【生産者プレイ】豪華血統のラムタラは日高を救えるか【ウイポ9 2022】
- 2023/03/05
- 21:00
199X年、日本競馬はサンデー旋風に包まれた!
内国産血統は枯れ有珠山の地殻は裂け、全ての中小牧場が絶滅したかにみえた。
だが、日高は死滅していなかった!
企画の趣旨
日高の生産者のロールプレイをしつつ、画像中の
ニジンスキー、ブラッシンググルーム、スノウナイトを親系統に昇格させ血統表が金ピカになったラムタラでサンデーやキンカメの牙城に一矢報いる事が出来たらいいな、みたいな話(ニジンスキーを親系統にしても血脈活性化配合の対象になる3代前はノーザンダンサーなのがつれえわ)
なお日高の生産者ロールなので生まれた馬は全て売却……すると素質馬が軒並みテンマやエルの冠名になりそうなので一部の馬はクラブに送る。
プレイヤーが設立したクラブだけどヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンという体で進める。
クラブの主戦は三石町出身の田中勝春騎手。
クラブの馬も預託先を決められたら昆貢厩舎に送るんだが……
日高の生産者エミュなので繁殖牝馬はトウショウボーイやサクラユタカーなどのテスコボーイ系、ゲーム中では日本軽種馬協会の静内種馬場に繋養されているニホンピロウイナーや新冠の優駿スタリオンにいるハイセイコー産駒などを所有する(まあ、史実のミレニアムスズカの母父がシアトルスルーだったりイシノスティールが母父ミスプロだったりするが。ラムタラ購入に関わってたのは日高の中でも上の方の生産者だったって話も聞くね)
ラムタラが種牡馬として成功したら色んな血統の肌馬が集まるかもしれない。
原則史実の繁殖牝馬は所有しないが牝系配合の条件を満たしたいのでロイヤルスタテュート、アワシフ、スノウブライドは所有。
どうせならラムタラとの全きょうだいインブリードもやってみたい。
注意事項としては「現実の話は辛くて厳しいだけやからやめようや…」という気持ちで立ち上げた企画なので「ゲームの中でくらい夢を見よう」という事でしれっとトウショウボーイなんかは確立させる予定。
当歳セリでどんな駄馬にも買い手がつくウイポって生産者に優しいゲームですよね。
あと一部の馬はエディットしてる(例:ラジオたんぱ杯2歳Sを勝ってるのに芝△のヴァーミリアンを○にしたりタイトルホルダー、イクイノックス、アルピニスタ、ナランフレグなどゲーム発売後に活躍した馬は全体的に強化)
追記
パンサラッサをエディットし忘れるという痛恨のミス……
とりあえず今回は準備編なので初年度産駒が1歳になる1999年までサクッと(約一ヶ月経過)進める。
ちなみに今後登場の機会はないだろうけど勝負服はこんな感じ。
日高町のゆるキャラ、エゾリスのクルミちゃんをイメージ。
クラブの方はまんまヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンと同じにしたらアウト判定を食らったので微調整。
80年にニジンスキーが日本向けの適性で確立。
ラムタラが日本で種牡馬をするならこっちの方が良いけど、現役時代はどうなってしまうのか……
1989年にスノウナイト確立。なお系統特性は無系。
序盤、晩成でダートの長距離という地獄みてえな適性の幼駒が複数生まれた時には心が折れそうになった。でも難易度EASYで最後方強襲すればスピードF+でもGⅠを勝てるんだな……
ニックスはこんな感じ。
手っ取り早く爆発力を確保する為にこれらの産駒を搔き集めた影響かな。
1992年にブラッシンググルームが系統確立。
確立の条件はもっと早くに満たしてたんだけど、先に年上のトウショウボーイやスノウナイトが確立したせいで後に回されたので座敷牢プライベートで保護。2022以前のウイポだったらやれない芸当だね。
この箱庭ではカツトップエースが種牡馬として結構成功してる。
92年にはラムタラも誕生。
そしてこれがラムタラの全兄のフォーヌ。
脚部不安持ちだったけどスーパードクターK(歌劇)のお陰で完治。そしたら日米で大暴れ。
これで晩成でさえなければ……
ホクトベガ……
もしもし原作者?
あと……
この仔がスノウブライドの初年度産駒だよ!?
ラムタラ、観戦サポートした結果なんとか英ダービー勝利。凱旋門賞は3着。
この馬場適性で頑張った方では?
初年度の種付け数はこんな感じ。
アホヌラさんのページによると仔出しは2らしいからね‥…
それに欧米は日本に比べて繁殖牝馬の数が少ないし(ちなみにこの後プレイヤーの欧州牧場でも4頭ほど種付け)
でも欧州に残したアーバンシーとの娘メリカー(ゲーム未収録)の血統から英ダービー馬マサーが生まれるんだから競馬は面白い。
そういえば第2部マサー編とか思いついて
アホヌーラ
ケープクロス
セルカーク
ダイイシス
等の確立チャートを考えたけど、面倒になるのが目に見えたので却下。
96年末には米国12%でブラッシンググルームが親系統に昇格。
本当はクリスタルグリッターズとレインボウクエストを確立するつもりだったので嬉しい誤算。
96年末にはラムタラが輸入されてくる。
史実の44億2800万円と比べると20億近く安い29億6000万。
原作と違いキングジョージも凱旋門も勝ってないしね。
あとこの箱庭だとニジンスキー系は欧州の重い芝は無理って知れ渡ってそう。
97年にはスノウナイトも親系統に。
97年、日本での種付け初年度はこんな感じ。なお他牧場での種付け数は4頭。
現実で種付け数43頭は「うーん……」となるけど繁殖牝馬の数が少ないウイポだとかなりの数。
この年の他の種牡馬、いわゆる御三家はサンデーサイレンスが28頭、ブライアンズタイムが25頭、トニービンが24頭なので日高の意地が感じられますね。これで爆死したら悲惨だけど。
他には26歳だけど元気なノーザンテーストが24頭、マルゼンスキー19頭、リアルシャダイが21頭、サクラバクシンオー25頭、サッカーボーイ12頭、アフリート11頭、トウカイテイオー5頭、オペラハウス3頭、アサティス3頭、サンシャインフォーエヴァー2頭‥…etc
意外にミスターシービーが18頭で結構多かった。
98年の種付け数。
今後はBMSでの活躍も狙ってラムタラ産駒の牝馬を所有するので減る事はあっても増える事はないと思われ。
種付け相手は現時点ではサウスヴィグラス、パイロ、シニスターミニスター辺りを考えている。
(※それまで意識してなかったけど不受胎になった牝馬に同じ種牡馬を種付けすると種付け数2でカウントされるっぽいね)
99年の成績。
日本での産駒はまだデビューしてないんだけど、
エアの冠名で知られる吉原毎文氏が海外セリでラムタラ産駒を購入。母父サーゲイロードで母母父シャーペンアップ、実に欧米な血統。
1勝クラスで足踏みしてるけど全体から見れば新馬戦を勝っただけでも立派。
現実なら繁殖入り出来そうだけどウイポだとどうだろう……?
99年末にはニジンスキーが親系統に昇格。
牝系も確立。アワシフは坂路調教で鍛えたり史実有力馬を所有してラビットにしたりリセットとロードを駆使したり「小島さん! 田原さん! 絆の力(SP+)お借りします!」したり……色々頑張りました。
ヘクタープロテクター、シャンハイ、ボスラシャムの兄妹と近親なんだよね実は。
河童木と美香の評価が◎の幼駒5頭をクラブに送り残りは売却。
良い感じにばらけたんじゃないかな。
次回はいよいよ産駒がデビュー。
アグネスタキオン、ジャングルポケット、マンハッタンカフェによるJAMの誓いにどこまで食い込めるか……(プレイヤー未介入でもクロフネがダービーをかっさらう事もあるけど)
~日高架空競馬史~
1978年に日高の生産者組合が購入したスノウナイトは目立った活躍馬もなく当時からしても既に古い血統であり、種牡馬としての能力に懐疑的な牧場も少なくなかった。
しかしカナダに残してきた産駒の一頭アワシフが英オークスを勝つと日本でも三冠馬スノウフォース、米国や豪州で暴れたアプローチコースト、ダート春秋制覇のシンガポールロールなど数々の有力馬を排出。
日高では実質無料で種付け出来た事からトウショウボーイと並んで零細牧場を救ったが、クラシックに間に合わない晩成馬が多く馬主の間ではトウショウボーイ産駒の方が人気があったと言われている。
ノーザンテーストやマルゼンスキー、リアルシャダイやミルジョージ産駒の肌馬に問題なく種付け出来た事から一大勢力を築く事になる。
~L'Après-midi d'un faune~
「牧神」フォーヌ
90年代前半、当時日本ではマルゼンスキー、欧州ではカーリアンといったニジンスキー系の種牡馬が大繁栄。日高もこのビッグウェーブに乗りたかったがマルゼンスキーは種付け料が3000万まで高騰。欧州まで繁殖牝馬を輸送するのは現実的ではない為「マルゼンスキーの代替種牡馬で我慢するか……」という雰囲気であった。
そんな中、海外セリに超良血馬のスノウブライドの91が2億で出された。初年度産駒とはいえ両親の成績を考えれば破格の値段である(理由は後述)
父ニジンスキーと母母父スノウナイトは日本でGⅠ馬を出しており母父ブラッシンググルームもヤマニンゼファーが活躍中。日本適性は間違いない。
しかしインブリードが原因なのか生まれつき脚部不安を抱えており馬主達は競走馬になれるか分からない幼駒を買う事に躊躇していた(安さの原因はこれ)
しかし日高の生産者にとってはむしろ魅力的に映った。
テスコボーイがゲインズボローの3x5、ファロス、フェアウェイの4x4、ブランドフォードの5x4。
ノーザンテーストがレディアンジェラの3x2という強いインブリードだったので彼等の中では「インブリードの方が種牡馬として成功するのではないか」という漠然として期待があったのだ。
翻ってスノウブライドの91はノーザンダンサーの2x4、メノウの4x5、ネアルコの4x5という濃い血統。そんな馬が輸送費込みでもサンゼウスより安いのだから彼等は飛びついた。
脚への懸念から未出走での種牡馬入りも検討され2歳時は調整に費やされたが名医と名高い高松歌劇女史の尽力によって脚部不安を克服すると3歳秋から覚醒。
同期のナリタブライアンの離脱の隙に躍進を狙う他陣営を絶望させた。
引退後は日高で種牡馬入りする予定だったがWHCを勝利した事でアメリカの生産者から熱烈なラブコール(という名の莫大な契約金)を提示された結果、1年毎に日本と米国でシャトルされる事になった。
これは一部の生産者が晩成傾向や脚の弱さの遺伝を危惧していた矢先に全弟のダービー馬ラムタラ購入の目処が立った事が大きい。
本筋とは関係ないおまけ
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