文化・芸能

「文化・芸能」に関するニュース一覧です。

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(342)

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『もーう、何を訊(き)いても要領を得ないなぁ。今日、夜には戻ってくる?』

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(341)

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 舞花(まいか)を質問攻めにする悠(ゆう)の声が、時たま危なげに揺れる。やっぱり、彼女は無理して気丈に振る舞っているようだった。一つだけ救いがあるとすれば、これが悠との関係の進展を止めるための白々しい…

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(340)

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「人を好きになるとどんな気分になるのかも知らないし、これが恋なのかなって思っても、今さら友達に訊(き)くのも恥ずかしいし……いつも悠(ゆう)や他の子たちの恋バナを聞いてばっかりで、受け身すぎるのもよく…

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(339)

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 悠(ゆう)は親友だ。距離を置く、なんて寂しいことはしたくない。だから舞花(まいか)が取れる選択肢は、必然的に、後者ということになる。

「100年後に阿仁を残したい」 マタギ16世・松橋翔さんの挑戦(上)

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 「マタギの里」秋田県北秋田市阿仁比立内で、15代続くマタギの家系に生まれた松橋翔(かける)さん(27)が今春、故郷で新たな一歩を踏み出す。現在は岩手県大槌町の地域おこし協力隊員として、シカを中心とす…

時代を語る・友川カズキ(1)怒り原動力に半世紀

 歌、絵、詩、演技など多彩な表現活動を行う三種町出身の友川カズキさん(74)。デビューから半世紀。表現とは、生きるとは。等身大の言葉で振り返ります。

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(338)

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「そうか、相手はただの友達か。勘違いしてすまなかったな……」

1300年続く伝統の大日堂舞楽、荘厳に 鹿角市

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 国の重要無形民俗文化財で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている秋田県鹿角市の大日堂舞楽が2日、同市八幡平の大日霊貴(おおひるめむち)神社に奉納された。地元の能衆が約1300年…

<新春随想>春待つ君へ 小松亜由美(作家、大仙市出身)

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 おや、ぼた雪が舞う秋田駅のホームの端っこで、背中を丸めて泣いているのは十九歳の私じゃないか。

小坂町出身・福田豊四郎が描いた秋田の四季 故郷の風景、鮮やかに

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 秋田県小坂町出身の日本画家・福田豊四郎(本名・豊城、1904~70年)は15歳で秋田を離れ、東京や京都に移りながらも、生涯にわたって故郷の風景を愛し描き続けた。昨年11月に生誕120年を迎えた豊四郎…

上位戦線は混戦模様か 2025年秋田県内・囲碁展望

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 10代から80代まで幅広い世代が活躍している県内囲碁界。高橋新一郎七段(秋田市)と藤井陽光七段(鹿角市)の2強が近年けん引してきたが、経験豊富なベテランの奮闘に加え、若手も徐々に実力をつけてきた。上…

一層の若手躍進に期待 2025年秋田県内・将棋展望

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 昨年は全県選抜将棋、全県将棋の両大会を若手の遠藤天太郎四段(秋田市)が初制覇。本県将棋界に新しい風を吹かせた。遠藤四段と共に東北6県将棋大会に出場した若手の納谷瑛志五段(同)、ベテランの鈴木勝裕五段…

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(337)

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「図星といった顔だな。昨日からスマホを見るたび憂鬱(ゆううつ)な顔をしてたのはそれか? 親しき仲にも──という言葉があるが、相手の連絡がしつこくて舞花(まいか)が迷惑してるなら、お父さんが一言、物申し…

韓国、米国、中国のお正月の過ごし方は? 秋田市・アトリオン

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 秋田市のアトリオン1階にある県国際交流協会の入り口に、韓国、米国、中国のお正月の過ごし方を紹介したボードが飾られている。県の国際交流員3人が作った=写真。

読者投稿コラム「えんぴつ四季」70年 日々の思い、自分の言葉で

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 秋田魁新報くらし欄の読者投稿コラム「えんぴつ四季」は今年、前身のコーナーが始まった1956年から70年目を迎えた。暮らしの中で感じたり、考えたりしたことを表現する場として長年親しまれてきた。常連の人…

俳優・齋藤璃佑、地元秋田への思い語る 戦隊ヒーロー好演中!

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 スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系AAB、日曜午前)で、ブンブラックに変身する警察官・阿久瀬錠(あくせ・じょう)を好演している俳優齋藤璃佑(20)は秋田県横手市出身。子ども…

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(336)

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 いつもの自分なら二つ返事で悠(ゆう)の誘いに応じるはずなのに、今日ばかりは、どうしても後ろ髪を引かれてしまう。

【相場詩織×生駒里奈・新春対談】秋田のこれからのために…「行動しよう、変えよ…

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 一度は秋田を離れ、現在は地元を拠点に活動するフリーアナウンサー相場詩織さん、秋田で一層活動したいという元乃木坂46で俳優の生駒里奈さん。2025年の幕開けに合わせ、プライベートでも親交のある2人が「…

「ルックバック」の絵看板お目見え 大館市の映画館「御成座」

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 秋田県にかほ市出身の漫画家藤本タツキさんの同名漫画が原作となっているアニメ映画「ルックバック」の絵看板が、大館市の映画館「御成座」にお目見えした。

辻堂ゆめ 連載小説「ふつうの家族」(335)

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「ええっ、そんなぁ。さっきお父さん、外で言ってたじゃん。『いざとなったら会社なんか放り出して、お前を雇って働くかな』って」