温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

2024年の #静かな温泉旅 を振り返る

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12月も半ばになったので、2024年の温泉旅を振り返ってみようというわけです。

2月:下部温泉(山梨県)

2024年1回目の温泉旅は、寒い季節に、ぬる湯で知られる下部温泉へ、車で出かけてきました。

何度もお世話になった古い宿は、経営が変わったのでしょうか、あちこちがセルフサービスになった素泊まり宿に変貌。

以前と現在とを比べつつ、それでも、ぬるいを通り越して冷たい下部温泉は変わらず湧き続けていて、寒い中でそろりそろり体を入れ、じっくり浸かってきました。

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3月:大仁温泉(静岡県)

静岡県に車で行く用事があったので、前の日に1泊することに。

伊豆半島の真ん中あたりに出て、道の駅に併設された温泉ホテルに1泊します。夜は電車で三島の街に出て、美味しいビールを飲んできました。

三島は結構好きな街です。三嶋大社が鎮座し、きれいな小川が流れています。お隣の沼津と同じく、お魚やクラフトビールも充実。(鰻はまだ食しておりませんが)

三島市内の温泉宿は少なそうなので、今度は三島のビジネスホテルに泊まってゆっくり町を歩いたり、してみたいです。

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3月:真鶴(神奈川県)

春休みシーズンに、海の近くの真鶴町に1泊してきました。

真鶴には、おいしいお魚を食べられそうな宿がいくつかあり、お隣の湯河原から運ばれてきた温泉に入れるところもあります。

海が近くて、湯河原の温泉にも入れるペンションを見つけて1泊してきました。

あいにく初日は雨、さらに次の朝は雨に加えて風も凄かったので、観光はほとんどできず。ブログには書いていませんが、真鶴へは後日車で再訪しました。

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4月:上諏訪温泉(長野県)

ゴールデンウィークの直前、車で中央自動車道を走り、諏訪まで行ってみました。

山梨県に入るところの山越えの後は、すっきりした道が続きます。

諏訪大社にお参りし、以前の諏訪旅で行けなかった資料館やお城を見て、夕方から諏訪の酒蔵を巡り、上諏訪温泉に入れるビジネスホテルで1泊。

帰りは、長野県の地元スーパー「ツルヤ」で、長野県らしい食べ物をたくさん買って帰ります。車だと、荷物が多くても何とかなりますね。

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5月:甲府湯村温泉(山梨県)

ふだん一人で出かけてばかりですが、たまには家族でも出かけています。

前回の諏訪と同じく、車で中央道を走り、甲府の大きなホテルに泊まってきました。

武田神社にお参りし、笛吹川フルーツ公園で遊び、最後は勝沼のワイナリーでランチをして、という流れ。

週末の中央道は渋滞しがちです。渋滞に巻き込まれない時間帯を狙って移動したので、滞在時間が長く取れなかったのは反省点。。

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7月:川場村(群馬県)

2度の中央道ドライブで少しだけ運転に自信がついた気がして、今度は関越自動車道で群馬県へと向かってみました。

雨の中、断続的に渋滞に出くわしつつ、関東平野を北上します。

山に入ってきたな、というところで高速道路を降りて、初訪問の川場村へ。ここ川場村には有名な道の駅があり、温泉に入れる宿もあります。

夕食を道の駅で取ろうとしたら、飲食店が開いておらず、夕食難民になりかけたものの、道の駅で新鮮な夏野菜とパンと地ビールとを買って、いただきました。

夏野菜の美味しいこと! 翌朝たくさん買って帰りました。

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7月:台温泉(岩手県)

夏休み、家族旅行で岩手県に行ってきました。

盛岡、遠野、花巻と、レンタカーであちこち県内を巡りつつ、最後の1泊は、花巻温泉郷にある台温泉の宿へ。

貸切風呂もあり、温泉はかけ流し。

夕食、朝食ともに旅館でいただけるのは、やっぱり幸せです。

2食付きの温泉旅館、しかも遠い東北地方の温泉で、というのは今の自分にはかなりの贅沢になっています。

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8月:大仁温泉(静岡県)、下部温泉(山梨県)

お盆の時期に、車で2泊3日の温泉旅をしてきました。

台風が来そう、という天気予報が出ていたので、出かける前に何度も天気予報をチェックしていたら、さいわい台風は遠くの海の上を通り過ぎた模様。

2024年の夏も、大変な暑さ。

そんな中、静岡県の柿田川公園できれいな川を見て湧き水を飲み、山梨県の下部温泉でプールのように冷たいお風呂に包まれ。

暑い中、涼しさを恵んでもらった旅でした。

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9月:湯河原温泉(神奈川県)

シルバーウィークに、前から気になっていた、湯河原温泉にある古い宿に泊まってきました。源泉かけ流しで、温泉が良いとの評判で。

ここ最近は車で出かけることが多かった中、この時は電車で移動。

神奈川県の地酒と、地元のクラフトビールをいただいてきました。

クラフトビールはおそらくブームなのでしょう、ここ数年でブルワリーが一気に増えてきた気がします。

湯河原温泉は首都圏から近くて、それでいて雰囲気も良く。

遠くに出かけるのが難しくなってきている身としては、ありがたい存在、と言えるかもしれません。

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11月:いわき湯本温泉(福島県)

秋の終わりに、いわき湯本温泉に向かうのが毎年恒例になっています。

恒例の温泉旅、少し変化をつけたくて、これまで電車で出かけていたのを、この時は車を運転して、常磐自動車道で出かけてみました。

自分の中ではかなりの長いドライブで、宿に着いたときはそれなりに疲れていたものの、温泉に入ると疲れが少しやわらいだ気もします。

帰りは海沿いをドライブして、海産物やお土産を買ってからまた常磐道へ。

濃いブルーの海はきれいでも、過去にいわきの海岸で起こったことは忘れないようにしたいと思います。

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ふりかえって

(ここから先は長い独り言になりそうで、ご興味なければ、ここで終わりでも。)

振り返ってみると、車で出かけることが増えました。

ひとり旅なので、電車で移動するのとあまり金額的には変わりません。

むしろ、高速道路の料金と、高いガソリン代を考えれば、電車移動のほうが若干安くなりそう。

行き先が固定化しつつあって、旅に少し変化をつけたくなって車で出かけた、というのがあります。

電車やバスだけでは行きづらい場所へも、車だったら行きやすいのも事実。

今、地方の交通機関は大変な状況にあるところが多く、それを少し意識してか、旅先では、少しでも電車やバスを利用するようにしてきました。

車利用の温泉旅が増えているのはそれと逆で、少し自分の中で引っかかりつつ。

ただ、車の旅のほうがぜいたくなので、来年は少しバランスをとっていくことになるかもしれないです。

数年前にあったパンデミックのころ、旅行に対して国や自治体がお金を出してくれたのは昔の話。

今はいろいろなものの値段が上がっています。

温泉宿の値段も、パンデミック前の2倍近くになっているところも多い印象。

でも、自分が温泉旅に使える金額は、2倍近くにはなっていません。。。

パンデミック前に書いていたブログを読み返すと、時間とお金のやり繰りが大変だ、的なことばっかり書いていたようです。お恥ずかしい。

2024年、お金の面ではより一層、シビアになってきました。

パンデミックの頃は特別に、格安で旅ができたので、なおさらそれを感じます。

2食付きの温泉旅館に泊まる機会が減る一方、民宿やビジネスホテルの利用が増えました。

そうなると、宿で夕食をいただく機会が減って、代わりに、街の飲食店でお酒を飲みつつ食事をすることになります。

(金額的には、宿の夕食も街で飲むのも、さほど変わらない気もしますが・・・)

そんな中で、自分の中では「地方の街で美味しいお食事」が「温泉に入る」と同じくらいの優先度になりつつあり。

地方の街のお食事と温泉、両方を満たせる温泉地は限られてきます。街中、あるいは近い郊外に温泉が湧いている町を選ぶことになり。

なので、今後は、温泉に入らない「静かな地方のビジホ旅」みたいなのが徐々に増えてくるかもな、と。

そんなこんな、曲がり角に来ている感じがする、我が静かな温泉旅、という感じです。

1年間、月1くらいの更新を続けてきました。きっと忘れたころに、突然更新される感じだったろうなと思います。

にもかかわらず、このブログを見つけてご覧くださり、ありがとうございました。

年末はもう1回、静かな温泉旅に出るつもりなので、年明けにその記録をアップすることになるだろうなと思います。

それでは、よいお年をお迎えください。

さて、今度はどこへ行こうかな。