サカイ引越センターは営業さんが来ての見積もりとなりました。*1

正直、オンラインにしても営業が来るにしても、見積もりをするのはだいぶ疲れました。 相見積もりで2回見積もりをするのも手間でした。 見積もり後にも「さらに値引きしますよ」とか「他社さんどうですか」とか、電話のやりとりも手間でした。

業者の決定

見積もり時に引っ越し業者のサービス内容の紹介を受けました。 大手2社はほぼ変わらないサービス内容と感じました。 ダンボールプレゼント、荷詰め梱包サービス、通路の養生、と多くのサービスがどちらにもあるなという印象でした。

結局、価格の安さを決め手とし、アート引越センターにしました。

引っ越し業界の不満点

さて、ここからは見積もりをとっての不満点についてです。

価格が不明

引っ越し業者のウェブページを見ると、当社の引っ越しサービスの素晴らしさ、価格の割引キャンペーン、などがデカデカと書かれています。 その次には「無料見積もりはここから」と書かれています。

なんと具体的な価格は一切書かれていません。 おおよその価格すらありません。 上限や下限もなしです。 まじか。

価格を知るには見積もりをしないといけないのです。

確かに引っ越しの内容は家族によって様々です。 使うトラックのサイズや、運ぶのが大変な大物家具の量も様々です。 見積もりをしないと具体的な金額は出せないのは確かです。

しかし、おおよその価格や上限価格が一切ないというのは不信感がありました。 実際の引っ越し費用も20万超えという大きな金額であったため、不安も大きかったです。

謎の割引

さて、実際に見積もりをとってみたのですが、その金額もよくわかりません。 具体的には割引の内容が謎でした。

まずは紹介割引です。 銀行やクレカや不動産のサービスには、「特典20%オフ!」「特典30%オフ!」と引っ越し費用の割引サービスがよくあります。 私は不動産経由で基本料金20%オフの特典を使いました*2。 実際にこの割引は、そのまま見積もりに書いてあります。

しかし、見積書を読み進めると、その後にさらに謎の割引がされます。 しかも、先の紹介割引の倍額が割り引かれていました。 業者的には「営業の頑張り」とのことです。

つまり、どの紹介割引を使っても、最終的には同じような値段となるようでした。 結局、20%とか30%の数字に意味はないようでした。

大丈夫?これ何かの法律に触れてない?

唯一おおよその金額を出してくれるのは引越し侍

とはいえ、世の中にはおおよ引っ越し費用の金額を出してくれるサービスがあります。 それが「引越し侍」です。*3

引っ越し見積もりが一番安い業者を選べる無料比較サイト【引越し侍】

引っ越し元、引っ越し先、荷物内容と細かい入力が必要です。 しかし、おおよその引っ越し費用を、しかも複数社分で出してくれます。 便利!

ただ、後からとった実際の見積もりと比べると、引越し侍はやや安めに見積もるようでした。 我が家の引っ越し見積もり(約20万円超え)に対して、-5万円くらいで表示されていました。 広告も兼ねてるからまぁ仕方ないね。

とはいえ、価格のオーダーがおおよそでもわかるのは、だいぶ安心感がありました。

おわりに

引っ越し見積もりめんどかった!!!

このような不満はアート引越センターの引っ越し後のアンケートにも書きました。 しかし、人生において引っ越しは低頻度なイベントです。 そのため、このような不満に対するフィードバックも弱いと思います。 同じユーザが次に使うのはいつになるかわかりません。

もっと引っ越し業者を使うのが気軽になるといいですね。

*1:サカイ引越センターは見積もりするだけでお米をくれた、いい会社

*2:この基本料金というのは車両費と人件費とのことですが、ここも不明瞭です。

*3:引越し侍は愛知県のエイチームさんが運営しています。エイチームさんは以前にIT勉強会に会場を無償提供していた時期があり、その際にもたいへんお世話になりました。懐かしい思い出です。

引っ越しました知見2 ― 家探し

今回は引っ越しで一番重要な新居探しについて。 どのように決めていったかを書きます。

旧居の情報

まず初めにやったのは旧居と大型家具の情報の書き出しでした。 これが新居選びの基準となりました。

間取り

間取りは2LDKで、入居時は新築で入りました。 アルミ樹脂複合サッシ二重窓や、隣家面に収納をおいて騒音問題対策がされていたりと、新しい建物というのはよいものでした。 今思うと、各部屋が広くていい賃貸に住んでいたなと思います。帰りたい。

  • 間取りは2LDK
  • 専有面積は66.9㎡
  • LDK 13.7帖
  • 書斎 7.7帖
    • LDKの隣で、扉を開け放つとLDKと1つの部屋として使える
  • 寝室 6.4帖

大型家具

それぞれの家具は縦横高さも測ってメモしておきました。

特に食器棚は幅120cmの大きなものを買ってしまったため、関東の賃貸探しで置き場に困ることとなりました。 多くの賃貸では、食器棚の幅は90cmが想定されていそうです。

  • 食器棚
  • 冷蔵庫と日本酒用冷蔵庫
  • 食洗機
  • ドラム式洗濯乾燥機
  • テレビ台
  • PC机2つ

これらの旧居の部屋数と広さは、新居に求める間取り決めの参考にしました。 大型家具の情報は、良いなと思った部屋に現在の家具が置けるのか判断に使いました。

新居の優先順位

旧居情報と、夫婦二人の希望を話し合い、新居に対する優先順位を決めました。

自分の生活において何が大事なものなのか、と向き合う大事な作業です。 結果、妻はネコチャンと広さが、私は料理と買い物が、それぞれ生活に大事となりました。

具体的には下記のような優先順位となりました。 特に7番までは譲り難い条件、8番以降はあれば嬉しいと決めていました。

  1. 月10~14万円くらい
  2. 妻の通勤時間が電車で45分以内
  3. 間取りは2LDK以上、1SLDKはセーフ
    • LDKと書斎の扉を開け放って1つの部屋にできる
    • 書斎にはPC机を2つ並べられる
  4. ネコ可
  5. ドラム式洗濯機がおける
  6. ビルトイン食洗機 or 食洗機が設置できる
  7. 食器棚と冷蔵庫がおける
  8. 徒歩圏内にスーパーがある、できればイオン系
  9. 専有面積60㎡以上、最低50㎡
  10. 3口コンロ
  11. 2階以上
  12. 建築メーカーがシャーメゾンなど防音や設備がしっかりしている
  13. IHでなくガスコンロ

家賃は最初はざっくりでした。 賃貸検索するに従って相場の理解が進み、より家賃条件がクリアになっていった気がします。

優先順位のおかげで、新居検索や仲介業者との相談がスムーズにできたのが良かったです。 特に通勤時間は多くの不動産ポータルサイトで検索できるため役立ちました。

不動産ポータルサイトの検索

優先順位に従って、不動産ポータルサイトで検索をかけていきました。 特にネコ可の物件は少なく、しかも検索しづらく苦労しました。 「ペット相談可」となっていても、「小型犬のみ」という物件が多いです。 各社、犬とネコは別で検索できるようになってくれ~。

検索は、HOME'S、SUUMO、CANARY、シャーメゾンを利用していました。 空き時間が無限に溶けていくのが本当に悪かったです。 見過ぎは体によくない。

検索性はHOME'Sが一番便利でした。 検索条件が「必須」「できれば」のような2段階式になっています。 優先順位の高いものは「必須」、低いものを「できれば」、で検索できるのがとても使いやすかったです。 優先順位には入れなかったけど気になっていた(宅配ボックスなど)を「できれば」に追加したりなんかもしてました。

SUUMOは検索件数が多いため軽く覗いていました。

CANARYは後述するイエッティの競合と聞き、軽く覗いていました。

旧居がシャーメゾンであり、ポイントがあったことと設備がよかったことから、シャーメゾンも検索していました。 しかも、他社サイトに載る前に独占的にシャーメゾン検索にのみ載せることがあるため、覗かざるえませんでした。

仲介業者と相談

関東に引っ越した友人から良かったと聞き、イエッティも利用しました。

イエッティは関東に特化した賃貸仲介業者です。 基本はAIチャットで希望に合う賃貸を紹介してくれます。 さらに担当営業さんとのリモート相談ができ、REINSやATBB*1から希望条件にあった賃貸を探してくれたり、オンライン内見をすることができます。

特に、この担当営業さんとの打ち合わせはとても価値がありました。 路線の電車の速さ、路線の通勤ラッシュ具合、駅周辺の治安の良し悪し、建築メーカーによる防音性などの良し悪し。*2 このような関東が初めての我々には知りづらい情報を得られました。 さらに、考慮漏れしていた治安の条件などを聞いてくれたりと、さすがプロと関心させられました。

物件リスト

物件リストはスプレッドシートで管理していました。 希望に合いそうな物件を見つけるとここに貼り付けて、情報を共有していました。

スプレッドシートでまとめた物件リスト

とはいえ、さすが日本の中心地。*3 全条件を満たす物件はそうそうないものの、ある程度満たすよさそうな物件が大量にありました。

4月末に検索を開始したのもあり、出てくる物件も多ければ埋まっていく物件も多かったです。 GWが明けると物件の出入りは少し落ち着いたような気がします。

この中で良し悪しを評価するのは、だいぶ苦労しました。 条件の一致度合いを色でわかりやすくしたり、貼り付けに便利なスクレイピングスクリプトを書いたりしていました。

https://gist.github.com/yonta/b49588932c6e890ee0f47af78389284b

決断と振り返り

最終的には埼玉県の物件に決めました。 とはいえ、何が一番の決断要因かと聞かれるとうまく答えられない気がします。 もっといい物件もあったかもしれないし、選んだ物件が一番だった気もします。 家選び、難しすぎる。

最初に決めた優先順位の条件をどれだけ満たしているかを振り返ると、以下のようになります。

条件 新居 備考
10~14万円/月 ◯ 上限ギリギリ14万/月
通勤時間45分以内 ✕ 1時間10分
2LDK â—¯ 3LDK
ネコ可 ◯ ネコチャン
ドラム式洗濯機設置 ◯
ビルトイン食洗機 ◯
食器棚・冷蔵庫設置 ◯
徒歩圏内スーパー ✕ ネットスーパー利用で対応
専有面積60㎡以上 ◯ なんと71㎡
3口コンロ ◯
2階以上 ◯
防音や設備がしっかりしている ✕
ガスコンロ ◯ ただしプロパン

だいたい満たせる結果となりました。 とはいえ、完全に通勤時間が犠牲となりました。 妻よ、通勤がんばっておくれ。

まとめ

家探し難しい。

その中で振り返ると、以下の点が良かったと思います。

  • 大型家具を測る
  • 優先順位をしっかりつける
  • プロに相談する
    • なんとほとんどが相談無料
  • 物件をリスト化する

*1:不動産関係者や資格持ちにしか見れない不動産DBサイト。各社ここからクローリングした情報をポータルサイトに載せているはず。

*2:「この駅は飲み屋街で若い人がよく喧嘩している」「あの駅は月曜から夜更かしのインタビュー地によく出てくる駅」「この地域は暴走族が多い」「大東建託の木造は防音性が良くない」と具体的な話が聞けてとてもワクワクした

*3:妻も私も田舎出身で関東に引っ越しを検討するのは初めて