「南京事件」から87年、習近平主席は記念行事を欠席…日本大使館は「反日感情が高まりやすい」と注意呼びかけ

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 【南京(中国江蘇省)=田村美穂】旧日本軍による「南京事件」(1937年)から87年となった13日、中国が2014年に制定した「国家哀悼日」の記念行事が南京市の「南京大虐殺記念館」で行われた。今年は制定から10年の節目だったが、 習近平シージンピン 国家主席は7年連続で欠席した。

13日、南京市で、「南京事件」から87年の記念行事に参列し、黙とうする南京市民ら=田村美穂撮影
13日、南京市で、「南京事件」から87年の記念行事に参列し、黙とうする南京市民ら=田村美穂撮影

 習政権を代表して出席した 李書磊リーシューレイ 共産党政治局員は「過去を忘れず、平和を大切にする」と述べた上で、両国が「安定した関係を築く必要がある」と強調した。

 北京の日本大使館などはこの日に向け、「中国人の反日感情が特に高まりやすい」として在留邦人に注意を呼びかけていた。日中関係筋によると、児童・生徒らの安全対策として、中国国内にあるすべての日本人学校は13日、休校やオンライン授業に切り替える措置を取った。

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