化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

楽しみながら節約する。

2022年の6月から、食費の家計簿をつけています。
毎年1年が終わってから振り返るようにしていますが、2022年と比べて2024年は毎月1000円ほど高くなりましたが、色々値上がりしている中で、結構うまくやりくりできているんじゃないかと思っています。

僕は食費は年間、もしくは半年に1回振り返る程度で良くて、後は忘れないように記入しておくだけでいいと考えています。
というのも、毎月の食費は必ず変動があるからです。

みなさんも数ヶ月に1回、まとめ買いをするものがあると思います。
僕の場合だと、醤油やお酢などの調味料やお茶は数ヶ月に1回まとめ買いをします。
すると、まとめ買いをした月は必ず予算オーバーになります。

その場合でも予算内に収まるように節約するのでしょうか。
まとめ買いなので、今月の食費ではなく、これから何ヶ月かに分けて使われる調味料の金額を、今月の予算に全振りするのはなんか違います。

大体3ヶ月くらいで無くなるから、3で割って家計簿に記入しますか?
それは面倒です。

まとめ買いをしたものを毎月の家計簿に入れると変な節約になるので、まとめ買いの分は気にしないでおきますか?
しかし、それをしていたら、ちゃんとした家計簿になりません。
まとめ買いをしたものも食費なのですから、無かったことには出来ません。
無かったことにできるのは、親と外食をしたとか、自分が払っていないときだけで、自分が払った分の食費は書いていかないといけません。

以前、主婦の方から「1ヶ月ではなく1週間ごとに予算を振り分けて、毎週その予算をオーバーしないように気をつけている。」という話を聞きました。
「それは無茶や。」と思ったら、やっぱり「毎週、週末は切り詰めてる。」と話していました。

そもそも、スーパーは毎週の特売と、毎月1回の特売の日があります。
毎月1回の特売の日は毎週の特売より安いので、この1ヶ月に1回の特売を逃してしまうと、食費はかなりかさみます。
ですので、月に1回の特売の日を逃してはならないのですが、週ごとに予算を振り分けていれば、せっかくの特売の日にまとめ買いができなくなります。
また毎週1回の特売は曜日が決まっていることが多いので、その日に買い物に行くと決めておけば、毎日買い物を気にすることはないはずです。
それなのに、「毎週末は、切り詰めて節約している。」と話していた主婦は、変な予算設定をしてしまったが故に、安くで買うタイミングを逃してしまっている気がします。

気にすることができる量というのは決まっています。
あれもこれも気にすることはできずに、何かを気にすると、何かを見落とします。
家計簿の予算であれば、毎月や毎週と予算を細かく振り分けて、金額ばかり気にしていると、安く買うタイミングや安く買えるコツを見つけることが出来ません。

ですので、僕は食費は半年か1年に1回、平均値を見ることをオススメしています。
エクセルで縦に項目、横に1月2月と書く。
縦の最後は合計値、横の最後は平均値にして、右下の角は平均値にします。
すると、縦の最後は合計値なので毎月の食費合計が分かります。
横の最後は平均値なので、各項目の平均値が分かります。
右下の角を見れば、食費の合計の平均値が分かります。

家計簿を振り返るときは、まずは食費の合計の平均値をみます。
一応、予算設定はしていると思いますので、その予算通りであれば良しです。
予算オーバーしている場合は、その原因を考えてみます。
食費が高かった月があれば、その時になぜ高くなったのか、項目を見てみます。
特別食費がかさんだ月がなければ、各項目の平均値を見ていきます。
各項目ごとにみて、節約できそうな項目を探します。
例えば、肉類は無くなってから買うのではなく、月に1回の安い日に1ヶ月分のまとめ買いをするとか、おやつは安い日を見て買うようにしようとか、改善できそうな項目を探してみます。

節約するときは、買わないようにすることと、安く買うようにすることの2種類があります。
僕はまずは、安く買うことを検討してみます。
安く買う方法は、安くなる日を探すことと、安い場所を探すことの2種類あります。
特売日というのは、安くなる日を探すことです。これは近くのスーパーの広告をチェックすればわかります。面倒だと思うかもしれませんが、ずっと見ていると、安い日や曜日の周期があります。広告には月曜から日曜まで載っていますが、自分が欲しいものは大体何曜日に安いというが分かってきます。すると、欲しい時にその曜日だけ気にしていればいいので、慣れると楽です。

安い場所を探すというのは、近くのスーパーで何はどこが安いかをチェックすることです。
野菜は変動しますが、ここの野菜は値段の割に美味しいとか、安いけど傷んでいることが多いとかあると思いますので、値段と質のバランスで選んでもらえたらと思います。
肉類も同じくです。

問題は加工食品や調味料だと思います。
例えば僕は、みりんを安くで買うために、近くのスーパーの値段を全てチェックしました。
まずはどこかのスーパーでみりんと値札の写真を撮り、またどこかのスーパーに行くと、その写真と値段を見比べる。写真の方が安ければ写真は残し、目の前のみりんの方が安ければ、写真を撮って、古い方は削除します。
全てといっても、そう何件もあるわけでもないですし、わざわざ行くのではなくついでに確認しているだけなので、そんなに手間ではありません。
広告を見て、安かったらその部分をスクショして保存します。
そして残った写真をスマホのメモアプリに保存していきます。
家計簿のフォルダを作り、各スーパーごとか、項目ごとに写真を保存していきます。
調味料や加工食品など、各項目ごとに写真を保存する場合は、スーパー名を記載しておかないと、どこの写真か分からなくなります。

これを写真アプリではなく、メモアプリを使うのは、その方が見やすいからです。
写真アプリでフォルダ分けした方がやりやすいと思う方は写真のアプリでも良いと思います。
写真のアプリの場合、最近は写真ごとに位置情報の記載もありますが、それは住所なので、パッと見て判断しにくいです。
ですので、写真にスーパー名を記載しておく必要があります。

また他にも安い場所を探すといえば、お米があります。
お米は農家から買う方が安いことがあるので、自分のお気に入りの産地でググって、農家のHPを探してみるといいと思います。
特に拘りがなければ、近くの産地で探すというのもアリです。
お米は去年大幅に上がった感覚がありますが、2022年から半年ごとに値上がりしています。
僕が買っていたお米は2022年6月の時は10kgで3560円でした。それが2023年に入ると4080円になり、10月には4580円になり、2024年には5000円、6000円と上がっていったので、他を探すようになりました。
去年が特に米の値上がりが取り上げられましたが、実は2022年の頃には値上げが始まっていました。
お米は探せばスーパーよりも安く買うことができて、1ヶ月あたり1000-2000円ほど節約できる項目ですので、一度ググってみてください。
楽天市場などのECモールでは販売側は手数料が発生するので、農家のHPの方が安いのではないかと思います。

節約=切り詰める。と考えると、節約は我慢とか頑張るもののように考えてしまいます。
確かに欲のままに食べていては生活が成り立ちませんので、節約は我慢なのかもしれません。我慢のない生活はあり得ませんので、我慢は必要です。
しかし切り詰めるとなると、精神的な負担は大きくなり、食べる量が減って健康によくありません。

食費の予算を決めて、毎月や毎週その予算内に収めることばかり考えていては、月末や週末に何も買わないという切り詰め手法になってしまいます。
切り詰め手法はストレスの負荷が大きいので、どっかで爆発してしまいますし、他の工夫手段を考える余裕がなくなってしまいます。

そうではなくて、工夫をして節約することを第一に考えてみてはいかがでしょうか。
特売日やいつもの調味料を安く買う方法や場所を探してみる。
食品はスーパーの方が安いことが多いですが、たまにまとめ買いならネットの方が安いこともあるので、ネットサーフィンしている時間に探してみるのもいいでしょう。
そうやって、探して安く変えると嬉しいものです。

食費は1個あたりが数百円の世界なので、数十円、数百円安いものを探しても、たいして変化がないと思うかもしれません。
しかし、それをしている僕は2022年から毎月の食費は平均で1000円しか上がっていません。
この結果から見ると、数十円数百円を馬鹿にはできないでしょう。

切り詰めるのではなく、工夫することを考えるというのはまるで“どうぶつの森”や“牧場物語”のようなゲームみたいです。
ゲーム感覚で工夫することを考える方が、楽しんで節約ができます。
食費は毎月や毎週ではなく、半年か1年ごとの平均値をみるようにして、日々は工夫することを考えて、楽しみながら節約してみてはいかがでしょうか。

化粧品研究者こまっきー

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