Hi !!
Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。
この記事では2024年12月に配信されたNetflixドラマ「ブラック・ダヴ(Black Doves)」シーズン1を観た感想をネタバレありでやっていきます。
まだ観ていない方はネタバレにご注意を!
タイトルにある”dove”は鳩って意味のハト派というニュアンスでも使われる英語で、石鹸メーカーのそれのロゴと言葉の意味が今さらながら繋がった私(笑)
皆様はご存知でしたか?
と、前置きはこの辺にして早速いきましょうか。
ぱーぷるの他SNSもぜひフォローお願いします!
YouTube→ @purpledramanote
旬な洋画、海外ドラマなど海外エンタメ情報を発信中。
X(twitter)→ @coldcoleman1
Netflixドラマを中心に海外ドラマ情報を呟きます。
<スポンサーリンク>
主な登場人物
ヘレン
Cast: Keira Kinghtley
表向きは政治家の妻を演じるブラック・ダヴのスパイ員。
彼女を演じるのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」などで知られるキーラ・ナイトレイ。
サム
Cast: Ben Whishaw
ヘレンの危機に10年ぶりにイギリスに戻ってきた殺し屋。
彼女とは心許す友。
彼を演じるのは「007」シリーズでQを演じた方。
ウォレス
Cast: Andrew Buchan
ヘレンの夫。
時期首相に最も近い男。
リード夫人
Cast: Sarah Lancashire
ヘレンの雇い主。
レニー・ラインズ
Cast: Kathryn Hunter
サムの雇い主。
ウィリアム
Cast: Ella Lily Hyland
ヘレンお抱えの殺し屋の1人。
ジェイソンの家で鉢合わせしたヘレンと揉み合いになる。
エレノア
Cast: Gabrielle Creevy
ヘレンが抱える殺し屋の女性。
ウィリアムの新しい相棒。
サムとヘレンの任務に協力することに。
コール・アイウッド
Cast: Finn Bennett
大使殺害の濡れ衣を着せられたCIA捜査官。
マイケル
Cast: Omari Douglas
サムの元カレ。
ジェイソン
Cast: Andrew Koji
ヘレンの不倫相手。
MI:5捜査官だった。
トレント・クラーク
中国大使を殺した男。
カイ-ミン
Cast: Isabella Wei
中国大使の娘。
ヘクター
Cast: Luther Ford
サムが慈悲を与えた男。
ダニー
Cast: Agnes O'Casey
ウォレスの秘書。
ストーリー振返り
中国大使とジェイソン殺害の真相
始まりは中国大使の娘カイ-ミンと犯罪一家クラークのトレントの恋から。
2人の関係を認められない中国大使はトレントと言い合いになり、その中でトレントは大使を殺してしまう。
事件のもみ消しをトレントは親にお願いし、ヤレックを初めとしたイギリス政府の人間が動き始める。
殺人現場を盗撮したテープがあることが明らかになり、ジェイソンなどその所持に関わる人物がトレントの指示によって次々に殺される。
各組織が録画装置を求める中で、CIAからリード夫人に回収の依頼がある。
事件関係者の相関図(分かりずらいかもしれませんが…)
トレント(クラーク家)<恋仲>カイ-ミン(中国大使の娘)
カイ-ミン<友人>マギー(MI:5)
マギー<同僚>ジェイソン(MI:5)<知り合い>フィリップ(記者)
フィリップ<知り合い>ヤレック(イギリス政府)
それ以外のストーリー
最愛の男ジェイソンの死を受けてヘレンは復讐を誓う。
そんな彼女の組織での起用に不安を感じるリード夫人はサムを呼び戻して彼女をサポートすることを依頼する。
そのサムはイギリスに帰ってくるなり、以前に失敗したヘクター殺害の依頼をレニーから受ける。
サムはヘクターと対峙するがまたしても彼を逃し、ヘクターがたまたま捕えていたカイ-ミンを救出する。
ヘレンはリード夫人の依頼で濡れ衣を着せられたCIA捜査官コールの確保に動き、無事に成功するがリード夫人の裏切りで中国サイドの組織に追われることに。
さらにヘレンはウォレスの秘書として潜入していたブラック・ダヴの一員ダニーに宝石店で命を狙われるが、彼女を倒しジェイソンが隠していた録画装置を手に入れる。
カイ-ミン、エレノア、サムをクラーク家に捕えられたヘレン達は録画装置と引き換えに彼らの解放を交渉。
交渉の場でジェイソン殺害の真犯人(トレント・クラーク)を知ったヘレンは銃を構え、撃ち合いとなる。
復讐に燃える彼女に変わってサムがトレントにとどめを刺し、ヘレンに容疑がいかぬように現場の隠蔽を行う。
クラーク家の恨みを買うことになったサムは最愛の恋人マイケルとの関係を諦め、ヘクターのもとでクラーク家と対抗することにする。
家族のもとに戻ったヘレンはクリスマス当日、サムを家へ招待する。
<スポンサーリンク>
ネタバレ感想
愛着持てるキャラクター
ドラマで言うと「ジ・アメリカンズ」、映画でいうとMI:シリーズとか007シリーズを彷彿とさせる世界観が印象的なこのシリーズ。
個人的に気に入ったのはキャラクターです。
メインの2人、特にヘレンの奥深さが際立ってました。
というか演じるキーラ・ナイトレイの演技力が凄い(笑)
2話目、サム(並びにウォレス)との出会いを描く回想シーンで、ヘレンの明るくてキュートさを感じさせる雰囲気と初々しい2人の関係性が描かれました。
そこから場面が現代の2人がジェイソンを殺した人物のアパートへ向かうシーンに切り替わった時のヘレンの変貌ぶりに思わずびっくりしてしまいました。
本当に10年近くの年月を重ねてから撮影したんじゃ無いかってくらいに、これまでの苦悩とかが感じ取れたんですよね。
役者の実力の差なんて素人には分からないて思ってましたけど、こればっかりはハリウッド最前線で活躍してきた実力が伊達じゃ無いなってことをヒシヒシと感じましたね。
それと回想シーンのショートボブのキーラ・ナイトレイアは至高(笑)
あと、ベタかもしれませんがサムの殺し屋仲間達もいい感じ。
ネジが外れたような言動をする彼女達、ああいうキャラがシリアスな作品でいてくれるのはありがたいです。
彼女達とサムのなんとも言えないキャラ性との相性も抜群で、彼らのやり取りは終始面白かったです。
上手くまとめた感あるけど…
ミステリー作品ばりにサプライズの連続だった事件の真相。
一見すると綺麗にまとめた感じがするものの、かなり疑問の残る箇所は多かったです。
最終話で教会でヘレンがリード夫人からジェイソンの素性を教えられるシーンであんな事細かに事件の経緯を説明するのは、作品の見せ方として頂けないですよね。
あのシーンではジェイソン、マギー、フィリップの素性、なぜカメラがそこにあったのか、いかにカメラの捉えた情報が出回ったのか、なぜジェイソン達が命を狙われることになったのか、ジェイソンがヘレンに近づいた訳などなど10分近くに渡って一気に説明されます。
道中で真相の95%を理解させた上で、最後の1ピース(このシリーズで言うならジェイソンがなぜヘレンに接近したかとか)を添えるのはいいけど、あれはちょっと詰め込みすぎ(笑)
その辺をストーリーの中で自然に描くことが出来たら100点だったかもしれません。
あれだけ説明して、結局なぜジェイソンがオリジナルの録画データを持っていたのかは謎ですし。(マギーが回収したんですよね…)
単純に描こうとしたストーリーが複雑すぎたかもしれません…
関わってる人や組織が多すぎて、この記事でストーリーをまとめるのも苦労しましたから。
リード夫人並びにブラック・ダヴという組織の立ち位置もイマイチ理解しきれない部分があって、終盤、リード夫人が中国組織からCIAに取引相手を即座に切り替えたところとか、そんなことを平然として裏社会で信頼を維持できるものかと疑問に感じます。
他がいい感じだから惜しいなって思います。
シーズン2に向けて
ジェイソンの素顔をリード夫人から聞かされたヘレン。
詳細の情報が入ったデータを川に捨て、ウォレスと子供達が待つ家に帰ってひと段落。
しかし、一件を受けてイギリス政府と犯罪組織の繋がりが浮き彫りになり、MI:5やCIAがその捜査に動き始める模様で、クラーク家の生き残りによる報復も動き始めるといった感じのところで終わったシーズン1。
終わってみるとこのシーズンはプロローグ的なストーリーにも感じて、次のシーズンが物語としてより面白くなる気がしています。
そんなこれからの展開が楽しみなこのシリーズ、シーズン2の制作は既に決まっています!
続報などはぱーぷるのX(旧twitter)にてシェアしますので、フォローがまだの方はこの機会にぜひフォローお願いします!
X(twitter)→ @coldcoleman1
Netflixドラマを中心に海外ドラマ情報を呟きます。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
もし、この記事を気に入ったらぜひシェアお願いします。
では、また別の記事でお会いしましょう♪
合わせて読みたい関連記事