薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【環境】個性

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

僕は幼少期に四度の引越しを経験した。

 

一度は海外を含む。

 

自分のパーソナリティを理解する上で、育った環境の分析は重要になるだろう。

 

それが人と違えば違うほど、社会に出れば個性となって評価されることもある。

 

その意味では僕は恵まれていたと思う。

 

四度の引越しから得られた僕の個性は、

 

そこに生きる人達に溶け込む事。

 

ヒトの或いは日本人としての本能かもしれない。

 

人にアワセル。

 

そのようにしなければ今度いつあるかわからない五度目の引越しに適応できないと感じていたのだろう。

 

ある意味自分(個性)を◯していたのかもしれない。

 

そこにプライドなどは全くなかった。

 

生きる方が優先だった。

 

幸いその経験から住む場所や職場環境が変わっても今では何も困らない。

 

その最大のポイントは、

 

言葉をアワセル。

 

関西の中でも違う。

 

じゃんけんorいんじゃん

 

ぐっぱorぐっとっぱ

 

関スパor関スー

 

ケイドロorぬったん

 

一々自分の経験や習慣に固執するより、そこに合わせた方が生きやすいと判断し、実際そうだった。

 

人の言葉を観察する結果、人から大人しいと評価される事が多かった。

 

大人しいの一言で片付けられるのは正直人外だった。

 

口は災いのもとだと身をもって体感し知っていたから。

 

小学校5年の引越しして間も無くのこと、仲良くなったクラスメイトに前の小学校の楽しかった出来事を話ていると、最後に一言

 

「じゃあ戻れば?」

 

と言われた。

 

しまったと思った。

 

自分は人とは随分違うとそこで理解した。

 

そもそも何度も引越しをしている時点で少数派だった。

 

自分の個性を出しすぎるとその環境での自分の居場所がなくなってしまう。

 

個性をぼんやりさせる(完全に隠す訳ではない)にはまず言葉を合わせる事。

 

そして、そこの人達の言葉に合わせるにはまず観察する必要があった。

 

大人しい訳ではない。

 

集中して観察して吸収していく結果大人しく見えるだけで本当は騒いで遊びたいと思っていた。

 

でも好き放題騒いだ結果、違う言葉だった時、周りは引いてしまう。

 

騒いでいるのが自分だけになる絵が想像できる。

 

空気を読まない事がどのような結果を招くか、僕は経験上理解している。

 

今日はハロウィン🎃

 

そんな日本でも個性が認められる日だと認識している。

 

個性を爆発させて欲しい。

 

空気を読んで。

 

そこが日本人らしさだと思う。

 

少人数で同じコスチュームも可愛いが、誰とも被らない事をハロウィンくらいは目指してほしい。