北海道の蒸気噴出、高濃度のヒ素検出…飲料水の基準の1590倍

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地熱発電の調査現場から噴出する蒸気(1日、北海道蘭越町で)=原中直樹撮影
地熱発電の調査現場から噴出する蒸気(1日、北海道蘭越町で)=原中直樹撮影

 北海道蘭越町の地熱発電調査現場から大量の蒸気が噴出している問題で、事業者の三井石油開発(東京)は、現場の敷地内で5日に採取した水から、飲料水の基準の1590倍に相当する1リットルあたり15・9ミリ・グラムのヒ素を検出したと6日夜に発表した。同社は、汚染された水の大半を、飲料水や農業用水などに使用されていない近くの沼に向けて廃棄している。

 噴出している蒸気にもヒ素が含まれている可能性があるとして、同社は町などと対応を協議している。ヒ素は大気中に放出されても、ほぼ残存しないという。

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4325190 0 社会 2023/07/07 13:13:00 2023/07/07 14:53:32 2023/07/07 14:53:32 /media/2023/07/20230707-OYT1I50093-T.jpg?type=thumbnail

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