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インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.05
公開日:2018.02.23
SNSの枠を超えてもはやインフラ化しているLINE。企業での導入事例も多く紹介され、CRM施策の1つとしてもLINEの企業用アカウントは多く利用されています。
LINEの企業用アカウントを導入し顧客とのプロモーションを行っているWeb担当者様の大きな課題があります。それは「友達数をどうやって増やすか?」です。そんな中、LINEの友達数を直接的に増やす広告手法が2月21日にオープンローンチされました。
当記事ではLINE広告 CPFの魅力や利用条件についてご紹介します。
LINE広告はLINEのタイムライン上やニュース面などの各種サービスに広告を配信できるサービスです。LINE広告 CPFは広告を配信するだけでなく、広告主の「LINEアカウントを友達として追加する」を訴求できるメニューです。
CPFとはCost Per Friend。友達追加に対して広告費用を支払うという意味になります。
広告の下のボタン部分を「友達を追加」に変更することができ、ボタンをクリックすれば広告に表示されているアカウントを友達に追加することができます。
引用:LINE広告 CPF正式版_2.0 .pptx
ワンボタンで友達追加が可能になるため、ユーザーにとってのハードルも低く高い効果を期待することができます。
LINE広告 CPFの大きな特徴としては課金形態が「友達追加ボタン」のクリックにつき課金になることです。KPIが友達追加1つにつき○○円や友達追加数と決まっている場合、広告のクリック率やクリック単価がダイレクトにKPIに影響してきます。
配信方法 | 課金形態 |
LINE広告 CPF | クリック保証型(友達追加ボタンのクリック) |
---|---|
LINE広告(静止画) | クリック保証型 |
LINE広告(動画) | インプレッション保証型 |
CPFの最低入札額は50円〜となっていますが、最低入札額で配信した場合、広告の配信が極端に制限されるため実質の入札額は200円〜になる可能性が高いです。※ターゲティング方法や時期によって大きく変わる可能性があります。
LINE広告 CPFのデータ配信は従来のLINE広告と同一の配信が可能です。また配信面はタイムライン面のみとなっており、配信フォーマットは静止画(バナー)のみとなっております。
項目 | 詳細 |
オーディエンスデータ配信 | 従来のLINE広告と同一 |
---|---|
配信面 | タイムライン面 |
配信フォーマット | 静止画のみ |
バナーサイズ | 1200×628,1080×1080 |
リリース日 | 2月21日 |
注意点 | 既存の有効友達も配信対象 |
配信の際の注意点としては既存の有効友達も配信対象となります。広告をクリックされなければ課金対象にはなりませんが、既存友達には見られたくないような新規友達向けのキャンペーンなどは避けたほうが良いでしょう。
広告イメージをクリックすると、広告訴求メッセージと友達追加ボタンのみが表示される画面に遷移します。
引用:LINE広告 CPF正式版_2.0 .pptx
ボタンを押して友達追加をスムーズに行うユーザーもいれば、イメージをクリックしてから広告訴求メッセージを読んで検討するユーザーもいることが想定されます。そのため、広告訴求メッセージの中にも友達追加を行う理由を入れるなどの工夫が必要です。
友達を増やすことができるLINE広告 CPFですが、効果の方はどうでしょうか?LINEの友達が増えたことで期待できる効果やCPF施策で相性の良い商品やサービスなどをまとめてみました。
まずCPF施策を行うことによって期待できる効果といえば友達の数が増加することです。LPに遷移してそこから友達登録をするのではなく、広告を見たタイミングで友達追加をしてもらうことができるため、追加率の高さやコストを抑えた友達増加を見込むことができます。
ナポリス ピッツァ&カフェ様は、大雪警報が発令され集客が見込めそうになかったタイミングで、「ホットコーヒー無料プレゼント」と1日限定クーポンを配信しました。
結果、300人中30人がクーポンを利用し集客数を大きく伸ばすことができたそうです。
百貨店、大丸松坂屋様は店舗キャンペーンをメッセージで送信することで高い来店効果と、売上を得ることに成功しています。
引用:MarkeZine
顧客の高齢化の課題に対し、LINEアカウントの開設、スタンプ発行で友達数を大きく増やし、さらにキャンペーン周知を行いました。来店した先着1万名、更に1,000円以上の買い物をした先着1万名にプレゼントを行う企画で売上合計5,400万円をあげることに成功しています。
LINE公式アカウントに向いていない企業、サービスはほとんどないと考えています。その理由がLINE公式アカウントの機能の豊富さです。
引用:LINE公式アカウント
LINE公式アカウントでは事例でも紹介させていただいたメッセージを使った告知や、1対1でやりとりができる1:1トーク、更にクーポン機能やアンケートなどができるリサーチページなど様々な機能を利用することができます。
機能 | できること |
メッセージ |
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1:1トーク |
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アカウントページ (LINE専用のホームページ) |
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タイムライン・ホーム | タイムライン(不特定多数)に投稿できる |
クーポン機能 | クーポン発行 |
リサーチページ |
|
LINEショップカード | ポイントカードを発行 ※紛失の心配もなし |
統計情報 |
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引用:LINE公式アカウント
全てのLINEアカウントがLINE広告 CPFを利用できるわけではありません。利用できない商材・サービスは広告掲載可否基準をクリアする必要があります。宗教関連や出会い系、たばこ産業など可否基準を満たしていない商材・サービスは利用することができません。
項目 | 詳細 |
対象LINEアカウント | API型LINE公式アカウント / LINE公式アカウント / ビジネスコネクトアカウント / 認証済みAPI型LINE公式アカウントアカウント /認証済みLINE公式アカウントアカウント |
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注意点 | ※非認証LINE公式アカウントアカウントおよびダミーアカウントは対象外となります。実施が確認された場合、配信停止の対応をさせて頂く場合がございます。 |
更に、対象となるLINEアカウントには注意が必要です。非認証のLINE公式アカウントアカウントはLINE広告 CPFの対象外となり、広告配信ができません。
LINE広告 CPFはLINEアカウントの友達数を増やしたいWeb担当者様にはぴったりのメニューです。
弊社ではLINE広告 CPFの運用だけでなく、配信用のクリエイティブの作成も可能です。LINEアカウントの友達数を増やし効果を高めたい担当者様は一度検討されてみてはいかがでしょうか。
LINEについてのその他参考記事:
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