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検索エンジン戦争
検索エンジン戦争
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ジェフ・ルート 佐々木 俊尚
アスペクト (2005/07/26)
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おすすめ度の平均: 4.25
4 全体の8割くらいは広告モデルとSEOに関する内容です。それを納得した上で。
3 インターネットを商業的な側面から考察する歴史本。
5 世界を変えつつある検索エンジンの現状がよくわかる
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うーん、面白いっ!

「検索エンジンの歴史は、1990年代に曙を迎えた。混乱した先史時代を経て、グーグルという素晴らしい王朝の登場とともに、検索エンジンの文化は爛熟期を迎える。幾多のテクノロジーが生まれ、人びとはグーグル治世の平和−パックス・グーグルを謳歌した。
しかし、時代は変わる。
グーグル王朝に挑戦する勢力が現れたのだ。
マイクロソフト帝国と、ヤフー共和国である。」(プロローグより)

まるで、かつてのフジテレビ深夜番組「カノッサの屈辱」のようです。


細かいことはさておき、検索エンジン・SEO・Web広告について、面白可笑しく概観することができます。

インターネット入門的なセミナーで、検索エンジンについてインストラクションする際の、ネタ本にもなりそうです。(テキストにはなりませんが)

著者の言うとおり執筆された2005年5〜6月までの状況がまとめられているわけですから、まさに今読むべき本だと思います。数ヵ月後には違った状況になっている可能性も、十分ありますから。


本文も勿論面白いのですが、コラムや脚注からも「へえ〜」という知識が得られます。

私の場合、「あの」検索エンジンの親会社が元々はディズニーだったということを脚注で知り、心の中の「へえ〜」ボタンを激しく押していました。

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