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インターネット広告
2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2018.05.07
飲食店や美容室といった実店舗を構えるサービスにおいて、課題となるのは「いかに顧客を集められるか」ということに尽きます。
あらゆるジャンルで競合が増えてしまっている中、店舗集客のやり方を1つに絞っている企業が生き残るのは難しいでしょう。集客の手段を多角的に展開させることで、その内の1つの効果が弱まったとしても、継続して顧客を獲得できます。
今回はWebおよびオフラインでの店舗集客のやり方についてお話します。
店舗を知る手段としてインターネットを活用するのが当たり前になった現代では、Webでの店舗集客は欠かせません。では実際にWebを利用したプロモーション方法について確認しましょう。
ユーザーに対してWebでアプローチするといっても、手段が豊富にあるが故に全てを網羅するのは困難です。そこで、店舗集客の際に最低限行っておきたい注力すべきWebプロモーションをご紹介します。
独自にホームページを所有している場合は、SEO対策を行いましょう。インターネットの利用環境がPCよりもスマートフォンの方が上回ったこともあり、特にモバイル向けのSEO対策が必要です。
ではモバイル向けに行っておきたいSEO対策とはなんでしょうか?
まずはレスポンシブタイプのサイトにすることです。現状でPC表示のみのサイトの場合は、レスポンシブ設計にしてください。対応が難しい場合は最低限URLを別々に切り分ける、または動的配信にてスマートフォン向けのサイトを作成します。
MFIに関する詳細はこちらを参照してください。
スマートフォン向けのページを作成したうえで、集客用のコンテンツを作成しましょう。日々コンテンツを更新するには、店舗用のブログを作成すると良いです。
ブログには店舗のお得情報だけでなく、周辺地域のイベント情報を載せることをおすすめします。周辺地域のイベントを調べているユーザーに、店舗を紹介する機会が増え、集客効果が高まります。
店舗情報を発信する手段として、主要なSNSを利用しましょう。国内で利用されているSNSの中で主流なのものが以下の4つです。
上記の4つにはそれぞれ特性があり、1つのサービスに対して全てのSNSで効果を出すのは現実的ではありません。まずは自身が提供するサービスに合ったSNSを選び、効果を高めていきましょう。SNSを選ぶ上で大切なのは、「SNSの特性を理解する」ことです。
例えばFacebookであれば、実名公開が基本なので信憑性の高い情報として扱われやすいです。Facebook上で「好意的なコメント」や「いいね」を多く獲得できるようなコンテンツを配信するように心がけましょう。
逆にTwitterは匿名でアカウントが作成できるので、評価の質は下がってしまいます。ただし、内容の真偽に関わらず拡散性が高いので、不特定多数に情報を発信したい場合にはtwitterは便利です。
Instagramは写真での訴求がメインとなります。店舗の内装や外観、商品の写真を見て「行ってみたい!」とユーザーに思わせる必要があります。店舗利用者がインスタ用の写真を撮りやすい環境を作ってあげると、自然と他のユーザーへアプローチができます。
LINE@は情報の拡散ではなく、登録してくれたユーザーへのリピートを促すツールとして最適です。発信する内容としては、LINE@登録者限定のクーポン券を発行すると、再来店に繋げることができます。
SNSの特性を理解して、自身の展開するサービスにマッチしたものを利用しましょう。
SEOやSNSのように、費用をかけることなく店舗集客ができるのは良いですが、やはり広告費をかけてプロモーションすることで、更なる顧客獲得を目指したいものです。店舗集客を目的とした広告の場合、サービス内容に適したユーザーに向けてアピールできるかが鍵となります。
インターネット上で利用できる広告にはGoogle、Yahoo!の検索結果にサイトを表示させる「リスティング広告」や、第3者サイトにバナーや動画を表示させる「ディスプレイ広告」があります。
またFacebookやtwitter、InstagramといったSNSにも広告枠があります。SNSで広告を出稿する際は、SNSを使用しているユーザーの年齢層を考慮して行うと良いです。
これらの広告は、サービス内容に興味関心のあるユーザーに対してアプローチができるのが特徴です。費用を抑えて効果を最大限に発揮する広告を探しましょう。配信内容としては、期間限定のセールやイベントの告知などが適しています。
店舗集客で欠かすことができないのが、専門サイトへの掲載です。例えば飲食店であれば「食べログ」や「ぐるなび」などが挙げられます。
飲食店以外にもさまざまなサービス内容に合わせた専門サイトが存在します。掲載費用が掛かりますが、自身のサイトだけでは獲得することができない、専門サイトを利用しているユーザーにアプローチできます。
掲載費用に応じてサイト内での露出度が変わりますので、掲載前にどのプランで効果が一番出せるのか確認しましょう。
Googleマイビジネスは、Googleが提供している無料のツールですので、真っ先に登録することをおすすめします。Googleマイビジネスの最大の利点は、作成するだけでGoogleの検索結果上位に表示される可能性がある点です。
Googleの検索結果にはマイビジネス用の枠が用意されています。例えば「新宿 居酒屋」と検索すると新宿駅周辺の居酒屋の名前、画像、マップなどの情報が表示されます。
その地域でお店を探しているユーザーを取りこぼさないためにも、Googleマイビジネスを利用しましょう。
店舗に関する口コミを拡散させるには、その仕組みを知る必要があります。口コミを拡散させるのに適しているのはやはりSNSです。
どのツールを利用したとしても、拡散させるのに一番重要なのは「コンテンツ」です。Facebookであれば「いいね」、twitterの場合は「リツイート」される内容でなければなりません。SNS上で話題になると、テレビなどのメディアに取り上げられ、SNSを利用しない人にまでその情報が拡散されます。
思わず誰かに話したくなるような内容を意識しながら、キャンペーンを考えてみてください。
インターネットを利用した店舗集客に関して説明しましたが、オフラインでの宣伝も合わせるとより来店数を伸ばすことができます。
店舗周辺の地域で来店を狙うには、ビラやティッシュを配るのが効果的です。ただしそのビラやティッシュには店舗の情報を載せるだけでなく、割引クーポンを付けて来店の動機づけをするのを忘れないようにしてください。またサイトのQRコードを載せて、会員登録やメルマガ登録を訴求することも大切です。
人が多い場所に広告用のポスターを貼りましょう。駅構内やスーパーマーケット、または公共の施設のような、人目に付きやすい場所が良いです。より効果を発揮するには、サービス内容に応じて貼る場所を考える必要があります。例えばスポーツジムにお願いをする場合は、整骨院などの身体をケアする内容のサービスと相性が良いでしょう。
インターネットやビラ配りなどで店舗に興味を持たせたお客さんが、すぐに見つけられるように分かりやすい看板を立てておきましょう。サイトのロゴやイメージキャラクターがあれば、より認識してもらいやすいです。
ここまで店舗集客のやり方について説明しましたが、いくつか注意点があります。PR活動を行う前に、現状のブランドイメージを認識しておいてください。
例えば、不祥事や疑惑があり炎上状態の中で広告をかけても、逆に悪化してしまう可能性があります。ブランドイメージがクリーンな状態でプロモーションをかけることで、効果を高めることができます。
また、SNSで口コミが拡散することを狙って攻め過ぎた内容でキャンペーンを打つと、炎上のリスクが上がります。キャンペーン内容には十分気を付けて発信しましょう。
現在の店舗の状況に応じて、できそうなものから実践してみてください。
広告費をかけたくない場合はSEOやSNS、またはGoogleマイビジネスから始め、予算がある場合は複数の広告出稿、オフラインでのビラ配りなどを行い、集客に繋がりやすい方法に絞っていきましょう。