自民党の下村博文前政調会長は4日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が現在の団体名への名称変更を文化庁から認められた経緯に関し、当時、文化庁を所管する文部科学相だったとして「今となっては責任を感じる。十分に状況を踏まえながら判断していく必要があった」と述べた。一方で、名称変更に自身の関与したかどうかについては「政治的な圧力は全くなかった」と否定した。所属する安倍派(清和政策研究会、97人)の会合後、記者団に語った。
下村氏は会合で名称変更の経緯を説明したと明かし「今回の問題で、清和研の皆さんが迷惑や嫌な思いをされているのであれば申し訳ない」と語った。