温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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【宿はすべて一人泊可能】青森県の温泉地紹介と泊まってよかった&泊まってみたい温泉宿まとめ

今週のお題「遠くへ行きたい」

山も海も楽しめて、秘湯名湯揃いの青森県の温泉

非常事態宣言発令で登山や温泉に出かけられない日々が続く中で、ブログで何か新しい試みができないかな?と考え、都道府県ごとに温泉地や飲食店の索引記事を書いてみることにしました。

年初に更新した「2020年に泊まりたい宿」の記事でも触れましたが、私は温泉地や宿がひとたび気に入ると、何度も同じ宿やエリアにおとずれる傾向があります。

それはそれで何も悪いことではありませんが、きっと私がまだ知らない、すばらしい温泉地がたくさんあるはずだ!とも思うのです。

今後、旅の計画を立てる際の行き先の候補を考える際「この県のこの辺りにはこんな温泉がある」「この温泉地ならこの宿に泊まってみたい」というイメージが具体的にあれば、計画の幅が広がるのではないかと思いました。

また、既に何度も行ったことがある場所については、訪れた宿や飲食店の情報も一緒にまとめておくことで、再訪の際も「以前行った店どこだっけ?」とならずに済みます。また、既にブログに記事を掲載しているお店や宿については、ブログの記事をリンクしておくことにしました。

今後は、これまで通りの宿や飲食店のレポート記事も更新していくと思いますが、温泉地の索引記事も月1ぐらいで更新していこうかなと考えています。そこで47都道府県の中から最初に、本州最北端の青森県を選びました。

すばらしい山があるのに海も近く、温泉も秘湯系の宿を中心にすばらしい温泉地がたくさんある県です。

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「津軽富士」とも呼ばれる岩木山山頂にて

この記事では「青森県の温泉地」を地域別にまとめ、私自身が訪れたことのある宿や飲食店の情報を追記しています。

まだ行ったことのない温泉地については、泊まってみたい宿や立ち寄りたい場所についての情報も追記することにしました。また、私自身がいずれ宿泊する可能性を見越して選んでいますので、すべて「一人泊可能な宿」「一人で泊まりやすい宿」を選んでいます。

また、記事公開日(2020年5月25日)時点の、宿の営業状況についても、可能な限り調べて掲載しました。

非常事態宣言が解除されても当分の間は、これまでと同じように旅を楽しむことは難しいかもしれません。

しかし、47都道府県分を書き終わるころには、さすがに事態も収束に向かっているのではないでしょうか。そう思いたい。そして願わくば、ご紹介した宿や飲食店が(もちろんご紹介できなかった宿や飲食店も)今後も継続して営業を続けられる未来が待っていますように。

青森県で行ってよかった温泉地

ここ数年はほぼ毎年、青森県をおとずれているのですが、登山と温泉をセットで楽しみやすいということもあり、八甲田・奥入瀬渓流周辺の温泉にばかり通い詰めている……というのが現状です。

山歩きを楽しめるだけでなく周辺の温泉は名湯ばかりで、なかなか浮気できずにいたのですが、2020年にはぜひ他の温泉地にも行ってみたい……ということで、年初に設定した2020年泊まりたい宿の記事では「嶽温泉の山のホテル」を、青森県で泊まりたい宿に選んでいました。

実は、嶽温泉は「津軽富士」とも呼ばれる岩木山の麓の温泉です。ずいぶん前ですが、岩木山登山と絡めて1度、泊まったことがありました。こちらもすばらしい温泉地で、またぜひ訪れたいなと思っています。

八甲田・十和田湖・奥入瀬

では、まずはその大好きな奥入瀬渓流周辺の温泉からご紹介したいと思います。

位置で言うとこの地図(手書きしました)のオレンジ色に塗られている場所にあたります。

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秋田県との県境にある十和田湖周辺、そして八甲田山周辺の温泉地です。

このエリアで旅の計画をするなら

青森駅(あるいは新幹線停車駅の新青森駅)と八戸駅の間を、4月から11月までの期間限定で結ぶ路線バスの「みずうみ号・おいらせ号」に乗り、八甲田山や奥入瀬渓流、そしていくつもの温泉地を巡ることができます。2日間乗降自由のフリー切符も発売されており、湯巡りや登山に便利です。

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みずうみ号・おいらせ号は2020年は5月31日まで運休予定で、その後の運行予定も変更になる可能性がありますので、お出かけ前にJRバス東北のページにて最新情報をご確認ください。

八甲田山登山

後ほどご紹介する酸ヶ湯温泉のすぐ側にある山で、日本百名山にも選ばれています。

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雪中行軍で有名ですが、夏の天気の良い日は天国のように美しい山です。

本格登山も楽しめますし、ロープウェイを使って上のほうで散歩してくるだけでも最高に楽しいところです。

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紅葉シーズンもすばらしかったですね。このときは10月初旬ごろでした。

青森で紅葉というと、蔦温泉至近の蔦沼が圧倒的に有名ではありますが、八甲田山の紅葉も(この日はあまり天気が良くなかったのもありますが)こんなに美しく色づいているというのに空いていて良かったです。

奥入瀬渓流散策

十和田湖から流れる「奥入瀬川」の渓流の美しさを、ハイキングしながら楽しめます。

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↑この写真だけ見ると、すごい山奥のように見えるかもしれませんが、実はこの渓流に沿ってすぐ近くに車道があり、バスも運行しています。(夢を壊すような話かもしれませんが……)

そのため、特に登山の装備や心得がなくとも気軽に渓流の美しい景色を楽しむことができるスポットです。

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奥入瀬渓流沿いを十和田湖までひたすら歩き、十和田湖畔で飲んだ生ビールは最高でした。また行きたいです……。

蔦温泉(つたおんせん)

ここからは、八甲田・奥入瀬渓流エリアの名湯とそのエリアの宿についてご紹介したいと思います。まずは「蔦温泉」から。

蔦温泉は、十和田樹海と呼ばれるブナの原生林の中にある温泉地で、一軒宿の「蔦温泉旅館」が唯一営業しています。宿のすぐ側に紅葉の名所として名高い蔦沼があり、紅葉シーズンは特に賑わいます。

泉質は「ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩-塩化物泉」きりっと熱めの透明なお湯です。

「みずうみ号・おいらせ号」のバス停が宿の目の前にありますので、公共交通機関で訪れるにも便利です。

蔦温泉旅館

2020年はGW中は休業していましたが、現在は営業されているようです。

一軒宿の蔦温泉旅館に、これまで何度か宿泊・日帰り入浴でお邪魔しています。 

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足元湧出のお湯がすばらしく、浴室の雰囲気も良く、部屋も快適で食事もおいしい、サービスも良いと何拍子も揃った宿です。

詳しくは宿泊レポートをご参照ください。 

紅葉シーズン以外は1人でも泊まりやすく、奥入瀬渓流散策とセットで楽しむのにベストな宿だと思っています。

谷地温泉(やちおんせん)

八甲田山の登山口の一つにある秘湯で、一軒宿の「谷地温泉」があります。
源泉は42度と38度の単純硫黄泉で、ぬるいほうの源泉は浴槽の下から湧き出る、足元湧出の源泉です。

北海道のニセコ薬師温泉、徳島県の祖谷温泉と共に「日本三大秘湯」に選ばれています。

谷地温泉

2020年のGWは休業していましたが、5月9日より宿泊・日帰り入浴共に営業を再開しています。

蔦温泉と同様に、路線バスの「みずうみ号・おいらせ号」の沿線にあり、バス停からは徒歩5分ほどで到着します。

と聞くと「日本三大秘湯」と言うほど秘湯ではないようにも思えますが、実は谷地温泉には携帯の電波がありません。バス停を下りたところにはあるのですが、宿につながる道を歩いている途中で圏外になり、館内ではまったくつながりませんでした。

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宿泊したことはないのですが、何度か日帰り入浴で訪れています。湯屋も雰囲気があって、白濁した硫黄泉は意外とさらっとした肌触りで入りやすく、いつまでも浸かっていたくなります。熱めの浴槽とぬるめの浴槽があって交互に入れるのも長湯しやすくて良いです。

昼食営業も行っており、昼から地ビールや地酒が飲めるのがうれしいポイントです。お伺いした際はバスの時間を待つ間、一杯いただいてしまいます。

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奥入瀬ビールに季節限定の根曲り竹の天ぷら、おいしかった。 

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地酒もさまざま揃っていました。

谷地温泉で足元湧出の源泉が楽しめる浴室は基本的に男湯となっており、17時半から20時半の間だけ男女入替で女湯になります。つまり、女性は泊まらないと足元湧出の浴室に入れないというわけで……いつかは泊まって楽しみたいと思っています。

奥入瀬渓流温泉(おいらせけいりゅうおんせん)

少し前まで「十和田湖温泉郷」と呼ばれていた温泉地で、奥入瀬渓流や十和田湖に近く、民宿から大型ホテルまでさまざまなタイプの宿が点在しています。2020年4月に名称変更して「奥入瀬渓流温泉」になりました。

泉質は単純温泉で猿倉温泉からの引き湯ですが、かけ流しで提供を行っている宿もあります。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

星野リゾート奥入瀬渓流ホテルには、真冬に宿泊しました。以前は冬期間は休業しており、冬の宿泊を再開したのは数年前からだそうです。

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奥入瀬渓流には見事な氷瀑を眺められるスポットがいくつもあるのですが、奥入瀬渓流ホテルに泊まって見学ツアーに参加すれば、バスで氷瀑を眺められるスポットに案内してもらえるのです。昼のツアーとナイトツアーがあり、夜はライトアップされた氷瀑を眺めることができました。ちなみに、ライトは氷瀑の周辺に設置してあるわけではなく、ライトを照射できる光源を積んだ車と一緒にツアーを回るのです。すごい工夫だなと思いました。

露天風呂は冬限定で氷瀑を模した「氷瀑の湯」となり、氷瀑を眺めながらお湯に浸かれるという演出がされていました。夏は夏で、渓流を間近に眺められる絶景露天風呂となるようです。

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食事は朝夕バイキングで、青森県産の食材たっぷり!その場で作っていただける料理も多く大変おいしかったです。

現在は、コロナウイルス対策のためバイキングは取りやめ、朝夕共にセットメニューでの提供となっているようです。迅速な対応がありがたいですね。

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食後は、無料でいただけるコーヒーなどを飲みながら、ロビーにある大きな暖炉の周りで過ごします。

通常は休前日の1人泊はできない宿でしたが、2020年5月現在は観光客の減少からか、休前日も1人泊のプランが出ているようです。1度泊まってみたいと思っていた方にはチャンスかもしれませんね。

酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)

八甲田山山麓にある温泉地で、豪雪地帯としてもよく知られている温泉地です。
八甲田山系の火山が起源の酸性硫黄泉で、ph2.0と酸性度はかなり高く、口に含むとレモンのような酸味を感じさせます。

「酸ヶ湯(すかゆ)」という名称は「鹿湯」なのだそうですが、後に「酸ヶ湯」という文字が当てられたのは、その酸っぱい源泉からのようです。

酸ヶ湯温泉旅館

酸ヶ湯温泉旅館は2020年5月現在休館中です。休館期間は2020年6月30日までを予定と告知されていますが、詳細は公式サイトにてご確認いただければと思います。

酸ヶ湯温泉旅館は八甲田山の登山口に位置し、宿泊すればチェックアウト前後に荷物を預かってもらうこともできるため、八甲田山登山と絡めて何度か宿泊しました。

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湯治場としても名高い宿ですが、昔ながらの当時部屋も、改築されてどんどん新しくなっています。共同の調理場もありますので自炊も可能ですが、2食付きで湯治することも可能です。

浴室は有名な混浴風呂「ビバ千人風呂」と、男女別の内湯の2箇所です。男女別の内湯にはシャワーなどの設備もありますので、登山後の入浴はそちらを使うのがおすすめです。

混浴風呂は男女でエリアに分かれており、湯浴み着の着用可、源泉は白濁しているので一見すると混浴難易度が低そうに思えますが、日帰り入浴の営業時間中は遠くから男性が「どこから来たの?」などと話しかけてきて大変つらかったので、女性は避けたほうが良いと思います。宿泊客しかいない時間帯ならそんなことはなかったですし、女性専用時間帯もあります。

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お湯も、歴史ある湯屋の雰囲気もここでしか味わえないものですし、 食事もそれなりにおいしかったので、女性は特に、泊まって楽しむのがおすすめです。1人泊の難易度も低いですしね。

八甲田温泉(はっこうだおんせん)

昭和初期に炭焼き職人が自然湧出しているのを発見したと伝えられており、昭和39年より旅館の営業が始まった温泉地です。

酸性硫黄泉、炭酸水素塩泉、酸性炭酸泉など、泉質の異なる4つの源泉があります。

ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉(長期休業中)

2019年5月に温泉設備の不具合が発生し、現在長期休業中です。

休業期間については公式サイトでご確認いただければと思います。 

私は、2017年と2018年に2年続けて泊まっているのですが、2年とも「今年泊まった宿で風呂が一番良かった宿」に選んでしまいました。ぬる湯好きにとっては天国のような宿です。

部屋や食事はそれなりですが……そんなことはどうでもいいと思えるほどお湯がすばらしかったです。

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いつかまた訪れられる日が来るよう、祈っています。

青森市周辺

青森県の県庁所在地である青森市周辺の温泉についてご紹介します。

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実を言うと、先にご紹介した「酸ヶ湯温泉」「八甲田温泉」も市町村区分としては「青森市内」なのですが、旅の計画の際は奥入瀬方面と一緒に訪れる方が多いと思いますし、旅行サイトでの区分もそうなっていることが多いので「八甲田・奥入瀬」としてまとめました。

こちらでは、いわゆる「青森市内」から近い温泉についてまとめています。

このエリアで旅の計画をするなら

実は、私はこのエリアの温泉には入ったことがないのですが、八甲田・奥入瀬方面に旅する際に「行きは青森駅行きの夜行バス」「帰りは新青森駅から新幹線」を利用することが多かったので、出発前の朝食や、帰京前の最後の一杯をいただきに、青森市内ではあちこちの飲食店におとずれています。

特に魚介やお酒がすばらしくおいしく、レベルの高い店ばかりだったのですが、ブログにはまったく記事を書いていなかったので、この機にまとめてご紹介したいと思います。

青森魚菜センター「元祖 青森のっけ丼」

青森駅から徒歩5分の場所にある「青森魚菜センター」なる庶民的な市場を巡って、オリジナルの「のっけ丼」をいただくことができます。

朝7時から15時まで営業しているので、夜行バスで朝青森に着いた後、朝食を食べにいくのに便利でした。

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私がお邪魔したときは10枚組1300円のチケットを購入したのですが、恐らく消費増税の影響でしょう。現在は「5枚組750円」か「10枚組1500円」のどちらかを購入します。 

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2020年のGW期間は休業していましたが、本記事公開日(2020年5月25日)は営業を続けています。

居酒屋ゆうぎり

青森駅から徒歩5分ほどのところにある大衆居酒屋です。概ね16時ぐらいから営業開始するので「新幹線で帰る前の1杯」にちょうど良いと思って入ったのですが、すばらしいお店でした。 

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メニューはなくすべておまかせのコース料理(苦手なものがないかは聞いてくださいます)で、2500円、3500円、4000円、5000円とあるそうです。値段の違いは品数の違いとのこと。

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私は、登山後でお腹が空いていたのもあり、3500円でお願いしたのですが「これで3500円??」と思うほど、品数豊富なうえに、食材が豪華なのです。

ウニに平目にアワビの刺身……そして青森と言えば帆立!新鮮なイワシの刺身に、茹でガニなどもありました。

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昔ながらのお店でホームページなどはなく、現在の営業状況が不明ですが、続いているならいつかまたおとずれたいお店です。日曜日も営業、かつ早めの時間は空いていて、お客が私1人だったのもありがたかったですね。

すし処三國

青森駅の目の前、距離にして徒歩1分という場所にある「フェスティバルシティオウガ」の地下には「新鮮市場」なる市場があり、午前5時から営業しています。

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市場に入っている飲食店も早朝からお昼過ぎ、あるいは夕方ごろまで営業しているお店が多いため、朝食利用や、帰京前の一杯で何度か利用しました。

中でも印象に残っているのが「すし処 三國」です。 

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握りの「松」2500円を注文しましたが、中とろ、赤貝、ボタン海老、ウニなどが入った充実のラインナップ! 

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あら汁もおいしく、ネタも大ぶり。市場寿司らしく握り方は緩めですが、ネタの新鮮さがよくわかる大変おいしいお寿司でした。 

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営業中、いつでもお寿司がいただけるわけではなく、握れる方がいないタイミングだと「丼はできるが握りができない」ということもあるようです。

市場食堂

寿司処三國さんと同じく「オウガ」の中に入っている海鮮丼のおいしい食堂です。

三國さんではお酒を飲みながら寿司を食べたいところなので、朝食利用ならこちらがおすすめかなと思います。

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なぜかこの日は、通常1500円の中落ち丼を1000円で提供しているとのことでしたので、注文してみました。 

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この大ボリュームの中落ち丼が1000円!青森のまぐろをお手頃価格でたっぷりと味わえて、朝から幸せな気持ちになりました。

一八寿司

「いっぱちずし」と読みます。先にご紹介した市場のお寿司とは趣が異なる、きれいなお寿司屋さんです。

駅から徒歩8分と近く、日曜日も営業しており、しかも通し営業!ということで、帰京前の1杯にちょうどいいと思い、寄らせていただきました。

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カウンター席でまずはお刺身をいただきつつ、お酒を飲みました。

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その後は特上寿司3100円をいただきます。中とろ、タラバガニ、ウニの軍艦……。ウニとまぐろはやはりおいしい!

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〆にトロタクが出てきたのもうれしかったです。この値段でこれだけのお寿司がいただけるとは、青森はいいところだなあと思いました。

Galetteria Da Sasino(ガレッテリア ダ・サスィーノ)

青森駅東口からすぐのところに「A-FACTORY」という複合商業施設があります。「青森県産のさまざまな食材を楽しめるマルシェ」と「青森県産りんごのシードル工房」そしていくつかの飲食店が入っているのですが、2階にあるガレット専門のレストランがとても良かったです。

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建物も雰囲気がありますし、中で売っている食材も、パッケージなど洗練されたものばかりです。お土産として喜ばれそうなものが多数揃っているので、帰る前にぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

館内では青森県産のりんごを使ってシードルを醸造しているのですが、レストランではその、出来たてのシードルが味わえます。

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料理に合いやすい辛口のもの、デザート感覚で楽しめる甘口のものなど種類も豊富です。そしてシードルと言えばガレット!ガレットと言えばシードル!だと思うので、ガレット専門レストランを併設しているってすばらしいなと思います。

と言いつつも私は、ガレット以外の単品メニューばかり注文してしまったのですが、つまみになりそうなアラカルトのメニューがおいしそう過ぎたんですよね……。 

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野菜たっぷりのメニューで、どれも本当においしかったです。次回こそはガレットを食べたいところですね……。

5月末日まではテイクアウト営業中とのことですが、お得なランチボックスのほか、デザートやガレットのテイクアウトも行っています。

私自身は、5月中にお伺いすることは叶いませんが、お近くの方はぜひ、お立ち寄りください。

古川温泉(ふるかわおんせん)

青森の温泉地に詳しい方でも「古川温泉?どこだそれは?」と思われるのではないかと思います。青森市内に湧いている天然温泉で、日帰り入浴施設で楽しむことができます。

泉温45度、泉質はナトリウム-塩化物泉です。

まちなか温泉 青森センターホテル

古川温泉の源泉を使用した、青森駅から徒歩5分の日帰り温泉「あおもりまちなか温泉」併設のホテルです。滞在中はまちなか温泉の施設を自由に利用することができます。


画像:じゃらんnet提供

まちなか温泉は露天風呂やサウナもある立派な日帰り温泉施設です。

これまでご紹介したように青森市内にはたくさんのおいしい飲食店がありますから、素泊まりでこちらに泊まって、市内の食を楽しむ旅というのも楽しそうだなと思いました。先にご紹介した「のっけ丼」を楽しめる市場もすぐ近くなので、ここに泊まって朝風呂に入って、それからのっけ丼、なんて楽しそうだなと。

また、八甲田山などで登山を楽しんだ後、バスの時間の都合で、下山後の風呂を酸ヶ湯などで楽しむことが叶わなかったときも、市内の駅近くに温泉施設があることを覚えておくと、何かと便利ではないかと思います。

浅虫温泉(あさむしおんせん)

青森駅から青い森鉄道で20分ほどのところにある温泉地で、夏は海水浴客で賑わい「東北の熱海」などとも呼ばれていたという温泉地です。

泉質は含石膏弱食塩泉で、日本で初めて「源泉の集中管理((複数ある源泉を一箇所でまとめて管理し、各温泉施設などに配湯するという仕組み」を行った温泉地として知られています。

浅虫温泉 宿屋つばき

浅虫温泉の「宿屋つばき」は、素泊まり or 1泊朝食付きのみの営業で、一人でも気軽に泊まることのできる宿です。


画像:じゃらんnet提供
 

浅虫温泉の駅からも近く、周囲には飲食店も多いので外食にも不自由しないでしょう。また、外で食べるのが億劫なときは宿の1階にあるレストランでカレーをいただいたり、夕食にカルビ弁当が付くプランもあります。

青森駅から交通の便も良いので、夕食を青森市内でいただいてからチェックインする、というような使い方もできそうですね。

弘前・黒石

弘前公園の桜でとにかく有名な弘前市。

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新幹線の経路からは少し離れており、新青森駅で下車して在来線の奥羽本線に乗り換える必要があります。

温泉地では「黒石温泉」「大鰐温泉」などが有名ですが、それ以外にも気になる温泉地がいくつもあるエリアです。

このエリアで旅の計画をするなら

弘前さくら祭り

2020年のさくら祭りは中止になってしまいましたが、やはり弘前と言えばGWに満開となる桜を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

まつりは中止になったものの、今年も美しく咲いた花の写真が公式サイトに掲載されていました。

私自身はもともと、あんまり人の多い観光地に興味がないので今後も行くことはないだろうなーと思うのですが、写真を見ると人が集まるのも頷ける景観だなと思います。

岩木山

さて、弘前と言えば津軽富士!岩木山です。

私は、10月上旬に1度まとまった積雪があった後に登りました。紅葉と雪の共演が大変美しかったです。

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上りは岩木山神社から登る「百沢コース」を歩きました。標高180メートル地点から標高1624メートルの山頂まで登りっぱなしで、まあまあきつかったです。 

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しかし、苦労した甲斐あって……山頂では絶景を楽しむことができました。 

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帰りはリフトを利用し、スカイライン8合目からバスで下るという楽なコースを選択。
上り・下り共にリフトを利用すれば、往復2時間程度で気軽に登れるのもありがたいですね。

ただこの日は、雪が降った後だったのでチェーンスパイクなどをお持ちでない方は、急斜面などで苦労されていたようです。

弘前市民会館 喫茶室バトン

次に弘前に行く機会があればぜひ立ち寄りたいと思っているのが、弘前市民会館の中2階にある喫茶店「喫茶室バトン」です。

喫茶のすたるじあさんの記事で見た「ゼリーポンチ」が大変美しくて気になりました。

2020年は、GW中は休業されていたようですが、5月19日より営業を再開されたようです。

立ち寄れるときが来たら、Twitterで最新情報をチェックしてからお伺いしたいと思います。

百沢温泉(ひゃくざわおんせん)

岩木山の登山口となる「岩木山神社」の周辺ある温泉地です。10軒ほどの旅館や民宿があり、登山の前後泊にも便利です。弘前駅から路線バスで40分ほどの「岩木山神社前」で下車します。

泉質は含重炭酸土類-弱食塩泉で、42~59度ほどの熱めの源泉です。成分が濃い茶褐色の源泉で、湯口や湯舟に大量の析出物が付くのが特徴です。

百沢温泉 和みの宿 富士見荘

岩木山神社の本当に目の前にあるお宿です。 


画像:じゃらんnet提供

男女別の内湯はかけ流しで、24時間入浴可能です。登山の前泊で利用して、早朝に出発する場合でも朝風呂に入れるのはうれしいですね。


画像:じゃらんnet提供

手作りの食事も大変おいしそう!
2020年5月現在も営業をされており、土曜日に2食付きで1人泊可能です。

嶽温泉(だけおんせん)

先にご紹介した百沢温泉のお隣にある温泉地で、弘前駅から枯木平線というバスに乗り、百沢温泉のある「岩木さん神社前」を通過してさらに10分ほどの乗車で着きます。弘前駅からは約50分です。

この地区でとれる「嶽きみ」という糖度の高いとうもろこしが有名です。源泉は宿によってそれぞれ少しずつ異なりますが、含土類酸性硫化水素泉で、やや熱めの、硫化水素臭のする源泉です。

嶽温泉 山のホテル

嶽温泉の山のホテルには、以前岩木山を登ったときに宿泊して、大変いい宿だったことを覚えています。休前日も1人泊が可能で、お湯もサービスも食事もとてもよかったです。

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山菜ときのこをたっぷり使った炊き込みご飯の「マタギ飯」や「りんごのクリーム焼き」など、食事も大変おいしかったです。 

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山のホテルは2020年6月30日まで休業予定となっており、現在、ボイラー新設のためのクラウドファンディングを行っています。

営業再開後は、宿泊できる客室数を1/3ほどに減らしての営業となるようです。引き続き1人での宿泊も受け続けてくれるとうれしいなあ……と思っています。

温湯温泉(ぬるゆおんせん)

黒石市内にある温泉地で「黒石温泉郷」を構成する温泉の一つに数えられています。
弘前駅から弘南鉄道弘南線に乗って36分、終点黒石駅で下車して、江南バスの「黒石~温川線」で20分ほどのところにあります。

「ぬるゆ」なる温泉地ですが、お湯はけしてぬるくはなく、源泉温度は60度ほどあります。泉質はナトリウム-塩化物泉です。

温湯温泉 飯塚旅館

温湯温泉では「飯塚旅館」さんが内湯の雰囲気がとても良さそうで気になっています。


画像:じゃらんnet提供

明るく広く、天井が高い内湯。源泉かけ流しのお湯が楽しめるようです。


画像:じゃらんnet提供

外観も昔ながらの木造建築で雰囲気あります。ただ、1名での宿泊は「月曜から木曜」のみで「お食事少なめ2食付き」か「朝食付き」のビジネス利用っぽいプランだけなのが少し残念かも。
6/1から予約可能なプランが出ているようなので、5月末までは休業中のようです。

温湯温泉 三浦屋旅館

もう一軒の「三浦屋旅館」さんでは、スタンダードプランの2食付き8000円ほどで、土曜日も1人で泊まれます。


画像:じゃらんnet提供

浴室の雰囲気などは普通ですが、こちらもかけ流しのお湯が楽しめます。現在も営業されており、予約可能です。

青荷温泉(あおにおんせん)

温湯温泉と同じく「黒石温泉郷」の一つに数えられる温泉地です。

一軒宿の「青荷温泉」が営業しており、電気が通っておらず、携帯もつながらない秘湯の宿であることで有名です。

源泉は、無職透明・無味無臭な単純温泉であると公式サイトには書かれていますが「炭酸泉」であると書かれているサイトもあります。

公共交通機関利用の場合は、黒石駅から路線バス温川線に乗り、道の駅「虹の湖」で下りて宿の送迎バスに乗り換えます。

ランプの宿 青荷温泉

電気が通っておらず「ランプの宿」として有名な宿です。


画像:じゃらんnet提供

建物や料理もいかにも秘湯らしい風情があります。電気は通っておらず、コンセントもありません。テレビやラジオも電波が受信できないとのことですが、自家発電でドライヤーは利用できるようです。


画像:じゃらんnet提供

浴室の数が多く、男女別の内湯が3つと露天風呂が1つ、そして渓流沿いには混浴の露天風呂があります。(女性専用時間帯あり)

携帯の電波がないとなると長期滞在は厳しそう……と思ってしまいますが(ラジオも聴けないとは……山小屋以上の秘境です)とは言え1度は泊まってみたい宿です。

2020年は5月末までは休業予定、6月より予約を受け付けているようです。休前日でも1人泊が可能な宿です。

大鰐温泉(おおわにおんせん)

奥羽本線の「大鰐温泉駅」周辺に広がる、開湯から800年以上の歴史ある温泉地です。東京から向かう場合は、新青森駅で奥羽本線に乗り換えた後に、弘前駅でもう一度乗り換えが必要です。
駅から車で5分ほどのところに「大鰐温泉スキー場」があり、昭和の時代にスキー場と共に栄えた温泉地ですが、バブル崩壊と共にいろいろあったようですね……。

現在は「星野リゾート 界 津軽」なども進出しているようですが、値段が高いわりにお湯は循環だったりするので、私はそんなに惹かれない宿です。一応一人でも泊まれることは泊まれるのですが。

泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」で、60度以上ある熱めの源泉です。源泉は町が集中管理を行っており、各施設に配湯されています。

大鰐温泉 不二やホテル

大鰐温泉で良さそうだなと思ったのは「不二やホテル」さんです。2020年は6月末まで休業しており、7月以降の予約を受け付けています。

広い露天風呂も内湯もかけ流しで提供しており、深夜0時から5時までを除いていつでも入れます。


画像:じゃらんnet提供

休前日の1人泊も可能で、土曜日に2食付きのスタンダードプランで13000円ぐらいで泊まれます。食事もなかなかおいしそうでした。

相乗温泉(あいのりおんせん)

青森県平川市の秋田県との県境にある温泉地です。
鉄分が多く赤っぽい色のついた「含鉄食塩泉」と「単純温泉」の源泉があります。一軒宿の温泉地です。

最寄りの駅から温泉地までのバスなどの交通はありません。宿泊の際は奥羽本線の碇ヶ関駅、湯ノ沢駅、陣場駅を予め指定して、宿の方に迎えに来てもらうことになります。

羽州路の宿 あいのり

相乗温泉の一軒宿「羽州路の宿あいのり」
湧き出たときは透明ですが、空気に触れて時間が経つと赤く染まる「赤湯」が人気だそうです。

画像:じゃらんnet提供

男女別の露天風呂が2つと内湯が1つあり、露天風呂付きの浴室にも比較的リーズナブルに泊まれます。

1人でも!土曜日でも!露天風呂付きの部屋に泊まれるのもうれしいポイントです。土曜日22500円で露天風呂付きの部屋に泊まれます。深夜0時から早朝5時までは大浴場や露天風呂を利用できないようですので、深夜も入浴したい場合は露天風呂付きの部屋に泊まるのが良さそうだなと思いました。

2020年の営業状況については、公式サイトがメンテナンス中だったり楽天トラベルで予約を受け付けていなくてちょっと不安になりましたが、じゃらんでは予約を受け付けており、現在も営業中のようです。

古遠部温泉(ふるとおべおんせん)

山あいに自噴する温泉で、毎分500L湧出する湯量豊富な温泉地です。
一軒宿が営業しており、男女別の内湯のみで500Lの源泉を贅沢にかけ流しています。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉で、泉温は42度と、湧き出たままの源泉にそのまま浸かれるちょうどいい湯温です。

古遠部温泉

一軒宿の古遠部温泉は、ネット予約などには対応しておらず、電話予約のみ可能です。

2020年はGW中は休業していましたが、現在は営業を再開しています。全8室の宿です。

休前日でも1人泊可能ですが「他に宿泊客がいない場合は1人客は(採算が取れないので)お断りしている」とのこと。1泊2食付き9400円~で泊まれるようです。

電話予約時にお願いすれば、奥羽本線の「津軽湯の沢駅」まで迎えに来ていただけます。送迎対応可能な電車には指定があります。

ネット予約できないとなるとなんだか敷居が高くなってしまいますが、ものすごくお湯が良さそうなので、いつか泊まってみたい宿です。

八戸・三沢・七戸十和田

 青森県の太平洋側「八戸・三沢・七戸十和田」エリアです。

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これまで私は、このあたりを通り抜けて新青森駅・青森駅に行ってしまうことが多く、十和田湖方面からの帰りに八戸駅を利用したぐらいで、あまり詳しくないエリアです。

この機に少し、調べてみることにしました。

このエリアで旅の計画をするなら

八食センター

八戸駅から出ている「100円バス」に乗って12分で着く、創業30年の市場です。
八戸港で取れた新鮮な魚介類・乾物珍味などを購入できるだけでなく、館内に入っている飲食店も魅力的です。

以前、奥入瀬渓流ホテルに泊まった帰りに、友人と2人で八戸駅の「七輪村」で海鮮バーベキューを楽しみました。

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七輪村では、八食センター内で購入した食材を、すぐに七輪焼きにして食べることができ、青森県の地酒も販売しています。海鮮物って、購入しても持ち帰りの時間が心配だったりするので、その場で食べられるって最高だなと思いました。

また、雰囲気的に七輪焼きは、1人でやるのはどうかな~と思うのですが、一人旅で立ち寄ったときは「八食市場寿司」という回転寿司店に立ち寄りたいと考えています。

実は、私の担当美容師の奥さんが十和田市出身で、そのご縁で彼は十和田市内に美容院をオープンさせており八戸にもよく立ち寄るそうなのですが……その美容師さんにめちゃくちゃおすすめされた回転寿司です。

担当美容師さんは北海道の知床の漁師の息子なので、きっと舌は確かだろうと思い……回転寿司なら一人でも気兼ねなく入れますから、一人旅の際は絶対立ち寄ろう!と思っています。

八戸酒造株式会社

「陸奥八仙」を造る「八戸酒造」が、八戸市内にあります。
八戸駅から八戸線で4駅15分乗った奥湊駅から徒歩5分です。

500円で、試飲付きの蔵見学も行っています。2020年の5月中は蔵見学は休止のようですが、公式サイトのTOPページのカレンダーに営業状況が掲載されていますので、再開するようでしたら行ってみたいですね。

古牧温泉(こまきおんせん)

青森県三沢市の青い森鉄道三沢駅から徒歩5分の場所にあります。温泉名は、三沢駅の旧称である古間木駅(ふるまき)を音読みにしたものだそうです。

楽天トラベルで古牧温泉で検索しても「星野リゾート青森屋」が一軒表示されるのみなので、正直あまり興味が湧かなかったのですけれど、Wikipediaでこの温泉地の成り立ちを読んだら、俄然興味が出てきてしまいました。

なぜ、青森県には3つも星野リゾートの宿があるのかと思っていたんですが、この「青森屋」と「奥入瀬渓流ホテル」は元々同じ経営のホテルだったんですね。さらに言えば谷地温泉も……詳しくは長くなりますのでWikipediaをご覧ください。

星野リゾート 青森屋

そんな星野リゾート青森屋です。

正直あまり興味がなかったのですが、古牧温泉の歴史と、前身の古牧グランドホテルを星野リゾートが再生・黒字化させたストーリーを読んだら、興味を惹かれてしまいました。

プロジェクトXさながらのお話で、なかなか読み応えがありました。


画像:じゃらんnet提供

館内には広く眺めのいい露天風呂が一つと、天井・壁・浴槽に青森ヒバを使用した内湯、昔ながらの雰囲気を残した内湯の「元湯」があります。


画像:じゃらんnet提供

また、食事は以前はバイキング方式でしたが、現在は夕食は会席料理、朝食は和食膳での提供に変更されているようです。星野リゾートと言えばバイキングのイメージでしたが、このあたりの対応はさすがに早いですね。

2020年5月現在は観光客が減っているタイミングだからというのもあると思いますが、休前日でも一人泊が可能です。特に「夕食なし朝食付き」のプランであれば平日10800円、休前日でも13900円でプランが出ていました。

夕食は館内のレストランで自由にいただけるそうですので、朝食付きのプランで楽しむのも良いかもしれません。

上北温泉郷(かみきたおんせんきょう)

青森県上北郡東北町にある温泉郷で、青い森鉄道線上北町駅が最寄り駅です。
温泉郷全体で源泉が18箇所あるため、泉質はそれぞれ異なりますが、モール泉(植物由来の有機物が溶け込んだ、黒っぽい色のついたツルツルする泉質のお湯)の源泉が比較的多いようです。

松の湯温泉 温泉旅館 松園

青い森鉄道上北駅から徒歩5分のところにある温泉旅館です。
土曜日の1人泊も可能で本記事公開日(2020年5月25日)も営業しています。1人でも土曜日2食付き7700円!とリーズナブルに泊まれるのがうれしいですね。


画像:じゃらんnet提供

館内には青森ヒバを使った内湯と露天風呂があるほか、お隣に同経営の「天然温泉まつのゆ」という日帰り温泉施設があり、宿泊者は無料で利用できます。お湯は、うっすら茶褐色のモール泉。


画像:じゃらんnet提供

家庭的な雰囲気の料理もおいしそうです。

東北温泉

青い森鉄道乙供駅(おっともえき)から徒歩5分。「日本で一番黒いモール泉」が謳い文句の宿です。

土曜日も2食付きで1人泊可能で、税込8,640円で宿泊できます。

本記事公開日(2020年5月25日)も営業をしています。加水・加温などもされていない湧き出たばかりの真っ黒なモール泉を、泊まって楽しんでみたいですね。

津軽半島・五所川原

津軽半島・五所川原エリアには、私は現在のところ足を踏み入れたことがありません。

なぜならば……山がないからでしょうか。そして、温泉地自体少なめのエリアでもあります。

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あとは、太宰治の出身地として有名かもしれないですね

このエリアで旅の計画をするなら

津軽鉄道

冬の間は、車内に石炭を焚くだるまストーブが設置され、車内販売で購入したスルメをストーブで炙っていただくという「ストーブ列車」で有名です。

今思うと「季節は冬。人で賑わう密閉された列車の中で炙ったスルメを手で食べる」なんて、あの頃は平和だったな……と思わずにいられませんが。

来年、再来年と、ストーブ列車はどうなっているのでしょうか?行く末が気になりますし、いつか乗ってみたいですね。

竜飛崎温泉(たっぴざきおんせん)

東津軽郡外ヶ浜町にある、津軽半島最北端の温泉地です。
ホテルが1軒と民宿が数軒あり、周辺には竜飛崎灯台や道の駅があります。青函トンネルがホテルの真下を通っていて、トンネル内を列車が通るとロビーの上にあるライトの色が7色に変化するよう細工がされているそうです。

本当に真下だな。
この周辺は青函トンネルの工事に伴って開発が進められた地域で、温泉もトンネルの掘削中に湧出したものだそうです。泉質は塩化物泉です。

アクセスはJR津軽線三厩駅から外ヶ浜町循環バス「三厩地区循環バス」の竜飛崎行きに乗って35分。「竜飛」バス停で下車して徒歩10分ほどのところにあります。

龍飛崎温泉 ホテル竜飛

青函トンネルが真下を通っているホテルです。ホテルの後ろに見える山並みは北海道!


画像:じゃらんnet提供

2020年は6月30日まで休業予定とのことですが、7月以降は土曜日も2食付きで1人で泊まれる宿です。

お湯は循環なのであまり期待しないほうが良さそうですが、露天風呂からは津軽海峡を一望できるなど、眺めは期待できそうです。


画像:じゃらんnet提供

そして食事は大変おいしそう!
津軽海峡最北端・青函トンネルの真上というロケーションと、海の幸を楽しみに行くのがいいかなと思いました。

3日前までに宿に連絡をして予約すれば、青森駅・奥津軽いまべつ駅から送迎していただけるようです。

白神山地・西津軽

世界自然遺産にも登録されている「白神山地」を含む日本海側のエリアです。

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山も海もある地域ではあるのですが、公共交通機関利用だと便が良くないため、まだ訪れたことがありません。

このエリアで旅の計画をするなら

白神山地

登山目当てで白神山地に行くという話を私の周りではあまり聞かないため「登れる山はあるのかしら?」ぐらいの認識でしたが、山と高原地図の「八甲田・岩木山」に「白神岳」もきちんと掲載されていました。

標高1234メートルの「白神岳」の登山ができるほか「十二湖」という湖を巡る散策コースなどが楽しそうでした。

十二湖の散策コースはしっかり整備されたルートのようですので、まずはこちらから計画してみるのがよさそうです。

鯵ヶ沢温泉(あじがさわおんせん)

「鰺ヶ沢」という地名にはすごく聞き覚えがあるのですが、温泉地の公式サイトもなく、鰺ヶ沢町のポータルサイトがあるのみ……。

はて?私はどこで鰺ヶ沢を知ったのでしょう? 白神山地に近いから、という理由ではないと思うんだよなあ……と思ったら「わさお」がいる町が鰺ヶ沢町なんですね。

そんな鰺ヶ沢町の、JR五能線鰺ヶ沢駅周辺にある温泉地です。泉質は「ナトリウム・塩化物強塩泉」で、化石海水と呼ばれる古代の海水が温泉となったタイプの泉質です。塩辛くてよく温まる温泉ですね。

ホテルグランメール 山海荘

ホテルグランメール山海荘は、鰺ヶ沢駅から車で5分ほどのところにある宿ですが、宿泊する際は駅まで送迎していただけます。2020年は6月30日まで休館予定です。

露天風呂は日本海に面しており、天気が良ければ海に沈む夕日を眺めることができます。


画像:じゃらんnet提供

シングルの洋室があり、いつでも1人泊できるのがうれしいですね。「活あわび」や「幻の魚イトウ」など、宿一押しの食材を使ったプランを、1人泊でも予約可能です。地酒もいろいろと揃っているもよう。


画像:じゃらんnet提供

ちなみにですが……鰺ヶ沢温泉では「水軍の宿」という宿も気になったのですが、土曜日1人で泊まれないようだったのでこちらの宿をメインでご紹介しました。2人以上あるいは平日の旅であれば「水軍の宿」も候補にしたいです。

黄金崎不老不死温泉(こがねさきふろうふしおんせん)

西津軽郡深浦町にある温泉地です。一軒宿の「不老ふ死温泉」が営業しています。

海辺の岩場にある露天風呂がとにかく有名で、CMやポスターなどでもよく使われています。特別に温泉好きではない方でも、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、湧いたばかりのときは透明ですが、時間が経つと鉄分が酸化して茶褐色になります。塩分濃度がかなり濃く、52度の高温の源泉が毎分200L湧出しています。

アクセスは、五能線艫作駅より徒歩約15分。宿に宿泊する場合はウェスパ椿山駅より無料送迎があります。

黄金崎不老ふ死温泉

黄金崎不老不死温泉の一軒宿です。2020年は5月31日まで休館予定です。

また、1人泊専用のシングルルームがあり、いつでも一人で泊まれる宿なのですが、現在は一人泊のプランは公式サイトからのみ受け付けているようです。一人旅の方はこちらからご予約ください。

かの有名な海辺の露天風呂は日帰り入浴も可能ですが16時まで。つまり、露天風呂に浸かって日本海に沈む夕日を眺められるのは、宿泊者だけの特権ということですね。


画像:じゃらんnet提供

露天風呂はかつては混浴でしたが、現在は女性専用の露天風呂もあるとのこと。また、湯浴み着を着用しての入浴も可能です。

露天風呂は悪天候の日は利用することができませんが、内湯からも日本海を眺めることができるようです。


画像:じゃらんnet提供

食事も、海の幸がたっぷりで大変おいしそうです。いつか必ず泊まりたい宿ですね。

下北・大間・むつ

本州最北端、まぐろで有名な「大間」などを含む、下北半島エリアです。

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このエリアにも、まだ私は足を踏み入れたことがありません。
温泉地はあちこちに点在しているのですが、公共交通機関利用の場合は特に、便の悪さがネックになっています。

このエリアで旅の計画をするなら

大間 浜寿司

やはり大間で鮪が食べたい!それも、よくあるまぐろ丼ではなくお寿司で!と思い、大間町で良さそうなお寿司屋さんを調べました。

「大トロ2貫、中トロ2貫、赤身4貫、鉄火巻1本」の本鮪握り盛り合わせ5900円が大変に魅力的ですが、1人で食べたら他に何も食べられなくなってしまいますので、できれば2人以上で行きたいところですね……。

大間温泉(おおまおんせん)

下北郡大間町にある本州最北端の温泉地です。

観光開発のために大間町が1980年に掘り当てた比較的新しい温泉で、湧出時の泉温は55度の塩化物泉です。

日帰り温泉の「大間温泉養老センター」と、日帰り+宿泊も可能な「おおま温泉海峡保養センター」の2つの施設があるようですが、養老センターのほうはホームページなどもなく、現在の営業状況はわかりません。

おおま温泉海峡保養センター 

宿泊・食事も可能な日帰り温泉です。1名2食付き6800円から宿泊可能です。予約は電話かFAXで。インターネット予約は受け付けていません。

大間では他に、温泉に入れる宿はなさそうですので「せっかくだから温泉のあるところに泊まりたい」という方向けの宿というところでしょうか。全16室とそこそこ部屋数はあります。

浴室についてはこちらのブログが詳しかったです。
しかし、本州最北端だから当たり前と言えば当たり前ですが、公共交通機関利用だとたどりつくまでが大変です。本州最北端の駅である「大湊線下北駅」を下車して、駅前のバス乗り場から下北交通の佐井線なる路線バスに乗って約90分。

しかもこの温泉施設はどうも、バス停から2kmぐらいあるようなんですね……。基本的には車で行くところなんでしょうね。たどり着けるのだろうか、はたして。

2020年はGW中は休業していましたが、現在は営業されているようです。最新の営業状況はFacebookページにて確認できます。

下風呂温泉(しもふろおんせん)

青森県の下北郡風間浦村下風呂にある温泉です。

津軽海峡に面した海岸沿いに位置する温泉地で「大湯」「新湯」という2つの共同浴場があるほか、旅館や民宿が立ち並びます。イカ漁が行われる漁港でもあり、夏から秋にかけてイカ釣り漁船の漁り火を見ることができるそうです。
「大湯」「新湯」「浜湯」という3つの源泉がありますが、いずれも硫化水素泉、いわゆる「硫黄泉」です。

アクセスは大間温泉同様にたどり着くまでなかなか大変です。「大湊線下北駅」を下車後、駅前のバス乗り場から下北交通の佐井線に乗って110分。大間温泉と同じ行き方ですが、大間温泉より少しだけ手前にあります。温泉地に着いてからは、大間よりは移動は楽そうです。

ホテルニュー下風呂

土曜日も1人泊が可能な宿で、1泊2食付き8800円から宿泊可能です。「海鮮味わいプラン」を選べば、14850円~で、鮑の踊り焼きなどが付いたちょっと贅沢な食事が楽しめます。

2020年は5月31日まで休業予定です。

浴室は男女別の内湯で、乳白色の硫黄泉をかけ流しで提供しています。

食事の評判も良く、朝からイカ刺しや、青森名物「貝焼き味噌」が楽しめるとのこと。朝からお酒が飲みたくなってしまいそうですね……。 

恐山温泉(おそれざんおんせん)

青森県むつ市の恐山にある温泉です。イタコの口寄せで有名な「霊場」でもあり、かつては硫黄鉱山でもあった恐山ですが、鉱山での掘削時に温泉が噴出したのが始まりだそうです。

恐山円通寺境内に4つの湯小屋があり、参拝料は必要ですが、参拝すれば無料で入浴が可能です。つまり、恐山が閉山する11月から4月までの間は入浴もできません。

「大湊線下北駅」下車後、駅前から路線バス恐山線に乗り45分。バスは1日4本(10月は3本)運行しています。

恐山宿坊 吉祥閣

恐山温泉には宿坊があり、宿泊が可能です。
浴室や館内の様子など、こちらのブログに詳細に記されていました。

思った以上にきれいな施設で、食事も精進料理ですがおいしそうです。1人でも宿泊可能です。

宿泊の際は郵送・電話・FAXのいずれかで1週間前までに予約をする必要があります。本来であれば5月1日から2020年度の営業が始まるはずでしたが、現在は休業中のようです。

薬研温泉(やげんおんせん)

むつ市大畑町にある温泉です。
下北半島国定公園内、大畑川沿いに3軒の宿がありますが、周りは原生林に囲まれているとのこと。

まったくノーマークの温泉地だったのですが、通っている美容院の美容師さんがこの辺りの出身で「温泉好きならぜひ行ってほしい」と言われて気になったのでリストに入れました。泉質は単純温泉のようです。

温泉地には薬研野営場もあり、キャンプも楽しめるとのこと。

アクセスは、大湊線下北駅から下北交通の路線バスに約30分乗車して大畑で下車後、むつ市のデマンド型乗合タクシー(要予約)で向かいます。デマンドタクシーの予約は少々面倒ですが、薬研温泉の宿に宿泊すれば、大畑から送迎していただけることが多いようです。

また、薬研温泉から大畑川上流約2kmの地点には「奥薬研温泉」という温泉地もあります。以前は旅館もあったようですが、現在は無料で入れる「元祖かっぱの湯」と、入浴料が必要な「夫婦かっぱの湯」があるのみのようです。

薬研温泉 薬研荘

薬研温泉の3軒の宿のうちの一軒です。
一人泊専用の部屋があり、土曜日でも2食付き税込10560円~で宿泊可能です。また、宿泊の際は「大畑」バス停から送迎していただけます。


画像:じゃらんnet提供

浴室は男女別の内湯のみですが、かけ流しで提供しています。

食事は大変おいしそうです!山の中ですが海にも近い立地のため、海の幸、山の幸の両方が味わえます。


画像:じゃらんnet提供

7月初旬までの期間限定で「生ウニ」と「アワビのしゃぶしゃぶ」が付くプランを提供中です。生ウニがてんこもりですごいです……写真、もっとおいしそうなやつ……!

青森県で最も行ってみたい温泉地

本記事公開時(2020年5月25日)の気持ちで言いますと、最後にご紹介した薬研温泉薬研荘の「生ウニ」と「アワビのしゃぶしゃぶ」が1泊2食付き13000円ほどでいただけるプランが非常に気になっています!

そして、ウニの写真をもっとおいしそうな感じで撮って、追加で掲載したいところです。

この記事を書いたことによって、青森県内の温泉地情報が自分の中で整理され、行ってみたい場所が増えました。また、ブログに書くつもりで写真は撮っていたものの、なかなか紹介できていなかった青森市内の飲食店についてもご紹介できて良かったです。

青森県内のすべての温泉地を網羅できたわけではありませんが、また「こんな温泉地や宿があったのか!」「ここに行ってみたい!」という場所が出てきたら追記したいと思います。

それから、いずれまた青森県に旅をしたら、行った場所についても追記していきたいと思います。