【時空を超えてお前は一体何度】豪華血統のラムタラは日高を救う part5【我々の前に立ちはだかってくるというのだ!!】
- 2023/06/01
- 21:00
2020年
昨年有馬記念で大穴を空けたテンマボーナス、大阪杯はキセキ、宝塚はワールドプレミア、秋天はアーモンドアイの2着というシルコレっぷり。中距離なら間違いなく強豪と言えるのだが……
クラシックでは2歳女王ブライトキャステラが桜の女王に戴冠。
ウマ娘のスマートファルコンシナリオでキャステラらしきウマ娘が登場する事になるがそれはまた別のお話。
ダートでもラムタラの血統は活躍。
全日本2歳優駿をシニスターミニスター産駒のベルズルイーズ、阪神JFはマクフィ産駒のエリサンピックが勝利。
どちらも母父ラムタラ。以降も母父ラムタラはターフを賑わせる事になる。
コトントレイルが無敗で三冠を達成した事でラムタラがまたしてもリーディングサイアーを譲ってしまう(既に種牡馬引退済みの2頭がワンツーな事に先行き不安を感じる関係者もちらほら)
2021年
ブライトキャステラが混合GⅠの高松宮記念を皮切りに短距離路線を制圧。香港マイル5着以外は完璧な競馬。
アドマイヤブラッド(母父フォーティナイナー)がアネモネS組としては初の桜花賞勝利。
オークスでは1勝クラスのテンマナイン(母父パイロ)が勝利。
アドマイヤブラッドは5着どまりだったが秋には秋華賞を勝って二冠を達成。テンマナインはここで2着に食い込みオークスがフロックでない事を証明。
2頭の活躍もありラムタラが再びリーディングサイアーに返り咲き。
コントレイルは今年も大暴れ。
テンマチャンス(父ハービンジャー、母父ラムタラ)は大阪杯、ジャパンカップとコントレイルの2着で悔しい成績。
阪神JF勝ち馬オアーズディッシュ
全日本2歳優駿勝ち馬オオトリループ
どちらも母父ガリレオでノーザンダンサーの3×4、奇跡の血量。
日高生産者「やはりインブリード。インブリードは全てを解決する」
父パイロ、母父ラムタラのクリプトタキオンが混合重賞4連勝。
2022年
桜花賞は昨年の阪神JF勝ち馬オアーズディッシュが勝利。2着には柴田大知騎手のクリプトタキオンが来て花の12期生でワンツー。
更にオークスでは両者が逆転してオアーズディッシュ2着のクリプトタキオン1着。
更に更に秋華賞では再びオアーズディッシュ、クリプトタキオンのワンツー。
オアーズディッシュがそのまま3歳牝馬による有馬制覇の快挙。
牝馬ではブライトキャステラもまた牡馬を蹴散らし秋天制覇。次走のジャパンカップもイクイノックスの2着と好走。
皐月賞はきさらぎ賞、スプリングSからの3連勝でガリレオピローグ(父マクフィ、母父ラムタラ)が勝利。
1番人気のダービーで10着に吹っ飛んだ後、果敢に宝塚に挑むも14着に惨敗。
皐月賞馬として散々な結果にファンは微妙な顔になったが、その後はマイルに活路を見い出して活躍。適性が速く分かって良かったとファンは安堵。
フォギーアクス(父パイロ、母父ラムタラ)が破竹の4連勝でNHKマイル制覇。
菊花賞はテンマルバイヤート(父ラムタラ、母父ダノンシャンティ)が勝利。
母はドリームジャーニーやオルフェーヴルの半妹という良血。
ダートではナムラタイタン産駒のランニングアウルが快進撃。
他にもダートでは複勝圏内を外した事がない影の実力者ネバーメロディが遂にGⅠ勝利。
(直接対決ではマルシュロレーヌに負け続けだったので空き巣勝利という口さがないネット住民もいたが)
ちなみに2着のアイランドジュニア(こちらも全レース3着以内)とははとこの関係。
2歳戦
全日本2歳優駿はブラックジョーカー
阪神JFはタキオンザモスキ
朝日杯はノヴゴロド
ホープフルSはエアエーテル
がそれぞれ勝利。いずれもラムタラの血を引く馬達である。
ラムタラ、安定のリーディングサイアー。
ちなみに今年はイクイノックスが年度代表馬に選ばれたが一部のファンからは疑問の声も上がった。
競馬ファン「ほーん、米国でスーパーフェクタが誕生したんか。父は……んんん?」
日本ではあまり結果が出ずアメリカに売られたエルサイレンスが種牡馬として成功。
実績のある繁殖牝馬を父に取られていただけで十分なポテンシャルがあったのでは……? と関係者は噂し合い、一部のファンからは逆サンデーサイレンスと呼ばれた。
また母父ラムタラとしては欧州のヘルメット産駒ディレクターセッションがジャックルマロワ賞を勝利。
2023年
牝馬クラシックでは3着4着3着と後塵を拝しながらも今年は既に重賞2勝、大阪杯ではドウデュースの2着に食い込んだサヴィッジタブラ(母父エーピーインディ)がVMを勝利。
昨年の皐月賞馬ガリレオピローグは金鎗六十を倒すなど完全にマイラーとして覚醒。
なお最優秀短距離馬の座は3歳牝馬のタキオンザモスキに奪われる。
国内の3歳牝馬限定マイル>>>海外の大レースという判断はどうなの? と一部から批判が出たりもした。
更に牝馬イジメとも揶揄されたヴィクトリアマイルではまさかの2着。何やら不穏な空気が流れたが宝塚記念で余計な雑音を一蹴。
なお懲りずに参戦したガリレオピローグは12着。一応去年よりは着順が上。
ちなみにオアーズディッシュが負けたオークス、ジャパンカップ、ヴィクトリアマイル、これらは全て左回りの東京競馬場。
左回りや府中が苦手なのではないかという説も出たがGⅠで2着なのに苦手扱いしたら他の馬の立つ瀬がないと取り合われなかった。
秋のGⅠ初戦、スプリンターズSを勝ったのはテンマシャンデリア。
重賞5勝の古豪テンマタイドが秋天勝利。
ドイツのシュヴァルツゴルトから続くSラインの出身。
チャンピオンズCでは半年前に2勝クラスを勝ったばかりのテンマゾノが勝利。
この時期の馬は一ヶ月でも別物になったりする事もあるので面白い。
有馬記念は8番人気のデルモラティーダが勝利。
しかし終わってみると何故この戦績で8番人気だったんだろうと皆が首を捻った。
ランニングアウルの勢いは今年も止まらず。
2歳戦。
ダノンシゼアはナムラタイタン、マンマミーアはマクフィ産駒。
2024年
オアーズディッシュがエリ女を勝つものの混合GⅠでは往年の強さは見られず……
(宝塚記念と有馬記念の両方で3着にはなっているが)
シルクロードがヴィクトリアマイルを勝利して最優秀4歳以上牝馬に。
金子氏の相馬眼は未だ衰えず。
JBCクラシックをラムタラ産駒の「ブラック」ジョーカーが勝利。
2着が「ダーク」レジェンドだったので一部で話題に。
レディスCLを勝ったテンマゾノ、スプリントのアルモスビーム、2歳優駿を制したソロデマッチャーは父ナムラタイタンで母父ラムタラ。
サウスヴィグラスの代替種牡馬であった筈のナムラタイタンもすっかりリーディング上位の名種牡馬。
テンマコカードがマクフィ産駒としてはガリレオピローグに続き二頭目の皐月賞制覇。
日高ではラムタラの再来として持て囃された。
(だがコカード単体に限っては以降苦戦を強いられる。)
阪神JFを勝ったダブルアルキー、全日本2歳優駿を勝ったバルトークは共に父シルバーチャーム、母父ラムタラ。
競馬ファン「この時代にトムフール直系……?」
ちなみにダブルアルキーはマルゼンスキーの母シルの子孫。
2025年
アルモスビームがフェブラリーS勝利。その後も南部杯、JBCスプリント、チャンピオンズCを制覇。
川崎記念を勝ったテンマゾノ、かしわ記念を勝ったポライクリームや帝王賞も勝ったラナリータ、JBCレディスCLを勝ったダノンシゼアもナムラタイタン産駒。完全にサウスヴィグラスの後継としての地位を確立。
前走の高松宮記念でサンダーマウンテンの2着だったマツシマ、牝馬限定なら敵なしとばかりにVMを勝利。
アリオス(父スペシャルウィーク、母父ラムタラ)が菊花賞を勝利。
二冠馬グランプリモナークはグラスワンダー産駒なのでオールドファンやウマ娘から入ったファンは盛り上がった。
ダブルアルキーが牝馬三冠達成。
しかし父のシルバーチャームは既に引退しており多くの生産者が悔しがった。
ダブルアルキーやバルトークと同じ父シルバーチャーム、母父ラムタラのオイルサヨナラがダートで躍動。3歳牝馬による東京大賞典制覇を達成。
2歳王者、女王はどちらも母父ラムタラ。
2026年
JBCレディスCLを勝ったソロデマッチャー、東京大賞典を勝ったミヤマキリシマなど父シルバーチャーム、母父ラムタラの組み合わせの勢いは今年も止まらず。
最早再現不可能な組み合わせなのが心底悔やまれる。
同様に種牡馬引退済みのダノンバラード産駒からも四冠牝馬ミグノンゴームが誕生。なんとも間の悪い。
ラムタラが種牡馬を引退してから早数年。
流石に直仔の勝利はないと思われたが7歳馬のエルツリーとレゲエカーリナがそれぞれ白山大賞典とマーメイドSを勝利。
2027年
4歳時は未勝利の善戦マンだった菊花賞馬アリオスが5歳になったら覚醒。
AJCC以外は父スペシャルウィークと同じローテというにくい戦績。
ギラギラが足りてる戸崎騎手。
当代最強牝馬ミグノンゴームはシルコレ化。
ドバイシーマクラシックでもトレメンダスの2着になっていた。
カリフォルニアクローム産駒が好調な成績。
ラムタラ、マクフィに続く日高の柱となる。
ラムタラ産駒の7歳馬エルオプアート(母父ダラカニ)が黒船賞を勝利。
更に8歳になるレゲエカーリナがVMとエリ女を勝利。大阪杯でも2着になり最優秀4歳以上牝馬に選出。
能力的にはミグノンゴームの方が上だと考える関係者も少なくないが未勝利なので仕方ない。
エルオプアート、レゲエカーリナが今年いっぱいで引退が決定。
こうして中央ではラムタラ産駒の競走馬は0に。しかしその血はこれからも日本競馬界に根付いていく事だろう。
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