海保巡視船えちご 新潟入港延期 エンジン不具合で
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました

新潟海上保安部は9日、昨年1月に柏崎市沖で座礁し、修理を終えて今月10日に新潟港へ入港する予定だった同保安部所属の大型巡視船「えちご」(3100総トン)に関し、エンジン不具合のため入港を延期すると発表した。
同保安部によると、えちごは9日午後4時50分頃、新潟港へ向けて北海道函館沖を航行中、エンジンが異常停止した。乗組員が復旧させ、現在は自力で航行できるという。今後原因を調べるため、新潟港への入港予定は立っていない。
えちごは昨年1月18日、柏崎市の椎谷鼻灯台の明かりが消えていたため、確認しようと岸に近寄った際に座礁した。その後、北海道室蘭市などで約1年11か月かけて修理が行われていた。