甥っ子、姪っ子に雄姿を見せる。高知競馬の大澤誠志郎(37=細川忠義厩舎)は佐賀競馬でデビューしたが、17年2月に高知に移籍した。
大澤 出身が愛媛で、高校時代に競馬中継をみて騎手を志した。高卒からなのでちょっと遅いほうですね。ちなみに、読みは「おおざわ」と濁ります。
高知には期間限定騎乗で参戦していた。
大澤 短期はいろいろな厩舎にお世話になった。実家に車で帰れるのも移籍の決め手。
年々競走のレベルがあがっており、騎手もシビアな環境に置かれつつある。騎乗技術は当然ながら、能力のある馬にまたがるには営業努力も必要だ。
大澤 高知はレベルがあがって他場遠征でも勝てるようになってきた。自分もチャンスを大事にしたい。
23年度は5勝に終わっただけに2桁勝利は必達の目標だ。28日時点で9勝とリーチをかけている。力が入る理由もある
大澤 時間があれば兄や姉の家族が応援に来てくれます。兄のところは7人、姉のところは2人子どもがいる。かわいいですよ。
もうすぐお正月。勝利だけでなくお年玉も稼ぐ。
今日の高知競馬は重賞金の鞍賞(第6レース、午後6時15分発走)が行われる。