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朝鮮通信使を乗せた「通信使船」260年ぶりに福岡県新宮町・相島に来港…韓国で2018年に復元

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相島に着いた復元船
相島に着いた復元船

 江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節団「朝鮮通信使」を乗せた船の復元船が16日、福岡県新宮町の相島に寄港した。相島は、通信使の県内唯一の寄港地で、約260年ぶりの「通信使船来港」となった。17、18日には外観の一般公開が予定されている。

 船は木造で、2018年に韓国で約200年ぶりに復元され、昨年8月に長崎県・対馬に初来日した。

 新宮町の歴史団体でつくる実行委員会によると、今回は24、25日に山口県下関市で開かれる「馬関まつり」に参加するため、釜山を出発して江戸時代と同様に対馬、壱岐、相島に停泊しながら、下関に向かうことになった。相島寄港は21日まで。

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