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短文4つでブラインドタッチができる本

初心者向け,インストラクター向け
短文4つでブラインドタッチができる本―小指もスムーズに動きます
尾崎 實

発売日 1993/01
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私はこれでブラインドタッチを覚えました。

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パソコンをはじめた方が、はじめに乗り越えなければいけない壁にキーボードがあります。
なんとかどこになんというキーがあるか、キーの配列が覚えられると、次はブラインドタッチ(タッチタイピング)です。

まあ、完全なブラインドタッチができなくてもまあまあパソコンは使えるわけですが、やっぱりできるに越したことはありません。何よりも文字入力の負担が減ります。

で、どうやって習得すればいいのかというご質問をいただくわけですが、私の場合はこの本を利用しました。
数あるブラインドタッチ習得用の書籍の中で、例文のもっとも少ない本の一つだと思います。

ホームポジションからあまり指を動かさなくても入力できる例文から、少しずつ指を動かさなければいけない例文に進んでいきますが、出てくる例文はタイトルどおりたった4つ。
もっと練習したい人向けの例文も出ていますが、私はよく練習したのは結局代表的な4つだったように記憶しています。4つですから当然簡単に覚えてしまえ、パソコンに向かわなくてもどこでも指を動かす練習をできるのがよかったんだと思います。

私の場合、練習し始めて1〜2週間でほぼブラインドタッチできるようになりました。

どんなことでも習得する方法というのは、いくつも種類があって、向き不向きというのはありますので、全ての人がこの方法で習得できるのかはわかりませんが、私にはこの方法が向いていたようです。

ブラインドタッチ練習用の書籍でも、ソフトでも無意味な文字の連続で練習させようという類のものがありますが、あれはやめるべきだと思います。
棋士の方は駒の並びについては驚くべき記憶力があると聞きますが、まったく無意味に並べた駒はやはり覚えられないそうです。それと同じことでまず日本語としてありえないような順序で、キーを無闇に打つような練習はやめた方がいいと思います。辛いだけに終わるんじゃないかと思います。

どうせ練習するなら効率的に、楽にやった方がいいじゃないですか。

但し、練習しないと習得できないことは言うまでもありません。
読んだだけではダメです。
そのことだけはお間違えなきよう。

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