住民らが排水機場の機能や操作を学び、洪水発生時の安全な手順について話し合うワークショップが26日、大町町の下潟排水機場であった。排水ポンプの操作員ら関係者約40人が参加し、排水機場の概要の説明を受けた。本年度中にあと2回開き、水害時の作業を時系列でまとめた「タイムライン」をつくる。
国や県、流域市町でつくる六角川水系流域治水協議会が、武雄市や小城市など地域別に開いている。大町町では初開催で、来年1月からは多久市でも開く。
2019年の佐賀豪雨と21年の記録的な大雨で冠水した下潟排水機場は、施設を防水壁で囲ったり、排水ポンプ2機を増設したりするなどの機能増強を今年9月に終えた。