午後の光が差し込むアトリエで加古川線の思い出を振り返った横尾忠則さん=東京都世田谷区(撮影・西岡正)

 西脇市出身で、国際的に活躍する美術家・グラフィックデザイナーの横尾忠則さん(88)=東京都=にとって、JR加古川線は思い入れのある路線だ。若き日に通勤で利用し、2000年代には、自らがデザインしたラッピング電車の運行が注目を集めた。連載の最後は、東京のアトリエで横尾さんに故郷の鉄路をめぐるエピソードを語ってもらった。(堀井正純)

■ぼくの将来への夢乗せ走ってた