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【映画】「シャッターアイランド(邦題)」閉ざされた島で起きた不可解な事件…必ず2度見たくなる伏線回収【真実はどこにあるのか?】考察・レビュー

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます

 

今回はミステリー作品の代表作ともいえる「シャッターアイランド(邦題)」の感想・レビュー記事です

「シャッターアイランド(邦題)」自体を見るのは2回目

オチが分かるからこそ、張り巡らされた伏線や登場人物のセリフ・目線などにより一層意味を感じることができます

初見の方は、ネタバレなしで、伏線の回収の仕方やオチを体感することをお勧めします!

 

それでは、どうそ!

 

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「シャッターアイランド(邦題)」概要

1954年、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)ら捜査部隊は、ボストン港(英語版)の孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。

捜査を進めていく中で連邦保安官の2人は、島に謎が多すぎることに不信感を強めていく。

シャッター アイランド - Wikipedia

 

Wikipedia先生には、あらすじ全体が記載されていませんので、ご安心ください

この作品は本当に、自分の目で確かめて欲しい作品です!

 

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「シャッターアイランド(邦題)」感想・レビュー

何かがおかしい。誰がおかしい?全部がおかしい?

この作品は、真面目にみると、いろいろなところで違和感を感じる作品だと思います

それは、この作品の醍醐味であり、いちばん気を付けるべきポイントでもありますが

 

一人の患者が脱走不可能な病棟から消えることで物語がスタートするのですが、鉄格子で監禁されているような部屋でどうやっても脱走は不可能

しかも、外は絶壁の海岸で毒がある植物があり、裸足での逃走はまず不可能

では、なぜできたのか?

それは、〇〇だからですよね

 

ひとつひとつのピースは一見バラバラに見えますが、最後俯瞰してみると、全部つながって見えるのです

例えは違いますが、スティーブ・ジョブスの”コネクティングドッツ(Tne connecting dots)”のように

 

全てが解き明かされたとき、「あ〜なるほどね」と感嘆の息を漏らしてしまいました

真実を知ったとき、あなたはきっと切なくなる。。

 

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つながる違和感、伏線回収

原題も「SHUTTER ISLAND」の本作

”SHUTTR”には色々な意味が込められていました

  • 雨戸
  • シャッター
  • 閉じる人
  • 閉じる物

shutterの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

まさにこの映画を一言で表しているキーワードだと思います

孤立している島、台風の到来で打たれる雨戸、事件を終わらせる(閉じようとする)人、自分の中の”何か”を閉じようとする物・・・全てが凝縮されていますね

 

また、カメラのシャッターのように、一場面一場面、瞬きをするかのように閉じられる場面もまたシャッターの意味になりますね

 

この作品ではたくさんの違和感が出てきますね

まずは、印象的なC棟を訪れたときですが、炎の灯の不安定さがよく現れていますね

不安定な精神状態をよく表していると思います

 

特に個人的に印象的だったのは、主人公のテディが食堂でひとりの女性とインタビューするときです

ここのシーン、本当によく見ないと分からないのですが、一瞬だけ、相棒のチャックに目線が移動するのです

ここの演技・演出が本当に秀逸すぎて震えました

普通なら見ないのですが、チャックが実は〇〇だから見たのでしょう

 

あとは言わずもがな、67番目の患者の招待とか、4の法則とかね

4の法則は日本人は気付きにくいと思いますが、まあよく使われるギミックですよね

 

なぜこの女性患者は「RUN(逃げろ)」と言ったのか?

逃げたはずの女性患者がなぜ無傷で帰ってきたのか?

全ての謎は、後半にぎゅっと解明されます

これが面白い!サスペンス!

 

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最後はテディ?アンドリュー?意味深な終わりを解釈

最後、1回目とは違う感想を持ちました

1回目見たときには、「ああ、主人公はやっぱりダメだったんだな」と感じたのですが、2回目は「もしかしたら、そうじゃないのかもしれない」と思うようになりました

 

そう思った理由は、

  • 主人公が見ている景色がとても色鮮やかに美しくなったこと(もうひとりの自分が見ていた景色はもの寂しく殺伐としていましたが、最後のシーンは芝生の青が美しいくらいに輝いていた)
  • 「モンスターとして生きるか、善人として生きるか」と自分のことを俯瞰して見ている(もう一つの世界にいるのであれば、この発言は出ないはずですし、この違和感を医師も感じた)
  • 演技で医師に話しかけているように見える(”テディ”として医師たちを誘導しようとしているようにも感じられる)
  • 抵抗することなく、医師たちに最後は付いていっている(保安官ならきっともっと勘ぐったりしていたはず)
  • 主人公もある意味で被害者な側面もあり、解放されて自由になりたかった(主人公自身も心の疲弊を感じていて、繰り返される世界から逃げ出したかったのでは)

これらの考察はあくまでも私の考察なので、別の角度からの意見もあるとは思います

しかし、ハッピーエンド大好き人間からすると、少しでもいい方向にいくといいなと思っているので、こうした解釈になりました

 

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最後に

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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