プロパンガス会社変更の4つの手順とトラブル回避策

①違約金が高額だと変更できないことがある

違約金はなぜ発生するか？

多くの場合、新築時にプロパンガス会社が無償貸与で設備を設置した際発生します。基本的にガス会社や工務店はわざと説明せず、建築主は契約内容を知りません。

切替の検討段階で違約金の存在に気付いても、20〜30万円も残っていると対応不可能になります。

この場合は、数年待って違約金が少なくなってから変更を再検討せざるを得なくなることが多いです。

しかし、協会ではこのようなケースでも期待以上の提案を行い、喜んでいただいています。

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

②最初は安く、徐々に値上げするのが業界慣習

プロパンガスは、契約した時が一番安いです。これがプロパンガス業界の最大の問題点です。

契約後しばらくして原油が値上がりすると、ガス会社はその分すぐに値上げします。しかし、その後何ヶ月かして原油が下がった場合、ガソリンは下がってもプロパンは下がりません。

そう、ガソリンは街中で競争にさらされていますが、プロパンはそうではありません。どのガス会社がいくらで販売しているか誰にも分からないのに、自分から下げる正直なガス会社はないのです。

そういうことが繰り返し行われたら、数年後には随分高くなりますよね。

しかし、協会が紹介するガス会社はそういうことをしないガス会社だけですので、どうぞ安心してください。

もし、あなたの家が10年も20年も同じガス会社と契約していたら、高くないか下記で調べてみてください。

戸建専用

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③引き止めに来た、今のガス会社へのトラブらない断り方

委任状を書いて新ガス会社に渡すと、新ガス会社が解約連絡しますが、すかさず今のガス会社が引き止めに来ます。ほぼ100％です！アポも取らずに。

そこで、今から非常に大事なことをお伝えします。

プロパンガス会社変更時における最大のトラブル回避ポイントは、【いかに現在のガス会社さんとの間に波風を立てないか】です。

だから間違っても、「すみません。御社はガス代が高いので他社に変更します！」などと言わないでください。トラブルを招き寄せることになります。

では、どう言えばよいのか？

安心してください。波風の立たない完璧な断り方をお教えします！ご相談時に"そっと"です。

④借家＝変更決定権者は大家さん

借家の方は、自分だけの意思では変更できません。

変更を認めるかどうかは、大家さんの判断1つです。しかし、頻繁にあるのが大家さんとガス会社が癒着しているパターン！

ガス会社は高価な給湯器等をタダで設置し、その分高いガス料金を借家の入居者に請求します。こういう"美味しい関係"を邪魔されたくない大家さんは、ガス会社の変更を認めてくれないことがあります。

ですので、協会へガス会社変更の相談をする前に、大家さんに変更しても良いか許可を貰っておくことが必須です。

⑤ガス会社変更を阻害する古い慣習

今のガス会社Aと仲良くしているガス会社Bは、変更依頼に応じてくれません。

よく消費者の方が近所のガス会社に、乗り換えを相談して断られたという話を聞きますが、この古いしきたりが原因です。

現在、都道府県毎に平均300社以上のガス会社がありますので、その相関図は非常に複雑で流動的です。

あなたが契約しているガス会社を、どのガス会社なら切り替えが出来るのか公開情報は存在しません。しかし、協会に蓄積された情報は必ずお役に立てるはずです。

まずは、ご相談ください。

①訪問販売に申込をした後、キャンセルを拒否されたが、協会のサポートで無事にガス会社変更に成功

千葉県のYさんは、プロパンガスの訪問販売に申込書を書いたばかりに、とてもイヤな経験をしてしまいました。

Yさん宅を訪れたB社営業マン氏の提案は大変魅力的で、かつA社の料金が高かったのでつい委任状に印鑑を押してしまいました。その委任状が現在のAガス会社に届くと、当然A社から引き止めに来ます。

A社の担当者が「B社の評判は悪いですよ」と言うので調べるとその通りなので、どうしたものかと協会に相談がありました。協会のクチコミ内容が良く、信頼できると判断し相談したとのことでした。

協会は優良ガス会社を紹介すると同時に、YさんにはB社への委任状を撤回するようおすすめしましたが、B社に拒否されてしまいます。

クーリングオフの期限を過ぎていると言うのです。

協会は、本人の意思でどうしてもキャンセルするという点を強調することをYさんにアドバイスし、B社を納得させることができました。

多分、このトラブルはYさん単独ではとても解決できない難問だったと思います。

全てが解決したあと、協会の担当者はYさんから何回も何回も感謝の言葉を頂戴しました。

②違約金が20万円もあり、他社で断られたが協会で変更に成功

埼玉県のKさんは、県内に中古住宅を購入。ガス代を確認すると適正価格の3倍もの異常価格であることが判明。

しかし、ガス会社を変更するには20万円以上の違約金を支払わなければならず、大いに悩んだ末に協会に相談されました。

協会では綿密なシミュレーションを行ない、一括で違約金を支払っても数年で元を取ることが可能とKさんにご説明。

Kさんも協会案に即決で同意され、すぐに切替が成功しました。

後日談ですが、Kさんは他の団体にも数社相談したところ、どこも判で押したように「違約金の償却が終わってからの切替をおすすめします」としかアドバイスしてくれなかったと、悶々としながらのご相談でした。

Kさんからは「期待以上の提案でした」と、大変感謝されたので協会としても大いなる誇りです。

③近隣のガス会社から談合で断られ、協会経由で当初の目的達成

和歌山県にお住まいのBさんのことです。

Bさんは、プロパンガス代が冬は月額で2万円を超えることもあるため、安いガス会社に乗り換えることを考えました。

そこで、近所のガス会社に電話したところ、「現在のガス会社との関係で乗り換えはできません」と断られてしまったのです。素人には荷が重いと感じたBさんは、ネットで協会を調べて電話してこられました。

それまで契約していたガス会社だと約2万円なのが、協会が紹介したのは約1.5万円で5千円安くなります。

Bさんは早速決断し、2週間後には無事当初の目的を達成しました。

元のガス会社が引き止め目的でアポ無し訪問してきた時は、「さんざん高い料金を取っておきながら、いざ乗り換えようとすると『下げますから』って、おかしいです」とお断りしたそうです。

①適正料金である

協会が一番重要視していることです。料金が高ければ、他の何が良くても意味がありません。プロパンガスの場合は、適正料金がいくらかは都道府県別に違いますので、詳しくは下記をご覧ください。

＜関連記事＞：プロパンガスの適正価格 2024

②不当な値上げをしない

ガス会社が値上げをした場合、それが「不当な値上げ」かどうか、見極めるのはプロでないと不可能です。また、ガス会社の料金は何種類もあるのでより複雑です。

そこで、「協会は350円とか420円とかをずっと維持します」と、保証するのではなく「ガス料金見守り保証」という「仕組み」を作りました。

要は、「仕入れ原価が20円上昇したら、販売価格が20円上がるのは適正である」という考え方です。詳しくは、下記をご覧ください。

＜関連記事＞：ガス料金見守り保証

③保守・保安が万全

保安とはメンテナンスが迅速かどうかです。例えば、給湯器が点火しない時に、すぐ来てくれるかどうかなど。

保安とは、法律に基づいて行われる、定期的な点検や周知・調査などです。この保守と保安がしっかりしていないと安心してプロパンガスを利用できません。

＜関連記事＞：保安面と夜間・休日対応の良い会社を選ぶ

●結論

当協会が紹介するガス会社は、上記①〜③について問題ないことを自信を持って宣言します。安心してご相談いただければと思います。