Engineer's Digest

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2024/12/03 #27 - 今日の技術情報ダイジェスト

ファーウェイのHarmonyOS Next

ファーウェイが米国からの制裁を受け、Androidから独立した独自OS「HarmonyOS Next」を発表しました。新機種Mate 70シリーズとMate X6の一部にはHarmonyOS Nextが、他にはAndroidベースのHarmonyOS 4.3が搭載されます。2025年以降発売の全機種にはHarmonyOS Nextが搭載される予定で、Androidアプリには非対応となるため、開発者は新たなアプリ構築が必要となります。ファーウェイは、HarmonyOS Next対応デバイスは独自設計であると強調しています。

www.gizmodo.jp

ChatGPTを用いた市役所システム開発事例とリスク

ある市役所がChatGPTを用いてシステム開発を行い、外注した場合と比較して費用を30分の1に削減したという事例が報告されています。著者はChatGPT活用に関する書籍を執筆しており、この事例を通して、専門知識を持たない者がChatGPTを安易に利用することの危険性を指摘しています。システム開発には作成だけでなく、運用、保守、トラブル対応といった継続的な維持管理が必要であり、ChatGPTはあくまで開発を補助するツールであるため、専門家の適切な判断と関与が不可欠であると結論づけています。

togetter.com

巨大AIモデルにおけるスーパーウェイトの重要性

数十億パラメータを持つ巨大言語モデルにおいて、モデルの機能を維持するために極めて重要な「スーパーウェイト」と呼ばれる単一のパラメータの存在が発見され、このパラメータを削除するとモデルのテキスト生成能力が完全に崩壊することがAppleなどの研究チームによって報告されました。このスーパーウェイトは初期層に位置し、機能語の確率を抑制する役割を担っており、その発見はモデルの圧縮や量子化技術の向上に繋がる可能性があります。研究チームは様々な大規模言語モデルにおけるスーパーウェイトの位置情報を公開しています。

www.techno-edge.net

WD_BLACK SN7100 PCIe 4.0対応M.2 SSD

ウエスタンデジタルが、PCIe 4.0対応のM.2 SSD「WD_BLACK SN7100」を発表しました。500GB、1TB、2TBの容量展開で、1TBと2TBモデルは最大読込7250MB/s、書込6900MB/sという高速なデータ転送速度を実現しています。従来モデルと比較して性能と電力効率が向上しており、特に電力効率は100%向上しています。ノートPCやゲーミングPCへの搭載を想定しており、同時にXbox用拡張カード「WD_BLACK C50」も発売されています。

pc.watch.impress.co.jp

日本ランサムウェア対策機構サービス開始

ランサムウェア被害の急増を受け、日本ランサムウェア対策機構が日本初のランサムウェア対策専門サービスを開始しました。復旧支援、予防策立案、システム診断といった総合的な対策を提供し、企業規模に関わらずカスタマイズ可能なプランを用意しています。無料相談窓口やセキュリティ診断キャンペーンも実施中で、最新情報や教育プログラムによるセキュリティ向上支援も行っています。

prtimes.jp

Metaによる大規模海底ケーブル敷設計画

Metaが、地球を「W」字型に結ぶ全長約4万キロメートルにおよぶ海底ケーブルの敷設を計画しており、建設費用は1兆5千億円を超える可能性があると報じられています。これはFacebookなどのサービスの強化と、AIインフラの拡大を目的としており、W字型のルートを採用することで地政学的リスクを回避する狙いがあると見られています。インドでのAI拠点開設との関連性も指摘されています。

gigazine.net

Windows 11のシステム要件緩和に関する議論

Windows 11のシステム要件緩和に関する議論が活発化しており、旧型PCへの対応開始を示唆する情報がマイネ王掲示板で話題になっています。具体的には、第三者ツールを用いたインストール方法や、TPMやCPU世代、UEFI/SSDの有無がインストール可能性に影響している点が議論されています。一方で、Microsoftによる公式発表がないため、情報真偽は不明瞭であり、一部ユーザーからはLinuxへの移行検討やWindowsの将来への懸念も出ています。

king.mineo.jp

レガシーサーバーのコンテナ化と刷新事例

カヤック社が5年前にレガシーサーバー(SVN、Redmineなど)をコンテナで構築した社内システムを2024年に刷新し、廃止予定や低利用頻度サービスの整理によるコスト削減、CloudFront、Lambda、S3を用いた新アーキテクチャへの移行、Cognito認証をCloudFrontで利用するためのGo言語とCloudFront Functionsの使用、そしてVPC内リソース削除によるシステム簡素化を目指した取り組みについて解説しています。

techblog.kayac.com

クロスプラットフォームファイル共有アプリUpload Remoteレビュー

「Upload Remote」はWindows、Mac、iPhone、Androidに対応したファイル共有アプリで、同一ネットワーク内であればアプリ起動のみでファイル共有が可能です。初回のみデバイス間のペアリングが必要ですが、ファイル送信はファイル選択と送信先デバイス選択の2ステップとシンプルです。受信ファイルは受信箱タブで確認でき、デバイスごとにフィルタリングも可能です。

forest.watch.impress.co.jp

Googleに対する司法省のChrome売却要求

米司法省がGoogleに対し、Chromeブラウザの売却を含む事業分割を要求する訴訟を起こしており、2020年から続くこの訴訟でGoogleは敗訴、司法省は是正案を提示し、最終決定は2025年3月を予定しています。これは、Googleの検索広告市場における独占的地位への対応で、Googleは独占を否定しChrome売却に反対しているものの、バイデン政権下の反トラスト法強化の流れや、控訴や司法省提案の影響も考慮する必要があるとされています。Googleの圧倒的な検索シェアは信頼性と検索広告収入によるものですが、生成AIなどの新技術の台頭が今後の競争環境を大きく変える可能性も示唆されています。

www.watch.impress.co.jp

Arm版Windows 11クリーンインストールにおけるUSB起動トラブルシューティング

Arm版Windows 11のISOイメージを用いたクリーンインストールにおいて、Lenovo Yoga Slim 7x Gen9でUSBブートに失敗した事例が報告されています。原因は、USBドライブのファイルシステムがNTFSであることと、セキュアブートが有効になっていることにあると特定され、4GBを超えるinstall.wimファイルを分割してFAT32でフォーマットしたUSBメモリを作成することで解決しました。また、ネットワーク接続にはWindows標準ドライバーに対応した有線LANアダプターを使用し、クリーンインストールを成功させ、リカバリメディア作成時の制約を回避することに成功しています。

internet.watch.impress.co.jp

Bluesky全投稿リアルタイム表示ツールFireskyレビュー

Blueskyの全投稿をリアルタイムで表示するサービス「Firesky」が紹介されています。Firehose APIを利用し、全ての投稿を滝のように表示する仕組みで、黒背景に白文字というシンプルなデザインです。言語、キーワード、URLによるフィルタリング機能も備え、大量の投稿から必要な情報だけを効率的に収集できるため、リアルタイムの情報収集ツールとして実用的です。

gigazine.net

Honoフレームワーク活用事例

記事ID397「【最強】Honoフル活用事例2024年」では、漫画プラットフォーム「comilio」の開発事例を通して、Honoフレームワークの有用性を解説しています。TypeScriptベースのサーバーサイドをHonoでほぼ全て構築し、HonoのRPC機能による堅牢な開発と型安全性、DrizzleとZodを用いた効率的なバリデーション、そしてNext.jsとの連携による柔軟な開発・本番環境構成について詳細に説明しています。

zenn.dev

ChatGPTによるECサイト設計におけるダークパターン生成

イギリスとドイツの大学による実験で、ChatGPTにECサイトの設計を依頼したところ、全ての設計案にユーザーにとって不利なダークパターンが組み込まれていたことが判明しました。これは、ChatGPTがインターネット上の情報を学習する過程で、人間が使用するダークパターンを学習した結果だと考えられています。他の生成AIでも同様の結果が得られており、生成AIにおけるダークパターンの使用規制が必要だとする研究者の提案も出ています。

internet.watch.impress.co.jp

架空のファッションECサイトアーキテクチャ設計

Findy Toolsの記事では、架空のファッションECサイトを例に、50名程度のエンジニアチームで高トラフィックを想定したアーキテクチャ設計について、AWSを用いたモノリシックなアプリケーション構成(Amazon ECS(Fargate)、Amazon Aurora)と、Amazon CloudFront、Redis、Amazon SQSなどを活用した読み込み・書き込み処理の具体的な方法を解説しています。Shopify等のフルマネージドサービスは使用せず、シンプルで運用しやすいアーキテクチャを重視しつつ、将来的な拡張性も考慮した設計となっています。

findy-tools.io

SaaSセキュリティチェックシート記入に必要な情報

SaaSのセキュリティチェックシート記入に必要な事項として、組織のセキュリティ体制、規約、責任分担、システム管理、アクセス権限、セキュリティ教育、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データ保護対策、開発環境、端末管理、コードレビュー、ログ管理、インシデント対応、第三者監査、AI/LLMシステムのセキュリティ対策に関する詳細な情報が求められることを解説しています。

studist.tech

Rails8の認証機能とアイデンティティ管理

Rails8で追加された認証機能ジェネレーターについて解説しています。ユーザー名とパスワードによるシンプルなログイン機能を生成しますが、MFAや認可機能は含まれません。CurrentAttributesの使用によるセキュリティ上の懸念も指摘されており、本番環境ではdeviseやrodauthといったGemの使用が推奨されていますが、簡単な認証システムの学習や独自システム構築の出発点として有用であると結論付けています。また、生成されたコードを改修し、アイデンティティ情報と認証情報を分離したモデル構成の提案も行われています。

kinoppyd.dev

APT28によるNearest Neighbor Attack

2014年から活動するロシアのサイバー攻撃グループAPT28が、ウクライナ侵攻直前に標的の建物の隣接するWi-Fiネットワークを悪用し、内部情報にアクセスする「Nearest Neighbor Attack」と呼ばれる新たな攻撃手法を用いたことが判明しました。この攻撃では、標的のWi-Fiに侵入後、既存のWindowsツールを利用するLiving off the Land手法により多要素認証を回避し、情報窃取を実行しました。攻撃元は数千キロ離れた場所であり、Wi-Fiネットワークへのアクセスが攻撃の鍵となるため、セキュリティ強化の重要性が改めて浮き彫りになりました。

www.itmedia.co.jp

SwitchBot CO2センサーレビュー

SwitchBot社のCO2濃度測定器「SwitchBot CO2モニター」のレビュー記事で、コンパクトさや手軽さ、USB給電による利便性などを紹介しつつ、他社製品との比較を通して測定精度やデータの正確性、長期安定性といった弱点も検証しています。Amazonでの販売価格が7980円からであることも明記されており、多機能性と価格のバランスからくる買い得感についても言及しています。

www.itmedia.co.jp

効果的なポストインシデントレビュー

システム障害発生後のレビューであるポストインシデントレビューの重要性と、効果的な実施方法を解説した記事です。レビューの目的、実施すべきケース、調査方法、データ収集方法などを具体的に説明し、「なぜうまくいかなかったか」ではなく「なぜその方法が理にかなっていたか」を問うことで、人的ミスへの非難ではなくシステム全体の課題を明らかにする方法を提案しています。効果的なレポート作成と情報共有による組織全体の学習機会の増大を目指した内容となっています。

speakerdeck.com

nginx 1.27.3のupstream resolve機能

nginx 1.27.3より、upstreamブロックにおいてresolveディレクティブが利用可能になり、DNS解決を直接指定できるようになりました。これにより、従来はDNSレコード更新後も古いIPアドレスを参照し続ける問題が解消され、DNS更新を自動的に反映できるため、パフォーマンスが向上します。 重要なのは、この機能を利用するためにnginxをreloadする必要がなく、パッチ適用やサードパーティモジュールも不要である点です。ただし、この機能は安定版であるnginx 1.28リリースを待って利用可能になります。

zenn.dev

カンファレンスブース運営改善事例

ビットキー社の技術広報担当者が、カンファレンスのブース運営経験から得た改善点を解説しています。当初は自社製品中心の情報発信で来場者やスタッフの満足度が低かった点を反省し、来場者との双方向コミュニケーションを重視したコンテンツ導入や、ノベルティを菓子からステッカーやキーキャップなど多様な品に変更した取り組みを紹介。今後は関係者全員が楽しめる双方向の情報交換を重視したブース設計を目指すとのことです。

zenn.dev

エンジニアリングマネージャーコミュニティEMConf JP 2025

エンジニアリングマネージャー(EM)の課題解決を目的とした3つのEMコミュニティが連携し、7月に合同イベント「EM Fest!」を開催、盛況のうちに幕を閉じました。その流れを受け、2025年2月にEM向けカンファレンス「EMConf JP 2025」の開催が決定し、多くの応募が殺到しています。本カンファレンスは、チームや組織の成果最大化に責任を持つEMの実践者にとって、実践的知見の共有や悩み相談ができる貴重な場、いわばセーブポイントとなるコミュニティの活動の一環として開催されます。記事では、EMConf JP開催の背景や、EMを取り巻く現状、コミュニティの重要性について、あらたま氏へのインタビューを通して解説しています。

levtech.jp

イーロン・マスクvs.OpenAI訴訟

イーロン・マスク氏が、OpenAIとそのCEO、社長、元取締役ら、そしてMicrosoftを相手取り、OpenAIの営利企業化への移行差し止めを求める独占禁止法違反訴訟を起こしました。訴状では、OpenAIの反競争的な行為が主張されており、OpenAIの営利企業化が競争を阻害すると訴えています。

gigazine.net

ポケポケバトルログデータ分析

株式会社JADEの社員が、スマホアプリ「ポケポケ」において2種類のデッキで100回の対戦を行い、その勝敗、デッキ構成、先攻後攻などのデータをスプレッドシートとLooker Studioを用いて可視化し、データ分析を通してデッキ構成の課題と改善点を特定、ガルーラやレッドカードの採用といった改善策を実施した事例が紹介されています。 この事例は、データ活用によるゲーム戦略の改善とデータ分析の重要性を示しています。

blog.ja.dev

OpenTofu入門

HashiCorp Terraformの商用ライセンス化を受け、オープンソースとして開発されたOpenTofuの概要を紹介する記事です。Terraform v1.6.0-alpha相当をフォークしており高い互換性を持ち、tfstateの暗号化など独自機能も備えています。CLIコマンドはterraformからtofuに変更され、一部構文に違いがある点に注意が必要です。周辺エコシステムは発展途上ですが、コミュニティ主導で開発が進められています。

qiita.com

生成AIエージェントシステム開発におけるMCP

Qiitaの記事「ClaudeのMCPを徹底解説! & gpt-4o+MCP+YouTube APIの動画推薦チャットAIも作る」では、生成AIのエージェントシステム開発において重要な役割を担うModel Context Protocol(MCP)について、具体的な実装方法を含めて解説しています。MCPはLLMが様々なツール(APIなど)を利用するための仕組みであり、ツールを定義・管理するサーバーとクライアント間のプロトコルです。記事ではSQLiteデータベースやYouTube Data API v3を使ったMCPサーバーの実装例を紹介し、ChatGPTなどのLLMとMCPサーバーを連携させた動画推薦アプリ開発への応用まで踏み込んでいます。MCPサーバーを利用することで、ツールの再利用性が高まり、効率的なエージェント開発が可能になります。

qiita.com

カレー作りを例としたプロジェクトマネジメント入門

Uzabase for Engineersの記事「エンジニアも知っておきたい『プロジェクトマネジメント』〜カレー作りで学ぶPMBOKの実践的TIPS〜」では、NewsPicksの安藤氏がエンジニアリングマネージャーとしての経験に基づき、プロジェクトマネジメントの重要性と実践的な手法を解説しています。カレー作りの例を用いて、段階的詳細化、クリティカルパス、ファストトラッキング、クラッシング、QCDS調整といった手法を分かりやすく説明しており、プロジェクトの計画、実行、リスク管理に役立つ具体的なTipsを紹介しています。これらの知識は、エンジニアのキャリアにおける差別化要素となり、チームリーダーやエンジニアリングマネージャーを目指す方にとって有益な内容です。

tech.uzabase.com

生成AI利用者への課題アンケート結果

生成AIを利用する約1000人を対象とした調査結果を元に、生成AI利用における課題や、特に「ハルシネーション」対策として有効な手法などを解説したIT eBookに関する記事です。Pythonを用いたIPythonによる開発環境、効率的なコード記述、エラー対策、AIやIT関連技術の最新動向、活用事例、2024年のIT業界トレンド予測、AI技術の展望なども網羅しています。

atmarkit.itmedia.co.jp

GMOペパボ退職報告

GMOペパボで10年間、ドメインサービス開発などPerlを用いた開発に従事したエンジニアが退職を発表しました。社内外の優秀なエンジニアとの交流を通じた技術力向上や、10年間の経験を踏まえた自身の成長と会社の現状を考慮し、退職を決意したとのことです。今後は社会へのインパクトのある仕事を目指し、新たな会社へ進む予定です。

pyama.fun

freeeにおけるテストレシピ導入事例

freeeのQAエンジニアが、マスターデータ管理プロダクトにおいてQAがボトルネックとなり継続的なテストが困難だった状況を改善するため、「テストレシピ」を導入した事例を紹介しています。テストレシピ導入により、開発者とQAエンジニア間でテストケースを共有し、テストレベル(ユニット、インテグレーション、システムテスト)と重篤度を明確化することで、システムテストの削減とユニットテストの増加を実現し、継続的テストを可能にしたと報告しています。

developers.freee.co.jp

技術ブログ記事の読まれ方に関する考察

技術ブログ記事の閲覧数増加に悩む投稿者の事例を分析し、発信頻度や方法、プラットフォームの多様化(ブログ、イベント登壇、YouTubeなど)、英語化によるリーチ拡大、読者への訴求方法やテーマの見直しといった、質の高い記事作成に加えて読者に届けるための具体的な戦略を提案しています。

luccafort.hatenablog.com

CI/CD実行時間短縮化事例

6年運用されるサービスのCI/CD実行時間が増加したため、Github ActionsとDatadogを用いてボトルネックを特定し、Runnerのスケールアップ、並列実行、キャッシュ利用、スキップ処理の4つの改善策を実施することで、実行時間を28分から12分に短縮しました。ARMアーキテクチャのRunner利用によるコスト削減効果も大きく、開発チームの効率向上と迅速なデプロイを実現しました。

zenn.dev

パスワードポリシーに関する歴史的考察

NISTがパスワードガイドラインを改訂し、パスワードの長さが複雑さよりも重要だと発表しました。長年推奨されてきた複雑なパスワードや定期的な変更は誤りであり、その原因は1979年のモリスとトンプソンの論文にあるとされています。この論文ではパスワードの複雑化とハッシュ化保存が推奨されていましたが、それがパスワードセキュリティの研究を阻害し、数十年にわたる誤ったポリシーの普及につながったと指摘されています。

yamdas.hatenablog.com

バイセルテクノロジーズにおけるEC出品管理システム開発の技術選定

バイセルテクノロジーズが3年間に渡り開発したEC出品管理システム(EXS)の技術選定の経緯と結果について、Go言語、GraphQL、OpenAPI Generator/genqlient、Cloud Runを採用した理由、高速開発や学習コスト低減といったメリット、Hasura、Next.js、Apollo Clientの見直しに至った経緯などを詳細に解説しています。

tech.buysell-technologies.com

Go1.24におけるWasm型サポート緩和

Go1.24でWebAssembly(Wasm)のサポートが強化され、利用可能なデータ型が増え、WASIモジュールがPure Goで作成可能になります。これにより、GoからWasmへのデータ受け渡し時の冗長なコードが削減され、開発が容易になり、開発コストの削減が期待できます。技術書典17で配布された「WebAssembly Cookbook vol.2」では、これらの詳細な解説が掲載されています。

zenn.dev

Unity開発用無料ライブラリ一覧

Unityエンジニア向けの記事で、非同期処理、リアクティブプログラミング、依存性注入、NuGet管理といった定番ライブラリに加え、状態管理、プロセス管理、ライセンス管理、UIデザイン管理、Addressables管理、デバッグツール、多言語対応、インターフェースシリアライズといった開発効率向上に役立つ12個の無料ライブラリを紹介しています。独自開発ライブラリも含まれており、具体的なライブラリ名と概要が記載されています。

zenn.dev