Ubuntu Server
業務上、止まっていても特に問題が無いサーバの場合、個人的な趣味でDebianで立てることが多いのですが(止まったことはないですが)今回は検証用ということもあり試しにUbuntuServer 12.04LTSで構築してみました。
最新版ではないLTSを選んでいるのは気分の問題?
Ubuntuにしたことでインストールが楽、アプリのバージョンが新しい等が良い点も多かったのですが、運用をはじめて見てUbuntuにしなければ良かったと思うこともしばしば。
ちょっと・・と思ったのは主に3点。
1.更新がはやすぎ、多すぎ
一応アプリサーバなので安定して動作して欲しいのにapt-get updateで山のように更新が来る。新しいパッケージを導入しようとしたら導入済パッケージが古くて入らなかったり・・・。でもこのupdate入れてちゃんと動くか心配・・・。などなどsid相当なのかもしれないけどServer版はもうちょっと落ち着いて欲しいなあ。
2.root権限
サーバ管理者としてはrootに(やり方を知らないと)なれないのがちょっと不安。とはいえUbuntuでsuするのは実は簡単で、
sudo su -
とするだけなのでまあたいした話ではないのですが。
3.AppArmor
MySQLを利用したスクリプトが動かずに困っていたら、AppArmorが邪魔してくれていました。これはSELinuxみたいなものでサーバのセキュリティを高めてくれているのですが自作ツールがことごとくこれに引っかかってくれました。ルールを書き足してとりあえずOKになったのですが、なんか検証の邪魔になりそうなので完全にOffにしたい。ところがOffにするにはGrubのカーネル起動オプションを変える必要があるので再起動が必要だったり・・・。一度経験してしまえばどうと言うこともないのですが。
やはり新しいパッケージを簡単に使いたい、という用途にむいていますね、Ubuntuは。適材適所と言うことで。
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