冷凍食品産業における環境問題への対応についてお伝えするページです。
環境保護への取組
冷凍食品業界における環境自主行動計画
はじめに
冷凍食品産業は、生活の基本的要素である「食」を支える重要な産業であり、高品質で衛生的かつバラエティーに富んだ食品の提供を通して、豊かな食生活の創造に貢献してきた。
しかし、一方冷凍食品は他の産業と同様に製造過程や流通過程でエネルギーを消費することによる環境負荷を避けることはできません。このため、従来から各企業では個別に環境対策を行ってきましたが、現在直面している温暖化などの地球的な環境問題に対応するためには、冷凍食品業界としての積極的な取組みを行うことし、平成11年2月に「環境に関する自主行動計画」を策定しました。その後、同計画のフォローアップ調査を実施しています。
冷凍食品業界における第二次環境自主行動計画(令和4年改正版)
第一次自主行動計画ではCO₂排出原単位の削減を目標にしていたが、エネルギー消費原単位の削減及び自然冷媒の増加を長期目標に据えることとする第二次環境自主行動計画を平成27年3月に策定した。また、モントリオール議定書の改正で代替フロン冷媒の削減目標が示されたことから、令和4年11月第二次環境自主行動計画(令和4年改正版)を策定した。
容器包装3R推進
冷凍食品業界における容器包装3R推進のための自主行動計画
はじめに
当協会は、平成11年2月に策定しました『冷凍食品業界における環境自主行動計画』において、「一般廃棄物となる消費者用包装(紙・プラスチック)については、平成12年完全施行となる『容器包装に係わる分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)』に基づきリサイクルを促進するとともに、素材の見直し・包装の簡素化についても検討し、これを推進するものとする」と定めています。
冷凍食品業界各社は、この行動計画に沿ってリサイクルの推進等に努め第一次容器包装3R推進に努めてきましたが、容器包装3R推進のため、当協会として平成18年3月24日に「冷凍食品業界における容器包装3R推進のための自主行動計画」を策定しました。その後、第二次自主行動計画を平成24年3月に策定しました。
毎年フォローアップ調査を実施しています。