「ミスターPRIDE」と呼ばれた元総合格闘家の小路晃氏(37)が、ラーメン店を開業して第2の人生をスタートする。今月11日に故郷の富山県内で「つけめん
えびすこ」をオープン。富山県産の食材を生かした自家製の極太めんと濃厚豚骨魚介スープで、つけめん(700円)、鶏と煮干しのあっさりラーメン(600円)、ギョーザ(300円)を提供する。めん類は大盛り、特盛りともに無料。
小路氏は大のラーメン好きで「この15年間で3000杯は食べた」という。4月の現役引退後に都内の人気店「渡なべ」を経営する渡辺樹庵氏(36)のもとで修行。「富山には、つけめんの文化が定着しておらず、地元の人々においしいつけめんを食べていただきたい」と開業を決意した。
従業員は自身を含めて元格闘家3人、元サッカー選手1人の計4人。小路氏は「格闘技界と富山の人々に恩返しをしたい。格闘家のセカンドキャリアのモデルケースになれれば。将来は東京にも進出して、冠スポンサーとなって格闘技興行を盛り上げたい」と夢を膨らませる。
「つけめん
えびすこ」の所在地は、富山県富山市上袋58の1。電話076・482・5405。店内は40席で、営業時間は昼の部が午前11時~午後3時、夜の部は午後5時~同8時を予定している。