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VoIP(Voice over IP)システムは、 家庭、企業、プロバイダのすべての領域において急速に普及し始めていますが、 ベンダーおよびプロバイダが、それぞれ独自に開発、 サービスを提供してきたことから必ずしも相互接続性が確立しているとは言えない状況にあります。 VoIPシステムが現在の「電話」と同様に本格的に普及し、さらに、 VoIP技術を核にしたマルチメディアサービスの展開が伴い、 産業社会活動において広く利用されるためには、 ベンダー間のみならず、 プロバイダ間で基本的な相互接続性が実現されなければなりません。 こうした背景から、 VoIPシステムの相互接続性実現のために「VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース」を設立し、 技術検証を通してその確立に向けての一助となる事を目指します。
当初「VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース活動規約」 による活動期間は2006年11月30日までの予定でしたが、 その後1年間の期間延長をし、2007年11月30日までとしています。 現在、本TFではマルチベンダー環境・マルチプロバイダ環境下での相互接続実験を進めています。 グローバルな協力体制確立を目指し、国際間相互接続を行う等、 活動の幅を広げています。
SIPit(Session Initiation Protocol Interoperability Tests)は、 SIPを実装したネットワーク機器間での相互接続性を確認するためのイベントです。 SIP Forumが主導し、 年間ほぼ2回のペースで国際的に開催されています。 日本では SIPit18(2006年4月)と SIPit24(2009年5月)の2回が開催されました。
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース事務局
E-mail: [email protected]