- ブラウザ操作自動化AIエージェントの検証
- 心臓の設計に関する考察
- ヨドバシカメラの自前主義と長期的な視点
- 1000行未満のコードでOS自作
- 日本語入力における矢印キーのショートカットの歴史
- SMS認証のセキュリティリスクと代替手段
- 国交省ドメインの不正利用とオンラインカジノ広告
- ドメイン不正利用とセキュリティ対策
- 512ビットRSAキーの脆弱性と解読
- Mac版Docker Desktopのマルウェア誤検知問題
- 優秀なエンジニアの情報収集方法と技術習得
- XにおけるAI学習の拒否設定の自動解除問題
- AndroidアプリSafeSurf VPNレビュー
- Reactの状態管理ライブラリRecoilの開発終了
- 針穴のへこみによる新たなデータストレージ技術
- Macの外付けSSDを用いた起動方法
- Googleドライブの書類スキャン機能の大幅アップグレード
- Raspberry Pi 5のRAM容量16GB版の登場
- AWSマネジメントコンソールのマルチセッションサポート
- 差分プライバシー技術の紹介
- LINEヤフー社員の退職と転職
- Metaのファクトチェック終了とSNSアカウント削除検索増加
- ロジクールゲーミングマウスG600のレビュー
- スマホアプリElgato Stream Deck Mobileによるパソコン操作
- 変態キーボードAutoKeyboの紹介
- 国産SQL開発環境A5:SQL Mk-2のアップデート
- NVIDIA製個人向けAIスーパーコンピュータProject DIGITS
- TypeScriptによる自動運転UI開発
- NHKの放送技術更新とAI音声導入
- AIを活用した効果的なプログラミング方法
ブラウザ操作自動化AIエージェントの検証
2025年を見据え、AIエージェントとブラウザ操作自動化ツール「Browser-Use」を用いた業務自動化の可能性を探るDevelopersIOの記事では、PythonライブラリであるBrowser-UseとOpenAIやAnthropic等の生成AI API連携によるAIエージェントの実装と、簡単なWebサイト巡回による情報取得・処理、複雑な指示への対応、曖昧な指示への対応、プロンプト作成の重要性、そしてAIエージェントの信頼性向上のためのガードレール設計、第三者チェック、認証・認可機構の構築の必要性について解説しています。
心臓の設計に関する考察
人間の心臓の設計を、エンジニアの視点から考察した記事です。心臓は停止すると死に至るため、冗長性がなく60年以上休まず稼働するその設計に疑問が呈され、代替案やより安全な設計に関する議論が活発に行われています。記事では、心臓が一つしかないことによるリスクや、長期間の稼働による非効率性といった問題点が指摘され、それに対する様々な意見が紹介されています。
ヨドバシカメラの自前主義と長期的な視点
ヨドバシカメラグループの圧倒的な自前主義と長期的視点に基づくIT戦略について解説しています。データセンターやECサイト配送システムなど、多くのシステムを自社開発・運用することで、10年後20年後を見据えた顧客ニーズに合わせたサービス開発を実現していること、プライベートクラウドや独自のAPI開発などへの積極的な投資、顧客接点を重視したエンジニアの開発体制、創業からのテクノロジー活用などを紹介しています。
1000行未満のコードでOS自作
1000行未満のコードで自作OSを学ぶことができる日本語サイト「OS in 1,000 Lines」が公開されました。C言語の知識とUNIXコマンド操作の経験が推奨されていますが、RustやZigでも対応可能です。macOS/Ubuntu環境が推奨され、Windows環境ではWSL2の使用が推奨されています。32ビットRISC-VアーキテクチャとQEMU仮想マシンを使用し、コンテキストスイッチなどの主要機能を実装しており、デバッグも容易に行えるよう設計されています。
日本語入力における矢印キーのショートカットの歴史
Google日本語入力やMacで利用可能なカーソル移動ショートカット「z+hjkl」(←↓↑→)の起源を、Emacs、そしてUNIXエディタviのADM-3A端末のキー配置まで遡り、約34年間継続して使用されている歴史を解説した記事です。
SMS認証のセキュリティリスクと代替手段
米国政府機関が、SMS認証のセキュリティリスクについて注意喚起を発令しました。SMSは暗号化されていないため、悪意のある第三者による傍受や改ざんの危険性があり、認証手段として脆弱であると指摘しています。より安全な認証方法として、認証アプリやFIDO認証への移行が推奨されており、既にX(旧Twitter)や日本のデジタル庁などもSMS認証を廃止しています。近年増加している巧妙化するサイバー攻撃への対策として、企業や個人がSMS認証への依存を見直し、より安全な認証方法へ移行することが急務となっています。
国交省ドメインの不正利用とオンラインカジノ広告
複数の省庁のウェブサイトでセキュリティ問題が発生し、国土交通省の「go.jp」ドメインが不正利用され、タイのオンラインカジノ広告に一時流用されたことが発覚しました。検索エンジンで今もタイ語サイトが表示される状態が続いていることから、管理体制に重大な問題があったことが指摘されており、国の信用を損なう事態となっています。
ドメイン不正利用とセキュリティ対策
2024年にNTTとKDDIが新たな不正アクセス対策を発表し、McAfeeのブログでは具体的な対策方法や事例が公開されています。これは、2023年に5件発生したMcAfee関連の不正アクセスを受け、セキュリティ強化の必要性が指摘されたためです。McAfeeは以前、手放したドメインが「パパ活サイト」に転用された事件について、「別の法人により管理されていた」「非常に遺憾」とコメントしており、今回の対策発表はその反省も踏まえたものと考えられます。対策として、RSSフィードの監視やセキュリティ強化が挙げられており、docomokouza.jpでも関連情報が提供されています。
512ビットRSAキーの脆弱性と解読
セキュリティ研究者が、100万サイト中1700サイト以上で脆弱な512ビットRSAキーが使用されていることを発見し、そのうちredfin.comのキーを約86時間で、費用1000円程度で解読することに成功しました。解読したキーを用いた署名付きメールが一部メールサービスで検証を通過したことから、512ビットRSAキーの安全性は既に失われており、2048ビットへの移行が強く推奨されています。多くの主要メールサービスでは1024ビット未満のキーを拒否する設定を採用していることも明らかになっています。
Mac版Docker Desktopのマルウェア誤検知問題
Mac版Docker Desktopにおいて、一部ファイルの署名エラーにより、セキュリティソフトでマルウェアと誤検知され、起動不能になる問題が発生しています。これはマルウェア感染ではなく、署名エラーが原因です。GitHubにはこの問題に対する回避策が公開されていますが、問題なく動作している場合でも再起動によって起動不能になる可能性があるため、再起動は控えるよう推奨されています。Docker社は現在、この問題に対する恒久的な解決策に取り組んでいます。
優秀なエンジニアの情報収集方法と技術習得
Twitter上で優秀なエンジニアの新しい技術習得の速さをテーマに議論が行われ、情報収集方法として、優秀なエンジニアからの情報収集、コミュニティへの参加、ベータテストへの参加などが挙げられました。 技術への強い興味や好奇心、基礎的な知識の理解に加え、既存技術の理解に基づいた新しい技術へのアプローチ、そして積極的な情報収集による新たな情報源の発掘が重要だと結論づけられています。
XにおけるAI学習の拒否設定の自動解除問題
X(旧Twitter)のAI機能「Grok」の学習データ共有設定が、オフにしても自動的にオンに戻る問題が発生しており、設定のリロードを行うと再発することが報告されています。この問題は「データ共有」設定ページのみに発生し、Grokのナビゲーションアイコンの更新と関連している可能性が指摘されています。デフォルトではオンになっているこの設定は、ユーザーがオフにしても勝手にオンになるため、プライバシーに関する懸念がユーザーの間で広がっています。
AndroidアプリSafeSurf VPNレビュー
Androidアプリ「SafeSurf VPN」は、1280円の買い切りでVPNと広告ブロック機能を利用できるアプリで、広告ブロック機能やマルウェア対策機能により安全なネット環境を提供し、公共Wi-Fiでのネットバンキング利用も安全に行えます。IPアドレスと位置情報の変更によるプライバシー保護や、地域制限のあるコンテンツへのアクセスも可能です。
Reactの状態管理ライブラリRecoilの開発終了
Facebookが開発したReactの状態管理ライブラリRecoilが2025年始に開発終了しました。Metaの大規模レイオフによる開発者不足が原因で、実験的なライブラリだったため公式サポートもありませんでした。代替ライブラリとして、Recoilと似た機能を持ち軽量なJotaiやZeduxが推奨されています。
針穴のへこみによる新たなデータストレージ技術
高分子ポリマーを用いた新ストレージ技術が開発され、針穴の深さの差異(浅いへこみと深いへこみ)を利用して、同じ面積に4倍のデータ記録を実現しました。これは、逆火山化法で作成したポリマーに探針を用いて機械的にデータを書き込む方式で、HDDとは異なる全く新しいデータ保存方法です。非常に小さな領域に大量のデータを記録できるため、高密度記録が可能な点が特徴で、加熱によってデータ消去も可能です。将来的な大容量データストレージへの応用が期待されています。
Macの外付けSSDを用いた起動方法
Appleシリコン搭載Macのストレージ容量不足を解消するため、Thunderbolt接続またはPCIeトンネリング対応USB4接続の高速NVMe SSDと対応ケースを用いた外付けSSDからのmacOS起動方法を解説しています。USB3接続では速度が遅いため推奨されておらず、DFUポート以外への接続や適切なケーブルの使用など、注意点も丁寧に説明されています。これにより、大容量ストレージを低コストで実現できるメリットが強調されています。
Googleドライブの書類スキャン機能の大幅アップグレード
Googleドライブの書類スキャン機能の大幅アップデート、AI搭載Google検索、iPhoneからAndroidへのパスワード移行、ソフトバンクのAIサービス「satto」による残業削減の可能性、おすすめのシューズ「On Cloudmonster」、脳トレ用ナンプレ、高還元率クレジットカード情報、ノートパソコン充電に関する注意点、ブラックフォーマル選び方、スマートウォッチ「Nothing Watch Pro」レビュー、Amazonセール情報といった、テクノロジー、ライフハック、ビジネス、健康、ショッピングなど幅広いジャンルの情報を網羅した記事です。
Raspberry Pi 5のRAM容量16GB版の登場
Raspberry Pi 5にRAM容量16GB搭載モデルが発売され、日本の代理店では2万2440円で販売されています。これは8GBモデルでは不足しがちなAI処理や大規模計算に最適な選択肢となります。外見は従来モデルとほぼ変わらず、Micron製のRAMを搭載しています。また、Raspberry Pi Foundationは環境問題への取り組みとして、製造過程でのCO2排出量を相殺する炭素除去クレジットの販売も開始しました。
AWSマネジメントコンソールのマルチセッションサポート
AWSマネジメントコンソールで、1つのブラウザを使って最大5つのIAMユーザーで同時にログインできるマルチセッションサポートが提供されました。これにより、従来はシークレットモードなどを利用する必要があった複数アカウントへのログインが容易になり、アカウントメニューからマルチセッションを有効化することで、「Add session」ボタンを使って別アカウントへのログインセッションを追加できます。ただし、同一IAMユーザーでの複数セッションログインはできず、既存セッションは新しいセッションを追加すると自動的にログアウトされます。
差分プライバシー技術の紹介
LayerXが開発中のプライバシー保護技術「差分プライバシー」は、データにノイズを加えることで個人を特定不可能にし、プライバシー保護とデータ利活用を両立させる技術です。GoogleやAppleといった大手企業も既に導入しており、従来技術では防げなかったプライバシー侵害リスクを軽減する有効な手段として注目されています。
LINEヤフー社員の退職と転職
LINEヤフーで6年間ソフトウェアエンジニアとして勤務し、インフラからフロントエンドまで幅広い経験を積んだ久木本敏光氏が、2025年1月14日付で退職し、ウーブン・バイ・トヨタへ転職しました。育休9ヶ月を含む6年間の勤務を経て、キャリアアップを目指し、より挑戦的な環境を求めた転職であり、今後はキャリア支援活動にも取り組む予定です。
Metaのファクトチェック終了とSNSアカウント削除検索増加
MetaがFacebookの独立ファクトチェック機関との提携を解消し、コミュニティノートによるユーザー主導の検閲システムに移行したことにより、Facebook、Instagram、Threadsのアカウント削除方法に関するGoogle検索数が急増しています。この決定は、政治的な意図や誤情報拡散の懸念を招き、批判を受けています。代替ソーシャルメディアサービスであるBlueskyやMastodonへの関心も高まっている状況です。
ロジクールゲーミングマウスG600のレビュー
ロジクールゲーミングマウス「G600」のレビュー記事です。12個のサイドボタンとGシフトボタンによる高いカスタマイズ性、約6年間の毎日使用に耐える耐久性、MMOゲームやコマンド入力が多い作業での高い効率性などが紹介されており、Minecraftなどのゲームや表計算ソフトでの利用に最適であると評価されています。Logicool Gaming Software(LGS)での設定が可能ですが、G HUBとの相性は良くない点も指摘されています。
スマホアプリElgato Stream Deck Mobileによるパソコン操作
Elgato Stream Deck Mobileは、スマートフォンアプリを通じてパソコン操作を簡素化するツールです。パソコンの機能をスマホ画面上のアイコンタップで実行でき、音量調整、スクリーンショット撮影、アプリ起動といった基本的な操作に加え、キーボード入力、定型文挿入、Webサイトアクセスなどもショートカットとして自由に設定可能です。無料版では最大60個のショートカットを使用できますが、より高度な機能を利用するには有料プランへの加入が必要です。生産性向上を目指すエンジニアにとって、PC操作の効率化に役立つアプリと言えるでしょう。
変態キーボードAutoKeyboの紹介
AI搭載の変態キーボード「AutoKeybo」は、キーボード、マウス、トラックパッドの機能を1つに統合し、ハンドトラッキングによって入力機器を自由に切り替えられるデバイスです。モジュール式設計でパーツ交換も可能であり、肩の障害を持つ人の支援を目的として開発されました。比較的簡単な操作性ですが、現状では認識精度の向上に課題があります。
国産SQL開発環境A5:SQL Mk-2のアップデート
国産SQL開発環境「A5:SQL Mk-2」がv2.20.0にアップデートされ、AIアシスタント機能が追加されました。これにより、SQL文の生成、コメントの追加、エラーの解説、パフォーマンスチューニングなどをAIが支援するようになり、Claude、Gemini、Azure OpenAI、OpenAI ChatGPT、Ollamaなど複数のAIサービスに対応しています。また、テキストエディタがオープンソース化され高速化され、64bit版ではカラー絵文字にも対応しました。さらに、SSH接続方法にWindows標準のssh.exe
が追加されました。
NVIDIA製個人向けAIスーパーコンピュータProject DIGITS
NVIDIAが、Mac miniサイズの筐体に1ペタフロップスの処理能力、128GBメモリ、4TB SSDを搭載した個人向けAIスーパーコンピュータ「Project DIGITS」を発表しました。2000億パラメータのLLMも実行可能で、AI開発に最適な性能を持ちながら、価格は約47万円からと比較的安価に設定されており、5月発売予定です。
TypeScriptによる自動運転UI開発
TypeScriptを用いた自動運転システムのUI開発事例を紹介しています。チューリング社のEnd-to-Endモデルを採用した自動運転システムにおいて、カメラ画像から直接走行経路を生成する過程を、物体認識や車線認識などのサブタスク結果と共にリアルタイムで可視化するUIをReactとThree.js、Python(socket.io)を用いて構築しています。フロントエンドではカメラ画像、モデル推論結果(経路、車線、物体認識)、ナビゲーション情報を表示し、Web技術を活用することでモデルの動作理解を容易にし、開発効率の向上を目指しています。
NHKの放送技術更新とAI音声導入
NHKは2025年度から、ラジオ国際放送の中国語放送においてAI音声による読み上げを導入し、4K・8K放送の送信設備更新による効率化、AlphaFold3を活用した技術開発にも取り組みます。これらの技術革新は、放送品質の向上とコスト削減(約1100億円規模)を目指しており、中国語放送における過去の不祥事を踏まえた対応策の一部でもあります。
AIを活用した効果的なプログラミング方法
プログラマーのクローショー氏が生成AIをプログラミングに活用し、自動入力による作業効率化、AIによる高度な検索、チャット駆動型プログラミングの3つの方法を紹介しています。チャット駆動型プログラミングは効率的ですが、AIの誤答や非効率なコード生成の可能性があり、生成されたコードの検証が重要です。効果的なAI活用のためには、具体的で検証しやすいタスクを指示することが大切であると述べられています。