「マスクしていない人いる」「緊急事態中なのに居酒屋開いてる」と110番

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 昨年1年間に埼玉県警が受理した110番通報は前年比2万9531件(4・6%)減の61万5559件で、3年ぶりに減少したことが県警のまとめでわかった。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が広まったためとみられる。コロナ禍の影響は通報内容にも表れ、「マスクをしていない人がいる」といった事件・事故とは関係のないものもあった。

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 県警通信指令課によると、110番件数は昨年1、2月は前年より多かったが、緊急事態宣言が発令された4月は前年比8950件(16・8%)減の4万4419件、5月は同5580件(10・3%)減の4万8786件と大幅に減り、以後、全ての月で減少した。

 コロナに関連した通報は約1000件に上り、「緊急事態宣言中なのに開いている居酒屋がある」「子どもが公園で遊んでいてうるさい」と緊急性のない内容の通報もあった。

 通報内容別では、例年最も多い「交通事件事故」は前年比1万7667件(12・5%)減の12万3621件、「窃盗」は同3163件(22%)減の1万1184件、特殊詐欺の予兆電話などの通報を含む「刑事事件」は4393件(33・6%)減の8689件だった。

 県警は「110番は緊急性のある場合に利用し、緊急性のない相談などは最寄りの警察署や警察相談専用電話(#9110)に電話してほしい」としている。

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