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相棒season19第4話「藪の外」みんなの感想まとめ・若い芸者と前科者達の殺人の輪舞曲(ネタバレ注意)。

第4話「藪の外」みんなの感想。

4話の感想も、クラウドワークスで募集してみました。私の感想は、前科者達がまっとうな人生を送れなかったヤツやな…と。過去の事件の真相と、現在の事件の真相がクロスするヤツ。

全く同情できない系の被害者と、絡み合った真相というのが、とても、相棒らしかったと思います。

笑顔が浮かぶ日々を願って

「怨憎会苦」。”怨み憎む相手とも会わなければならない苦しみ“という意味の仏教用語ということですが、美しく着物を着こなす小出茉梨が口にすると何とも様になります。茉梨が娘のように思う叶笑を救ってほしいという頼みから始まった今話。現在の殺人事件が15年前の事件と結びつきます。叶笑という美しい名前を茉梨からもらっているのに座敷で笑えない芸者。扮する高梨臨が美しいので、笑えない悲しさに説得力があります。おだて

られるとついつい協力してしまう青木は、憎々しい物言いなのになぜか憎めないのは演じる浅利陽介の魅力でしょうか。特命係の二人の周りの人間たちのやり取りも毎回楽しみの一つ。やるせない終わりの回もありますが、今回は希望を感じるラストでこちらも笑顔で見終われました。

真実が分かって笑うことが叶った時

強姦未遂にあったことで笑うことができなくなった芸者の叶笑さん。私が強姦未遂にあったのは13才の時でした。2学期の期末試験の帰り道で、まだ日が高い昼間のことでした。若すぎたせいかトラウマにはなっていません。犯人は裁判で有罪でしたが、執行猶予がついたと思います。


泥棒に入ろうとしたところ、乱暴される叶笑さんを見た若き日の吉岡青年。「助けられなかった」と自責の念に苦しんでいたけど、自分が捕まったとしてもちゃんと通報のベルが鳴るようにして、寸前でちゃんと叶笑ざんを助けていたんです。叶笑さんだって「未遂」だったのたからそこまでキズつくことは無かったのにと思います。キズが治ってきっと2人は急接近で、右京さんたちにお願いした「こでまり」の女将さんもお望みの展開になったと思います。

事件解決より一人の女性を過去から救った物語だった

親心、恋心、懺悔心、と言った人の想いが込められた回だったように思います。殺人事件は起きて、そこに叶笑や吉岡などが容疑者として浮かぶものの、結局は別の、吉岡の共犯者が犯人だったという展開で、犯人の殺人の動機は一応明らかになったものの、そこはあまり重要ではなかった印象です。

それよりも、冒頭からそのような印象は漂っていましたが、、叶笑という一人の女性を巡って、過去のトラウマやしがらみから解放させてあげるという方がより重要だったように思います。

最後まで観て感じられた「やっぱり人間は素晴らしい」

右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は家庭料理店「こてまり」の女将の小手鞠(森口瑤子)から後輩芸者の叶笑(高階臨)を怨憎会苦から救ってほしいと頼まれる。

15年前に叶笑が暴行未遂で実刑を受けていた久我山大樹(進藤健太郎)が出所して料亭付近をうろついているので、その目的を調べて叶笑を守ってほしいというのである。右京と亘は早速、調査を進めるが久我山は料亭付近で二日前に殺害されていたのだ。その付近にはカンザシが落ちていたので叶笑に容疑がかかる。しかし捜査が進めるにつれ二転三転していき、残り10分もないところまで犯人が確定しないという展開でドラマにくぎ付けになりました。そしてこのドラマを観終わるとホッとできたストーリーでした。

小手鞠が言った「怨憎会苦」は仏教のことばで、自分が怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない苦しみで、八苦(八種の苦しみ)の一つを意味するもので、勉強になりました。

窃盗犯の若気の至りに思いを馳せます。

今回の犯人とヒロインをかばった元窃盗犯の社長さんは、若い時にきっと仲が良かったのに、若気の至りで窃盗なんかを犯してしまったのだなぁと物語の節々から読み取れます。

そのことだけでも、切ないですが、今回の犯人の心の弱さに、同情というか切なさというか、シュンとしてしまいます。妻子もいてしっかり働いていたのに、心が弱いばかりに殺人また犯してしまうなんて、切なすぎます。

それはそうと、元白バイの出雲さん!伊丹さんと芹沢さんと距離が縮んでる?!缶コーヒーで懲りたのかかな?想像すると楽しい♪

いつも通り面白かったのですが、事件内容が‥。

2つの事件が不思議と繋がる奇妙なお話でした。いつも通り面白かったのですが、事件内容が暴行未遂事件と強盗事件です。小手鞠さんの後輩に叶笑という芸者がいます。叶笑は15年前の暴行未遂事件の被害者です。観ていて、ちょっと怖かったです。

叶笑の事件の犯人が、最近になって叶笑の周りをうろつき始めたようです。それを小手鞠さんが特命係のお二人に探ってほしいとのことでした。事件自体は実際にありえる事件だと思いましたが、付きまとわれている叶笑が可哀でした。

また叶笑に付きまとう犯人のひつこさが、今回はドラマの設定でしたが、現実のことなら恐怖を感じます。そんな中、叶笑の事件の犯人が叶笑のかんざしで殺害されます。これらの事件と吉岡という社長が起こした強盗事件が複雑に絡んできます。とても面白かったのですが、内容が未成年の方すみません。来週も期待しています。

新たな女将さんの過去を覗かせる回であり、さらに気になる女将さんとなった

今までの女将さんは、過去のことがわかっている感じであった。一人目は、右京さんの元奥さんで、二人目は、殺人未遂で、捕まって、さらに命を狙われて、家政婦になって、からといろいろあったのですが、今回の女将さんは、紹介されたので、謎の女将さんというイメージでしたが、その謎を一つだした回でありました。

しかも何かを悟ったような感じは、不気味ですが、まだまだ裏がありそうです。黒い手帳をもっておられるような感じで、この女将さんの活躍か行動に注目していきたと思った内容に感じ、これからの相棒への楽しみが増えました。

こてまりの女将はなかなか喰えない人です

歴代の女将の中でも、こてまりさんは一番喰えない人のようですね。まあ右京さんからすればこの程度は可愛いものなのでしょうが。相棒にしては珍しいちょっぴり優しさを感じるエンディングでした。これで叶笑さんと吉岡がどうなるかはわかりませんが、少なくとも叶笑さんはいろいろ救われたでしょうし、吉岡も過去を清算することができたわけで、こてまりさんの思惑以上の結果といえそうです。

「藪の外」というタイトルは芥川龍之介の「藪の中」をもじったのでしょうが、真相は藪の中ではなく、見事に外に出てきましたというオチですかね。さすが右京さんです。

三代目おかみさんがでてきたけど

ようやく決まった三代目のおかみさんの話だと思っていたんですが、確かに絡みは合ったけど全体として普通の事件に絡んだという内容となっていました。少しよく解らないのが、窃盗犯になるような人が社長をやるまで上り詰めるというのはいささか無理があるように思います。それとなぜリサイクルショップに泥棒に入ったのだろう。

それ程お金や物品があるようには思えない。中古品な訳であまりお金にならないのでは。こういう視点を考えると社長になりえないように思いました。細かいところが気になる私の悪い癖。

心に傷を負った芸者が笑顔を取り戻す、土壇場の展開に思わずほろり。

今回の話は、冷酷で人間味のない被害者、感情を見せない芸者、犯罪を犯しながらも非情になりきれない、どこか人情味ある被疑者…と、それぞれの「人間としての性質」を細かに描写した丁寧な作品だと思った。右京もその範疇で、一見真実を突き止める事にしか興味がなく、言ってみれば薫や亨のような「熱さ」はない彼だが、どうしようもなく人間味を感じる時がある。

今回も、事件解決しつつ芸者の心の傷を解きほぐす真実を伝え、最後は彼女が笑えるよう幕を閉じる…という、右京なりの人情に「これだから相棒はやめられない」と感動で軽く心が震えた。叶笑、吉岡、秘書等、複数の思いや行動が絡み合い少し複雑化した分、すっきり終われる着地になった、という感想。

謎が解かれると、淡い恋の物語に

新レギュラーで元芸者の小手鞠さん(森口瑤子)から特命係への
小手鞠さんの後継の芸者・叶笑さん(高梨臨)を『怨憎会苦』から救ってほしいという依頼からはじまった物語でした。
叶笑の得意客・吉岡(窪塚俊介)は最初から叶笑さんに気がありそうでしたが、事件を紐解いていくと、互いに淡い恋をしているのが浮かび上がるというのが鮮やかで大人のドラマになっていました。
芸者さんがゲストで、淡い恋とか事件に互いに思いやる気持ちみたいなのが浮き出てくるのはちょっと『おみやさん』ぽかったかな?
たまにはこういう『相棒』も良いと思います。

相棒19の4話を見て驚いた

のっけから高級料亭での芸者さんの舞から始まり、2人の刑事があまり見たことのない姿で座っている。えっ?何これ!と驚き、食べていた食事を出しそうになりました。今回の事件は15年前に強姦されかかった芸者を、逮捕され収監されて刑務所から出所した犯人が、被害者の周りをうろついているので、排除、ガードしてほしいとの料亭の女将からの依頼です。

でもその犯人は殺害され、死体となって発見されています。現場には女性が使うかんざしが落ちており、日本髪を結った女性が疑われます。ここから展開する杉下右京と鏑木刑事の事件への解決方法がまたまた面白いですね。相棒は最初のシリーズから見てますが、右京も相応に年を取りましたね。