コンフリー Comfrey ~ハーブガーデンの肥料用(緑肥)に~

【学 名】Symphytum officinale
【分 類】ムラサキ科・ヒレハリソウ属
【別 名】ニットボーン
【種 類】多年草
【草 丈】60~120cm
【原産地】ヨーロッパ・西アジア
【精油成分】アラトイン、アルカロイド

コンフリーの特徴

若葉はサラダやてんぷらに

コンフリー写真コンフリーは、桃紫色と淡黄色の花をつける2種類が知られています。
本来コンフリーと呼ばれているのはオオハリソウ(S.asperum)のほうを指します。

若葉はサラダやてんぷらに、花はサラダに散らします
葉と根には、たんぱく質の一種で細胞分裂を活発にするアラトインが含まれているので、ただれや切り傷、骨折の晴れなどに優れた効き目があります。

また、黄色から緑色の染色に使います。

根には毒性成分が

コンフリー写真ただし、コンフリーの根にはアルカロイドという毒性の成分が含まれているので、根や大量の葉を自己流で使用するのは控えてください

コンフリーの育て方

コンフリー年間表

繁殖力が強くてとても丈夫

繁殖力が強くて丈夫です。有機質に富んだ、保水性のある土を好みます。

株が大きく成長すると、茂りすぎるほどになるので、適度に株分けをして整理します。しかし、とても丈夫なので、とりわけて栽培上の苦心はありません

緑肥

植物の医者と言われ、根を深く張って土を豊かにし、大きな葉で周囲の湿度を保つことから、ヨーロッパの一部ではハーブガーデンの肥料用(緑肥)とすると良いと言われています。

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