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【Movie】2018年観たい映画 #検察側の罪人 #グレイテストショーマン #恋は雨上がりのように #インクレディブルファミリー

movie 2018年観たい映画 . iRoakg まだ、映画の画像がないので 原作の表紙を貼っておきます…… 検察側の罪人 東宝Web これは、  【review】2017å¹´ 私が観て良かった映画  ã§ã‚‚触れたとおり今年1番観たい映画です。 原作が好き、とか映画としてどう、とかそんなんじゃなくて木村拓哉と二宮和也の共演に興味があるから。 いや、ホント、ミーハー根性で観たいだけです。 この二人の映画でジャニーズ映画だったらどうしよう…… グレイテスト・ショーマン グレイテスト・ショーマン 公式HP 『ラ・ラ・ランド』のスタッフ……?と思ったら音楽ね。音楽のスタッフが同じなのね。 嫌いじゃない気がする。 2月16日公開だそうです。 恋は雨上がりのように 恋は雨上がりのように 公式HP こちらは観たい!というよりは映画化するんだー、って感じ。 原作も少ししか読んだことがないのですが。 他にも漫画原作の映画は掃いて捨てるほどあるのですが、何故これだけピックアップしたかと言うと え? 大泉洋……? と思ったから。女子高生がバイト先の店長のオジサンに恋をする……という話だったと思うけど、え? 大泉洋……? もう一度、聞く。大泉洋なの? こちらは5月25日公開だそうです。 インクレディブル・ファミリー インクレディブル・ファミリー DisneyMovie そう言えば、Mrインクレディブルの続編が……って聞いたわね。 ディズニーはもうすぐ「リメンバー・ミー」の公開もありますね。 PIXAR作品は私が好き、というよりは子供が好きだから一緒に観る……という方が多いのですが、PIXAR作品は続編、となると大人の感傷にひたる……みたいな作品になりがちなので「泣けました!」みたいな傾向が強いイメージ。 「泣けました!」「大人でも楽しめます!」みたいな。 泣かさないで楽しめる作品なら良いんだけどな……どうなんだろう。 こちらは8月1日公開。 さて、どんなに頑張っても春先の映画情報しか入っては来ないので、夏の映画でまた興味があるものが出てくると良いのですが…… 全てを観るか...

【review】2017å¹´ 私が読んで良かった本 #竹内久美子 #10DANCE #井上佐藤 #桔梗楓 #都陽子 #昭和天皇物語 #能條純一 #半藤一利

review 2017å¹´ 私が読んで良かった本 . iRoakg 去年と同じく、今年1年で読んで面白かった本をまとめました。 今年は324冊。ほとんど漫画とラノベです。 それ以外も読んではいますが、1冊か2冊だなあ……もう少し来年は漫画以外も増やしたいです。 2017å¹´ 私が読んで良かった本 とりあえず、漫画でもラノベではない本から。 まずは竹内久美子さんの『BC!な話―あなたの知らない精子競争』。 面白かった! 「男は多くの種を撒きたいから……」と浮気の常套句があるけれど、世の中そんなに単純ではない...『BC!な話―あなたの知らない精子競争』竹内 久美子 ☆5 https://t.co/WpyQ0ielO2 #booklog — かおり (@iRoakg) 2017å¹´6月4日 貸していただいて読んだ本でしたが、面白かった! 生物学の本は身近にある事で謎に思っている事を解き明かしてくれたりするので読んでいて楽しいです。 そしてBLコミック。 『10DANCE』3å·»。 うっわーい!表紙がラテンだぁ!な3å·»。今までずっとスタンダードだったし!キャラを掴んだ杉木先生最高!出版...『10DANCE(3) (ヤンマガKCスペシャル)』井上佐藤 ☆5 https://t.co/QpuI4NBe7D #booklog — かおり (@iRoakg) 2017å¹´9月24日 まだ完結していない作品ですが、それより何より続いてくれてた!という事が嬉しい。 BL要素は少なく、ダンスの話が多めで、惹かれ合っているであろう二人の人物像がよく解って楽しいです。 そして今年のTL作品はこれが一番でした。 面白かった!TL小説は基本お姫様系というか歴史ファンタジーみたいのしか読まないけど、私にとって相性良い作...『逃げるオタク、恋するリア充』桔梗楓 ☆5 https://t.co/Uq2UcUhlLJ #booklog — かおり (@iRoakg) 2017å¹´2月12日 何度か読み返した作品。 合わない人が読んだら普通の恋愛小説かもしれませんが……オフィスラブものはリアリティーがあるのが1番!  というタイプなので正直、「社長と恋に落ちちゃった!」みたいなのよりは...

【review】2016å¹´ 私が読んで良かった本 山本あきこ/佐藤友美/東田基/白柳いちか/さちみりほ/栗田房穂/鈴木敏夫/手塚治虫 ※敬称略

review 2016å¹´ 私が読んで良かった本 山本あきこ/佐藤友美/東田基/白柳いちか/さちみりほ/栗田房穂/鈴木敏夫/手塚治虫 ※敬称略 . iRoakg ※ネタバレを含む、個人の主観の強い感想です。 あらかじめご了承ください。 ブクログに読んだ本を記録するようにして1å¹´。 大した読書家ではないですが、自分でも一年を振り返るのもいいかなー、と思ってまとめてみました。 (ちなみに、私のブクログの本棚は上記の私の名前にリンクしてあるプロフィールからご覧いただけます。「こんな本ばかり読んでるのか!」って怒らないでくださいね。私、読書家じゃないので……) 私の中では ☆5:予想よりも面白かった ☆4:予想通り面白かった ☆3:普通に面白かった ☆2:予想よりも面白くなかった ☆1:面白くなかった という判断基準でつけてます。 今回は主に☆5を付けた作品をまとめています。 『毎朝、服に迷わない』山本あきこ 「あ、私が必要としていたのはファッション誌じゃなかったんだ!」と思わせてくれた1冊。基本アイテムをGUや...『毎朝、服に迷わない』山本 あきこ ☆5 https://t.co/reAkeJWxLD #booklog — かおり (@iRoakg) 2016å¹´9月22日 今年、読んでよかった1冊はコレ。 雑誌で「プチプラコーデ」と書いてあるのを読んで「え……8000円がプチプラ?一張羅じゃなくて?」とか思った事ありません? 頑張って買ったとして、子供がいるのにいつ着るの?それ。家で洗えるの?とか思った事ありません? 基本のアイテムを紹介してくれる本はたくさんあるけど、それをファストファッションで紹介してくれているのが嬉しい。 多分、この本は私のように「日頃、ファッションにそんなにお金をかけてないけど、それなりにしたい」というような人間が「これなら明日から出来そう!」という本だと思います。 GUとかも多く紹介されているので、下手したら1000円くらいで手に入るアイテムで、ファッションを見直せます。 私も何点かこの本を読んで服を買いました。 1番驚いたのは、基礎になる服が出来たので「気に入って買ったけど、何と合わせるか迷う」「思っていたのと違った」...

【diary】女性マンガとBLマンガの男性像

……と、タイトルほどちゃんとした話ではないのですが。 えー、『昭和元禄落語心中』を現在読んでまして。Twitterでは触れているので、ご存知の方もいるのかもしれませんが。 アニメの話題がYahoo!のリアルタイム検索に上がってきて、思いの外、話題だと知りまして。 キャストが豪華でしたね。関智一、石田彰、山寺宏一、林原めぐみの名前が並べば一定年齢の方はコアなアニメファンでも「おっ」と思うのではないでしょうか。 しかも、主題歌は椎名林檎☓林原めぐみという組み合わせで、林檎好きの私は更に「おおっ」となった訳です。 で、原作読んで見ようか、と思ったらBooklive(電子書籍サイト。私、ココを利用してます)で1巻がまるっと無料配信されていたので飛びつくように読みました。 booklive 昭和元禄落語心中 1å·» ↑電子書籍サイト booklog 昭和元禄落語心中 1å·» [BookLive!] ↑感想サイト とりあえず、まだ既刊を全て読んだわけではないので色々と言えないのですが、オノナツメの出世作『リストランテ・パラディーゾ』を彷彿とさせるような老紳士萌え……いや、紳士じゃないか。噺家か。 個人的にはお正月ドラマで立川談春のエッセイ『赤めだか』をやる、と聞いて義母から借りて読んだのも影響がなかった訳ではないです。 [感想]booklog 赤めだか ただ、やはりこう、芸の道は華やかでいて怨念めいた業があって、惹き込まれてしまいますね。 蓮の花のような話というか。 そして。結論というか本題というか。 この『昭和元禄落語心中』、雲田はるこさんという方が作者なのですが。 随分と男性を描くのが上手い方だな、と思っていたらBL作家さんなんですね。 BL作品好きですけど、特別好き、という訳でもないんです。最近まで一人ハーレクイン祭りしていたし……(大々的に言ってるわけではないけど、ブクログやってます。短期間でハーレクインコミックスを読みまくってました)。 ただ、最近は出版業界が低迷しているせいかジャンルの垣根を超えまくって色々な雑誌で色々な作家さんが活動されているので。 「この人、知らないけど上手だな……ああ!○○の人か!!」なんてことも良くあり...

【column】たかがハーレクイン、されどハーレクイン

ハーレークインでも、ハーレークイーンでもハーレクイーンでもなくハーレクイン。 正月休みにハーレクインをコミックで何作か読んだので書き残しておこうと思いまして。 っていうか、まずハーレクインのイメージって昔のCM。小説の名場面をドラマ仕立てに演じて何シーンかを繋げたものだったんだけど。 特に何を読んだこともなかったんです。 とりあえず、ハーレクインってカナダの会社だったんですね。 アメリカだと思い込んでた。超先入観。 そして、何か色々言えるほど読んだ訳ではないのですが、英語ってすごいですね。 日本なら 「僕……今度、福岡に行くことになったんだ」 「えっ、いつ東京に戻ってくるの?」 くらいの感覚でアメリカ、イギリス、オーストラリアと英語圏は普通に跨ぐ。 アグリーベティーでもそう思ったけど、日本だと日本語は国内だけ、ってのが大前提だから何だか違和感。 ちなみにベーシックな展開はご想像の通り、プレイボーイの(仕事の)ボスが主人公と恋に落ちる、みたいな感じ。 そして、何故今回書こうと思ったかと言うと。 あまり沢山読んでないにも関わらず、"処女受胎"ネタに2回も当たったから。 っていうか、今、私のスマホ処女受胎を変換できずにジョジョ受胎って変換したよ。 ジョジョじゃねーよ。 そこに至る理由は一応マチマチ(シングルマザーだったり代理母だったり)だけど、人工授精で妊娠する、というパターン。 何?どういう状態? そっちばかりが気になって仕方ない。 宗教的な違いかな?カナダ女性には萌えポイントなのか?処女受胎。 確かに、日本では割と定番かと思われる"とりかえばやネタ"を見かけません。 男装して男の園へ!とか、ない。 中国にも花木蘭とかあるんだから、日本と言わずアジアではあるあるだと思うけど。 処女受胎……特別な意味があるんだろうか。 文化の違いなんでしょうか。 あとは、普通に王子がスーツ着て出てくることだよ。 小国の王子、みたいなの。 日本じゃ殿になるもんな…… そして、殿って言うと織田信成しか出てこない…… ...

【review】おやこレシピ/内田春菊

感想:息子2くんが中学生ってびっくり! そして面倒だと聞くと食べてみたくなる「ごぼうかりんとう」。 ----- 今日のおやつも明日のごはんも子どもと一緒に作っちゃおう。著者は4人きょうだいのお母さん(夫はいない)。家の中でも外でも忙しい……はずなのに、今日も気が付けば台所に立っている。小1時間あればパンが焼けるし、卵や小麦粉がダメでもお菓子は作れる! 家にあるもので気楽にできて、子どもはよろこび、食べればおいしい。そんなレシピをたっぷり紹介した実録コミックエッセイ。 出版社: 新潮社 発売日: 2015/11/20 レシピも興味はあるんだけど、まず内田春菊さんのライフスタイルを垣間見るのが楽しい。 子供がワイワイいて、何かを作ってみんなで食べる。 それが楽しそう。 ごぼうかりんとうも美味しそうなんだけど、すいかの種茶も気になる。 息子1くんが「何でもかんでも茶にすんなー!」って突っ込んでるから、結構色々なものをお茶に出来るんだろうな。 コーヒーをあまり飲まず、お茶をよく飲むので機会があれば挑戦してみたい。 まあ、我が家の場合はまず一定量のすいかの種がなかなか手に入らないのですが(笑)。 特に健康の為に!とか手作りがいい!とかってこだわってはいないのですが、何だかんだで余る食材とか子供が作る過程を楽しめそうなものは手軽なイベントとしていいかなー、と。 で、こういうのを読むとやりたくなっちゃうのよね…… 多分、子供がいなくても、気軽なおもてなし料理みたいな感じで楽しめるかと。 ……ん? 何でおもてなし料理なんて思ったのかな? あ、基本、量が多いんだ(笑)

【review】万能文化猫娘COMPLETE/高田裕三

感想:やっぱりラジオドラマが1番"万猫"って感じがする。でも、漫画で見るパパさんなかなか(研究者にしては身体つきが)良い男。そして、ラジオドラマが好きだった人が懐かしい、という意味で楽しめる1冊。 1990年に「WEEKLY漫画アクション増刊・増刊王」(小社刊)にて連載された『万能文化猫娘』と、アニメ化とほぼ同時期の1997å¹´12月より「月刊・少年エース」(角川書店刊)にて連載開始された『新・万能文化猫娘』が、このたび1冊にまとまって刊行されます!! それぞれ異なる設定の"ヌクヌク"誕生をお楽しみいただける、貴重な1冊です!! ジャンル青年マンガ 出版社双葉社 紙の本の発売2010å¹´10月 とにかくね。ラジオドラマですよ。 今思えば、凄いキャスティングでね。 高田裕三のヒロインといえば、の、林原めぐみがヌクヌク役で。 その他も伊倉一恵、神谷明、島津冴子、平松晶子、久川綾、と鉄板!の声優陣。 林原めぐみのイメージってこの"明るく元気!"の役が当時はほとんどでしたね。 『3☓3EYES』のパイ(そういやこの作品のCDドラマ版の三只眼は野沢雅子がやってたなー。これも凄いキャスティングだ。)もだし、ミンキーモモ、女らんま……と、もうこのままこういう役をやっていくんだろうな!と思ってたんだけど。 綾波レイで、180度変わったね。 こんな役もやるんだ……と思っていたら、こっちが鉄板になるとは。 コミック後半に収録されている"新・万猫"の方が割合とラジオドラマに近いですが。 細かい説明はあまりないので、設定を知らないと置いていかれると思います。 その"新・万猫"に海へ行くエピソードが描かれていますけど。 ラジオドラマ収録のCD……多分、vol.2だったと思うんですけど、海に行く話があったなー、と思い出しました。 デパートで今日子とありさが水着を選んでいて、試着室でお互いがお互いの水着姿を評するシーンがあって。 ありさの水着姿を見た今日子が 「背中のクロスした紐が食い込んでボンレスハム!  ……オ シ ャ レ...

【review】NightS/ヨネダ コウ【BL】

感想:いやぁ、『どうしても触れたくない』も『それでも、やさしい恋をする』も読んでいるんだけど…。それなりに面白いんだけど。多分、キャラクターが好みなんだと思います。少し、簡単には本音を言わない、ズルいところが。 「今一瞬、アンタにむしゃぶりつきたくなった」運び屋の唐島は、どこか秘密めいていて色気のあるヤクザ・穂積の仕事を引き受ける。惚れて、探って、騙して、裏切られ……はぐらかされた本心はいつも見えないまま。黒社会の駆け引きと大人の恋の心理戦は、やがて息を呑む圧巻のラストへ――。他、笑わない営業マンと整備士それぞれの視点で紡がれる「リプライ」、男子高校生の恋の始まりを爽やかに描いた「感情スペクトル」。男と男の感情を精緻に描いた傑作集。 ジャンル BLマンガ 出版社 リブレ出版 掲載誌・レーベル ビーボーイコミックスデラックス ページ数 248ページ 紙の本の発売 2013å¹´02月 あんだけ出産に関する本の感想を書いておいて、いきなりBLかよ! と、思われそうですが。 まあ、いつまでも出産に浸っているわけでもないので…… 作品集、です。 表題作以外に2作品が収録されています。 で。 表題作ですが。 穂積さんが、カッコいい。 全部は解らなくて、飄々としていて、でも欲望には逆らわなくて本音も時々見える。 まあ、ルックスも作り込み過ぎない感じが気持ちよく読めました。 内容のボリューム的には同時収録の『リプライ』の方が多いので読み応えがあります。 自動車メーカーの営業と整備士のお話。 メーカー勤めだからか、状況が何となく解りやすい……? そんな気がするだけか。 とりあえず、何にしても学生よりも社会人の方がグッときます。 そりゃー、社会人なので。ねえ。 ただ、漫画家さんも会社勤めって言っても、そんなに沢山されてる訳ではないのでしょうから、やはり取材して描いているのでしょうし。 それで違和感なく描かれる、というのは筆力の成せる技なのでしょう。 まあ、グダグダ言ってますけども。 キャラクターが好みで楽しく読めたんですよ。 これに関してはそれだけなんですよ。 他の作品だって充分面白いんです。 けど、私...

【review】不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~

感想:1991年からの著者の不妊治療のエッセイ。少し前の事なので現在は変わっていることもあるかもしれないけど、なかなか聞けない不妊治療の世界。 10年間に及ぶ不妊治療の末、最後に選んだのは「ふたりで生きていく」こと。突然の子宮内膜症手術、度重なる人工授精、流産……。どんなに辛い時も、ふたりで上を向いて歩いてきた――。手塚治虫の愛弟子・堀田あきおと妻・かよが今、日本に"夫婦の絆"を問いかける――!! 今年一番泣けるコミックエッセイ!! ジャンル 女性マンガ 出版社 ぶんか社 掲載誌・レーベル 本当にあった笑える話 紙の本の発売 2011å¹´06月 昔、(って言っても2011年に発売の本らしいからその頃の話だけど)立ち読みをしたことがあって。 今回"ぶんかの日"でぶんか社のコミックが割引していたので電子書籍で購入しました。 著者夫婦は、妻・かよのチョコレート嚢胞(?)をきっかけに早めの子作りを始めるが ……出来ない。出来ない。 病院へ行き、治療やタイミングを指示され、「これで出来るんだ!」と思いきや、出来ない。 時に休み、自然妊娠をするも流産し、一度妊娠したのだから……と思っても、出来ない。 やり方を変えても、病院を変えても、出来ない。 やがて、色々なものを経て、夫婦二人で生きていく選択をするのですが……。 ちょっと興味深いのは、この著者が基本的に男性なこと。(二人の話だけど、描いているのはダンナさんなんです。) そして、優しいんですけど、決して誠実なダンナさんでもないこと(笑)。 だからこそ、現実感のある、押しつけがましくない不妊治療のお話になっているのかな、と思います。 女性が描いてしまうと、やや感情的に成り過ぎる部分もあったりするし(辛いことが多いしね)。 不妊治療は本当に多種多様で、この話も"この時代の、あくまで一例"ということを忘れてはいけないけれど、重すぎなくて、読みやすい本です。 いやあ、本当。子供って授かりものなんですね。

【review】透明なゆりかご 2

感想:1巻とはまた違った切り口での"出産"。最終話はちょっと考えさせられる内容。 分娩中の死亡事故。医師と看護師が取るべき対応は? 14歳の妊娠。産む、産まない? その決断は? 出産の付添い人・ドゥーラとは? 子供が嫌いな看護師・栗山さんが産婦人科医院に勤める理由は? 大反響を呼ぶ真実の産婦人科医院物語!! ジャンル女性マンガ 出版社講談社 掲載誌・レーベルKiss 紙の本の発売2015å¹´10月 私、基本的には完結しているものに感想を書こう思ってまして。(連載中の作品はTwitterでたまに触れてますが……) じゃあ、何故この作品は連載中なのに感想を書いたのか。 ……1巻で終わりだと思ってたんです(笑)。 やってもうた。続刊出た。 という訳で感想なのですが。 1巻は比較的望まない妊娠に悩む女性の話がメインでしたが、2巻は欲しいのに出来ない、幸福になるはずだったのに上手くいかない妊娠・出産のお話です。 特に最終話は辛いだけではなく、僅かながら希望のある話でした。 予想外の妊娠をし、既に4人の男の子のお母さんだった女性が不妊に悩み喧嘩別れしてしまった義妹に5人目の子供を養子に出す、というお話。 周りはみんな中絶をすすめる中、その義妹だけが必要だと言ってくれた、というのが印象的でした。 欲しい人の所にはなかなか来ず、思わぬ人の所には来る。 何が最善の選択かは解らないけど、こういうこともある、というお話です。

【review】マンガで読む国防入門

感想:特に思想もなく、私のように何も知りません、みたいな人間には知らなかったことを解りやすく教えてもらえる一冊。 マンガで読む国防入門 石破茂 / 原望 価格: 429円 (税込) 作品内容 憲法第9条とは? 日米安保とは? 集団的自衛権とは? ほんの少しの興味からでも、まずはこのマンガで触れてみてください。 <目次> 第一章 今そこにある危機 第二章 テロを防ぐには 第三章 イラク戦争とは何だったのか ジャンル ビジネス・IT / 社会・政治 出版社 インプレス 掲載誌・レーベル impress QuickBooks 電子版発売日 2014å¹´07月15日 元々はこの記事が話題になっていたので読みました。 click→石破さんの『マンガで読む国防入門』が面白すぎてマジで推薦文/honz ほとんどは、上の記事を読んでいただければ解るのですが(笑)。 とりあえず、こういうジャンルの話って、誰の話を信じていいのか、どこから入ったらいいのか迷うジャンルなので私は、「身分がはっきりしている人」のものを読むようにしています。 それが正解かどうかは解らないけど、とりあえず立場がある以上、おかしなことは言えないだろう、と。 書かれた時が少し前ですので、多少現在と食い違う部分もあるとは思うのですが。 でも、入門編なのでそれでも充分な情報量だと思います。 しかもマンガなので図解してある分、解りやすい。 ちょっと驚きだったのは2007å¹´?の段階でPAC3(ミサイル迎撃機)って実戦配備してなかったの?! あれって3兆円くらいしてなかった?! そして、航空自衛隊機F-15って敵地攻撃できないの? 戦闘機だからかな? 兵器って難しくて、広く地面を攻撃するか、ピンポイントで戦うかで大分機能が違うみたいだけどね。 馴染みのあるもので考えると零戦は戦闘機。主に飛行機と空で戦う飛行機。 B29は爆撃機。東京大空襲のように、ピンポイントで何かを撃つ、ってよりは沢山焼夷弾を積んでバラバラーっと落とすやつ。 最近は兼用みたいなものもあるのかもしれないけど、リンス...

【review】恋と軍艦

感想:ああ、悔しい。やっぱり最後は良いようにそれてしまう。 「裸にしてエロいことでもするわけ!?」「二人の秘密だ……今日のこともね」中1の遠藤香菜(えんどう・かな)のあこがれの男(ひと)は、28歳年上のさわやかイケメン町長。なのに金髪・ピアスに、くわえタバコの不良オヤジと友だちでお泊まりする仲。おそろいの香水つけてたり、魚の小骨をとってあげたりするって仲良すぎ!この恋に未来はあるの!?――オトナの情事(恋)×コドモの事情(恋)……西炯子が描く新境地! ジャンル 少女マンガ 出版社 講談社 掲載誌・レーベル なかよし 完結したので。 ってゆうか、最終巻読むまで「どんなマンガ……?」と、思ってたんですよね。 町長さんと入市さんのBL的な展開も、主人公たちの町の活性化の下りも、恋愛も。 どれも、掘り下げられるだろうけど、「なかよし」の範疇からは溢れそうな内容で。 だからって「ブレンド」の許容範囲でもないだろうけど。 でも、最終的に町長さんへの憧れと同級生の陽くんへの恋心の違いが明確に語られていて。 悔しいわ。 やっぱり最後は納得させられてしまう。 後日談も番外編でそれなりに語られていているので気持ち良い読後感ですが。 やはり「なかよし」の範疇がもどかしい。 全てにおいて、実はもっと描けるでしょう。 「ご想像通りよ」って、ことなのでしょうけど。 ああ、悔しいわ。

【review】親なるもの断崖

感想:現在、途上国であるような問題は、少し前まで自分の問題だったかもしれない事実。 昭和の初め、北の大地には、 貧困と時代に翻弄される、 哀しい少女たちがいた!! 日本漫画家協会賞優秀賞受賞作品 昭和2å¹´4月、北の海を渡り、 4人の少女が北海道室蘭の幕西遊郭に売られてきた。 松恵16æ­³、その妹梅11æ­³、武子13æ­³。道子11æ­³。 松恵は着いたその日に客をとらされ、首を吊った。 奈落の底で、少女たちの血を吐くような人生が始まった!! 出版社: 宙出版 発売日: 2015/7/10 (Amazonより) とりあえず、売春防止法の成立が昭和33年だということに驚き。 ということは我々の母が産まれるくらいまで、祖母の時代はまさしく女性は「商品」であったと。 昭和33年って言ったら東京タワーが出来た年ですよ。 そんなもんか。そんなもんなんだなあ。 まあ、風習というか、近代化というのは、やはり中心部から行くと思うので舞台になった北海道なんかはかなり日本の中でも遅かったとは思うけれど。 ただ、お話全体では虐げられ、絶望しながらも生き抜く女性たちよりも、男性たちの時代や世間に翻弄されながら苦悩する生き方のほうが印象的でした。 第一部の主人公、お梅を女郎にし、陰ながら支えてきた直吉。 男女のように愛していたのかというと、何か違和感がある。 なんか、妹を思う兄のような……かと思えば崇拝者のように跪く。 彼の人生が詳細に語られることは無かったんだけど、愛しているような、憎いような、遊郭を生き抜く互いに無くてはならない存在なのに、幸せにはなれない関係。 そこをどこか冷めた目で踏み台にしていく、お梅と翻弄される直吉。 出てくる人に芯から悪い人はいないのに誰も幸せにはならない話。 もう一人は大河内さん。 お梅を身請けする人です。 言葉少なで、この人も今ひとつ本音は出てこないのですが。 この人の第一部のラストと第二部のラストの対比はとても印象的。 誰も幸せにはならない。 何も解決していない。 これからも沢山の困難が待ち受けているはず。 ただ、ラストシーン。 大河内さんに連れられたお梅の娘・道生の笑顔...

【review】とりあたま大学 世界一ブラックな授業!ç·¨

感想:安定のクォリティー。博学で滅茶苦茶(笑) とりあたま大学 世界一ブラックな授業!ç·¨ 西原理恵子/著 佐藤優/著 新潮社 危険度、Fランク!最凶の教授陣が、マンガとコラムで白熱講義!毒と笑いは、東大以上。大増量の第4弾! とにかく、今回印象に残ったのはまず、MOOC。 初めて知りました。 インターネット動画で講義が受けられるなんて。 ちょっと面白そう!と思って、早速gaccoという MOOCのサイトに登録してみました。 とりあえず、受けてみたのはEvernoteの講座。 いや、もうずっと使っているんだけども。 改めて説明を受けると知らなかった機能もあって面白かったです。 私はいつも、Evernoteの主な使いみちはウェブクリップだったので。 動画も一つ10分弱なのでやりやすいです。 あと、もうひとつは食品の異物混入の事件についての記事で。 高須先生が「一番怖いのは環境ホルモン!」には思わず納得。 なんの知識のない私が過去に「メス化する自然」 1冊を読んだだけでも考えるものがあったので。 自然界にあるウィルスやバイ菌も勿論怖いけど、その恐怖が遠のいた分、私たちは大量の化学物質に晒されている。 それらは「害がない」とされているが、それはあくまで「現在」の話であって長い蓄積の中で何らかの影響に晒されているという話。 まあ、だから即消毒に使われる化学物質が悪い、という話でもないけど。 要は、世の中100%安全なものもないし、100%毒にしかならないものもない、ってことなのでしょうけど。 とにかく、いつもの通り、楽しく読めます。

【review】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記

感想:教育、それしか思いつかない。 透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記 ジャンル 女性マンガ 出版社 講談社 掲載誌・レーベル Kiss 電子版発売日 2015å¹´06月19日 紙の本の発売 2015å¹´05月 看護学科の高校3年生の×華(ばっか)は母親のすすめで産婦人科医院の見習い看護師として働くことになる。中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い、生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。「多くの人に教えたい、読んでほしい」回を追うごとに読者からの反響が大きくなっていった感動作、いよいよコミックスで登場! とりあえず、重い。 扱ってる題材解ってるのに、重いなあ、と。 ここへ出てくる女性たちは、多少の例外はあるものの、ほとんどは幼かったり、家庭環境から充分に性に関する知識を得られなかったり。 全てを解決できる訳ではないし、微力でしかないけれど。 教育、それしかない気がする。 それは、性別に関係なく。 望まない行為を強要することは犯罪だということ。 それをされた場合はちゃんと助けを求めること。 望んでその行為をする場合にも、妊娠をした場合には等しく責任があること。 しかし、女性の場合には不当に窮地に立たされることがあること。 病気になるリスクがあること。 それは将来にまで影響する可能性もあること。 経済的にも追い込まれることがあること。 妊娠には適齢期があり、それより幼すぎても、年を取りすぎても、それぞれリスクがあること。 知っていても避けられない状況は沢山あるけれど。 何の役にも立たないかもしれないけど。 でも、それを「性別に関係なく」する必要はあると思う。 以前、名誉の殺人で有名になった 「生きながら火に焼かれて」を読んだ時にも思ったのだが。 イスラム圏で起こるので原因を混同しやすいが、結局は、「そうされても仕方ない」と思う女性、また、「結婚をするから」という言葉に騙されてしまう、世間に無知に育てられてしまう女性、そして、そういう女性を騙すことが異常だと思わない男性、そして騙された女性を殺して良いと思う小さな社会。 何が正しくて...

【news】2014年度の紙のマンガ市場規模データ

2014年度の紙のマンガ市場規模データ 無敵艦隊だったコミック市場も今は下降の一途なんですね。 しかし、ここで紹介されているデータを見ると下降してるのはコミック「誌」であって、コミック「ス」はほぼ横ばい。 言われてみれば、私も久しくコミック誌は買っていないけど、コミックスは買っている。 コミック誌を読まなくなったのには色々と理由があるけど、一番は私の漫画熱のピークは多分中学生の頃で少女漫画だとセーラームーン、レイアース、少年漫画だと幽遊白書、SLAM DUNK、るろうに剣心、アニメだとジブリもまだコンスタントに公開されていたり、エヴァンゲリオン…… 何が言いたいかと言うと、この後、コミック・アニメは「ほのぼの」とか「萌え」系が台頭してくるんですよ。 ここで一気に付いていけなくなりました。 少女漫画の主人公も、中学生、どっちかと言えば高校生で少し年上の世代を見ていたはずが小学生が増えてきて。 自分は歳を取っているので、今更、小学生の恋愛話はちょっと……という感じで白泉社、新書館、角川書店あたりを放浪し、最終的には作家買いに落ち着く…… といった感じ。 ある意味では今、その波に乗っていなかった、独自の路線を行っていた作家さんが、大きな出版社で連載を持っていてバンバン映画化とかドラマ化とかしていて、そういう時ってくるんだなぁ、と世の中って解らない……と感心します。 そして、素直に嬉しいですね。 特にBL出身……っていうか、今だってBL作家の水城せとな、よしながふみのブレ無さとストーリーの創作力はやはり凄い。 水城せとなの「あれ?数年前にこのBLがすごいに選ばれていたよね?」っていう早さで女性漫画からもヒットを出す振り幅の広さ。 そして「え、連載は青年誌?!」と後付けで知る、ゲイカップルを主人公に青年誌で連載をするよしながふみのブレ無さ。 そして、何故か上手くマッチしてるんだよね。 そして、「みんなこういうの読んじゃうよね……」と思う西炯子。 この人はBL(描いてないわけじゃないけど)作家ではないけど、ストーリーが大人っぽいし、ドラマチックというよりは叙情的な感じがするから大手の雑誌社で連載してくれる日が来るとは思...

【review】魔法使いの嫁

魔法使いの嫁 [楽天ブックス] 書店員が選んだマンガランキング2015、第1位は「魔法使いの嫁」[コミックナタリー] 感想:面白くなりそうな気がする。しかし、異類婚って流行ってるの? 特殊な能力を持った少女が魔法使いの嫁になる物語。 話は「今どき珍しい本物の」魔法使いであるエリアス(動物の頭蓋骨をした人)が人身売買のオークションに出品された「夜の愛し仔」という能力を持ったチセ(日本人)を買い取って弟子にするところから話が始まります。 さて、チセは日本人ですが、舞台はするっとイギリスに変わります。 魔法使いだから飛行機で移動とかは出てきません。 魔法使いの他に、妖精なんかが出てくるケルトチック(多神教、精霊、自然信仰的)な雰囲気。 現在2巻まで刊行されていますが、チセの能力、エリアスはどのような人物なのか?と少しずつ語られながら進んでいる状態です。 設定が入りやすいので、このまま楽しく読めそうです。 ただ、最近、ちょいちょい神様とか獣人(動物?)との恋愛、結婚ものを見かけますけど、人気なのかな? 神様との恋愛物って言ったら、「ああっ女神さま」が代表格になるのかな? 日本文学では(私の大学では)上代で異類婚の授業がありましたが。 人外との婚姻ってのは、自然信仰と深い関係があったと思います。 (勤勉な生徒ではなかったのでスイマセン……) そういえば、「ああっ女神さま」もケルト系の神様でしたね。 この辺に詳しければもっと面白い切り込み方が出来たかなあ。 こういう時にはもっと勉強しておけば良かったと思いますね。 これから期待できる作品です。

【review】神のごときミケランジェロさん

神のごときミケランジェロさん[楽天ブックス] 感想:全部が真実ではないだろうけど、こういうのはやっぱり面白い! ミケランジェロの面白いエピソードを集めたコミック。 もちろんルネサンス全盛期なのでラファエロ、ダ・ビンチも登場します。 ちょっとだけボッティチェリも。 自らは彫刻家だと言い、ピエタ、ダビデ像を作成するエピソードも出てくるのですが、彫刻以外にも最後の審判などの絵画もあるじゃないですか。 それに関しては法王に頼まれて不本意ながら引き受けた仕事、ということになっていまして そんなこんなお話も出ています↓   後半はミケランジェロの人生のシリアスな部分にも触れてはいるのですが、基本はコメディ。 肉体美好きのミケランジェロが裸を作りすぎて(描きすぎて)、呆れられたり怒られたりしているのがほとんどです。 芸術家にありがちな変人で憎めない、可愛いミケランジェロになっています。

【review】エマ

【エマ (漫画) - Wikipedia】 感想 : 読んで良かった! 元々、私はこの漫画の連載中は全く存在をしりませんでした。 この次の乙嫁語りから知ってこの作家さんの漫画を読み始めたのです。 当時、アニメとかで有名になっていた作品でしたが、内容がメイドとお金持ちの家の息子との身分違いの恋……って定番だけど白ける内容の可能性も高い…… だけど、全10巻で新書サイズのコミックだからトータルの投資も安くない…… どうしよう…… と、思っていたら、電子書籍でセールしていたので読みました。 どのくらい面白かったって、古本でコミックを買いなおすくらい面白かった。 電子書籍で買ったのに、更に本を買っちゃったよ。 馬鹿みたいでしょ。馬鹿だよ。悪いか。 この使い古されたストーリーが魅力的に見えたのは、詳細な時代考証と素敵なキャラクターのせいだと思います。 主人公エマは貴族の家庭教師をしていたケリーという老婦人の家でメイドをしていた。 大きなお屋敷のメイドをしていたワケではないのですよ。 で、そこへかつての教え子ジェントリの ウィリアム・ジョーンズがケリーを訪ねてきて……という始まりです。 一番印象的だったのはウィリアムの顔つきが巻を追う事に変わっていくこと。 エマは変わらないんですよ。 ウィリアムはどんどん変わっていく。 初めはパッとしないお坊ちゃんなんです。 正直、最初は「え、このお坊ちゃんと恋に落ちるの?」と、思ってしまうくらい頼りない。 それが、どんどん男らしい顔になっていく。 身分違いの2人が一緒になるには、何よりも彼が動くしかないのだから。 行動が、覚悟が彼を変える。 それを解りやすく描いています。 コミック全10巻ですが、本編は7巻まで。 8~10巻は番外編の、短編集です。 定番のストーリーも、力量がある人が描けば色褪せないエンターテインメントになる。 いい話です。

【review】10DANCE【BL】

読んだBL小説の登場人物が、会社の同僚と同姓同名で一気に萎えました。 いや、カッコイイ人なんだけれども。 小説の方もそれなりに面白かったんだけども。 そうじゃない。 そうじゃないんだよ。 あー胸糞悪い。 と、いう訳で「10DANCE」こちらは漫画です。 競技ダンスの漫画です。 私、よく知らなかったのですが、競技ダンスにはスタンダードとラテンという2ジャンルがあるんですね。 スタンダードはワルツとかの所謂「 Shall We Dance 」の世界。 ラテンは(年がバレるけど)ウリナリ社交ダンス部で杉本南原ペアやビビアン内村ペアが踊っていたのがそうっぽい。 で、それぞれに5種目のダンスがあって スタンダード(モダン) が ワルツ 、 タンゴ 、 スローフォックストロット 、 クイックステップ 、 ヴェニーズワルツ。 ラテンアメリカン  ãŒ チャチャチャ 、 サンバ 、 ルンバ 、 パソ・ドブレ 、 ジャイブ。 んでもって、タイトルの10DANCEはこの全然違う2種類の計10種目のダンスを踊って競う、というなんともとんでもない競技ダンスのお話。 で、で、で、主人公二人がそれぞれラテンとスタンダードの国内チャンピオンで10ダンスに出るのに互いのジャンルのダンスを教え合う……という話なんですが。 ここまでの説明長いね…… 漫画だと上手にまとまっているんだけどね。 とりあえず、ダンス漫画として面白い。 競技ダンスの漫画って『ダンシング』(佐々木潤子)くらいしか読んだことがないから比較対象がないけど。。。 チェリープロジェクト(武内直子)とかはフィギュアスケートだったよね。 そうだったよね。 で、主人公二人は名前も一文字違い、体格もほぼ同じ、、、というシンクロシニティで、惹かれ合うような、反発するような形でお互いのダンスにのめり込んでいく……という、お話。 とりあえず、ずっとダンスの話、大会の話 、ダンス業界の話、とダンス漬けで面白い。 華やかに踊って素敵!という感じでもなく、スポーツ漫画のような雰囲気すらあります。 さて。ところでこの漫画...