PF入れ替えで8/5(月)を乗りきったけど…SUMCO下がりすぎ?

8/5(月)の下落に驚愕!

先週記事のように、8/2(金)の大幅下落を受けて更なる下落を警戒する体制をとっていましたが、まさか日経平均が1日で-12.4%になるなんてまったく思っておらず、とにかく驚きました。

先週記事に書いた現物ポートフォリオ(PF)の組み直しをすることで、翌日8/6(火)に全戻しすることができました。…8/2(金)までは戻せていませんけど、焦らずにできることをやっていこうと考えています。

ynark.hatenablog.com

 

8/5(月)に売った銘柄など
SCREEN:前日比-2%程度で売り
JR東:前日比-2〜-3%で売り
JAL:前日比-3〜-4%で売り

8/5(月)に買った銘柄など→持ち越し
住友林業:-10%以上だったので買い
三菱重工:-17%で始まったので買い
三井住友F:-15%程度だったので買い

「リバウンドが強そう」という観点で買い銘柄を選択してみましたが、どれも持ち越した結果よく戻したので助かりました。三菱重工は翌日の場中で決算でしたが、ここまで下がったら多少決算ミスがあっても下値は限定的かな?と考えて持ち越せたのは良い結果に繋がりました。そんな中、決算で更に下落した銘柄もありましたけど…SUMCOなんですが。

 

SUMCOが決算翌日にS安まで下がった

4-6月期の世界シリコンウェハ出荷額は前四半期比+7%だったというSEMIのレポートがでていました。ところが海外の主要ウェハメーカー(シルトロニック、グローバルウェーハズ)の4-6月期決算資料を見ると、まったくそこまで伸びていません。となるとシェアが高い信越化学やSUMCOの売上が伸びたのかな?と予想して持ち越しましたけど…2Q売上が前四半期比+12%というのは良かったのですが、3Qガイダンスが非常に弱いということで株価大幅下落となりました。

 

3Qガイダンス弱すぎだけど…?

3Q売上予想が2Q比-4.5%ってのも、ちょっと弱気すぎるかな?というのと予想通りに3Q低くても今後は伸びるであろうと考えて、買い増ししてみました。先週記事で書いたようにSUMCOの決算インパクトが弱くて下落する展開も考えておきたい、ということで下げたら買い検討する銘柄としてピックアップしていたのでキャッシュは準備していましたが…まさか値幅制限下限、すなわちストップ安で始まるとまでは思っていませんでしたけど。買っていこうと判断した決め手の一つは、決算資料にあった顧客在庫の減少が続いているというのがポイント高いかなと思ったからです。

 

顧客在庫月数は減少傾向

決算資料を見て、顧客在庫の減少が継続しているというのをポジティブ要素として考えました。市況関連株とかは「在庫が増えてきたら売り」と思っていますが、その逆ということで。下図は、月足にSUMCO決算発表資料にあったデータをベースにして300mmウェハ顧客在庫月数(推定)を重ねたものです。また下段にはSEMI発表のシリコンウェハ出荷面積の実績および予想を示しました。これを見ると、顧客在庫が減るときに株価上昇する傾向がありそうです。現在は顧客在庫が減少中で、出荷面積(=ウェハ数量)は今後伸びる予想、ということは更なる顧客在庫減少→株価上昇?となるか注目しています。

 

ピーター・リンチの株で勝つ

前述の、売りどきとして「在庫が積み増しされていて、会社がそれをさばけないとき」というのは、「ピーター・リンチの株で勝つ」という本に書かれている内容です。投資をするにあたって非常に参考になる本だと思っており、個人的に印象的だった言葉としては下記があります。

もし、あなたが「株価が25%下がったら押し目買いする」という決心ができずに、「25%押したら売ってしまおう」という致命的に間違った考えを捨てることができないようなら、あなたは株式相場で正当な利益を得ることなど、決してないだろう。
「ピーター・リンチの株で勝つ」より 

他にも投資に必要なことがユーモアたっぷりに書かれており、楽しく読める本だと思います。
下記は広告ですが、貼っておきます。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄などについての記載がある場合がありますが、個人の考えを記載したものであり投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。