接近音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 13:04 UTC 版)
接近音(せっきんおん、英: Approximant)は音声を調音する際、下の調音器官と上の調音器官を接近させてやや狭めの隙間を作り、そこに声帯音を共鳴させて作り出す無摩擦の子音である。隙間は摩擦音のように息の摩擦音が発生するほど狭くはない。接近音を空気が通る隙間を舌の中央部分に作る(中央的)接近音と舌の両脇に作る側面接近音(側面音)に分けて、この両者を含めて接近音ということもあるが、一般的に接近音と言えば、中央的接近音のみを指し、国際音声記号表でもそのように分類されている。
接近音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 03:23 UTC 版)
かつて琉球諸語の資料をもとに、何人かの研究者が日琉祖語の *b を上代日本語 w に相当する類音素に対して再構したり、同 *d を同 y に再構したりしたことがあったが、現在の琉球諸語の通時的研究から、子音強化の結果、この音価が獲得されたことが明らかになっている。
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