作品が完成しました。
で、作品などが完成したら写真撮影をしなくちゃならないのですが、いつも簡易的な撮影ステジオみたいなのを、作業場の作業机の上に作って、そこで撮影をしています。もうちょっとちゃんとした環境で撮影をしたいところではあるのだけど、我が家には他に上手いこと設置できそうな場所がないんだよね。
そんで、撮影をする時は堀内カラーの「グラペ」というグラデーションになっている背景紙を使用しています。
これ、「紙」と言ってもかなり丈夫なもので、何回でも使用することが可能です。サイズも、そんなに大きくないタイプ(800mm×580mm)を使用しているので、撮影の度にセットするのもそんなに苦ではありません。机の上に養生テープでくっつけたりするだけですからね。
撮影用の照明も、作業時に使用するZライトに、撮影用のレフランプを装着して、トレーシングペーパーを上手いこと浮かせて取り付けるだけなので、けっこうお手軽な感じで撮影環境を作ることができます。けっこう便利です。
だけど、3年位このグラペを使い続けているので、流石に汚れが目立つようになってきました。そこで、写真撮影用のグラペを買い替え&買い増しすることにしました。
堀内カラーのグラペ3色(グレー、ダークグレー、ブラック)を買いました。
作品だけじゃなくて、ブログに使用する小物の写真なんかも、気が向いた時はこれを使って写真撮影をしています。
↑これらの作品は、この堀内カラーのグラペを使用して、冒頭の画像のような感じで撮影しています。
↑ブログを書くのに使用しているキーボードの写真も、気合い入れて書きたい記事だったので、それなりにそれっぽく写真を撮りました。
↑のど飴も無駄に頑張って撮ったよ。
↑以前書いた鉱物の記事もこういう感じの環境で撮りました。だけど、こういうのをグラペの上に乗せたりしているから汚れちゃうんだよねぇ。
↑ちなみに昨日書いた変な記事も、タイミングが良かったので背景紙をセットした環境で撮影しました。(こういう無駄な努力がブログには必要なんじゃないかなって思うんだよね。)
こんな感じで、このグラペを持っていると、何かと使えるのでけっこう便利な存在なのです。ずっとセットしておける場所があれば最高なんだけどね。
グラペの汚れ→買い増し
今まで使っていた堀内カラーのグラペの色は「グレー(No.23)」です。
猫様をハンダ付けしまくって密度感半端ない感じで完成間近だけど、名前はまだ無い - MIKINOTE
これはこれで今までは良かったのですが、今回の作品はちゃんと写真撮影をする時は、背景がもっと黒っぽいほうがいいかな?と感じました。
また、よく見ると表面には無数の擦れたような黒い跡があります。
これは、ある程度だったら消しゴムでこすれば落ちます。だけど、何回も消しすぎてどうしても落ちない場所や、消しゴムで擦ったおかげで写真撮影に影響するレベルの変な光沢が出てしまっている箇所もあります。
もう、ぼちぼち買い替え時だな・・・というのがひしひしと伝わる感じの雰囲気がすごいです。
そこで、今まで使っていたグラペの新しいものを買うのと同時に、思い切って、その他の色のグラペを買い増すことにしました。
グラペ3色の比較
んで、今回購入したのは、「グレー」「ダークグレー」「ブラック」の3色です。
他にもブルーとかレッドとかピンク等の有彩色の背景も売られているようです。そういう背景も、撮影するものによっては有効なんですよねえ。
しかし、僕の場合はブツ撮りするときあんまり背景に余計な色があるのはあまり好みじゃないので、無難に無彩色の3色を選びました。
ちなみに、紙筒から取り出して並べてみるとこんな感じです。左からブラック、ダークグレー、グレーです。
けっこう差がありますよね。
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好みと、用途と、撮影する被写体と背景が合っているか?で使い分けていけばいいかなと思います。
撮影前の掃除に便利なエアダスター
せっかくなので、テストで撮影をしてみたいと思います。
余談ですが、グラペは静電気で、表面に細かいゴミがくっつきやすいです。そういうゴミを放置したまま撮影をしてしまうと、それが写真に写り込んでしまうことがあります。だから、撮影前には掃除をするのですが、柔らかい刷毛などで掃除をしても、静電気のせいでゴミがしつこくペタッとくっついて取れないことがあります。
そこで、使うと便利なのが「エアダスター」です。これをシューッとやると、かなり効率良くゴミを取り去ることができるので重宝しています。
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テスト撮影
デッサン人形で適当にテスト撮影。
↑グレー
↑ダークグレー
↑ブラック
かなり写真の印象が変わりますね。
それぞれ、撮るものに応じて使い分けできそう。
まとめ
実は、本当だったら、もうちょいサイズが大きなタイプの背景紙を買いたいところではあるんですよ。
グラペには今回購入した「800mm×580mm」の製品の他にも「1100mm×800mm」の製品と「1560mm×1100mm」の製品があります。今は、撮影する場所が用意できないけど、そのうち片付けをして場所を作ったら一回り大きいタイプのグラペも欲しいところですね。(今のところはまだ無くても大丈夫かな。)
かなりしっかりした材質の背景紙なので、何度も使うことができるのが、グラペの良いところですね。多少の汚れだったら、消しゴムでこすれば落とすことができますしね。
ただ、流石に数年間使い倒すと、消しゴムでは落ちない汚れが出てきたり、消しゴムで消した箇所に変な光沢が出ちゃったりしたので、どうにもならない感じでした。なので、思い切って3枚のグラペを購入したのですが、非常にいい感じに使えそうなので、買ってよかったと思います。
肝心の完成した作品の写真撮影は、今からやろうと思っています。撮って編集とか色々したら、またこのブログで紹介しますね。