スマートホーム化に必要なものを網羅するように、大幅拡充されたTP-Link Tapoシリーズから、スマートハブ「Tapo H100」とスマート温湿度計「Tapo T310」を使ってみた感想をレビューします。
2023年6月22日(木)、ティーピーリンクジャパン株式会社は、Tapoシリーズ7製品を同時に発売開始しました。
今回テスターとして7製品を全て送っていただいたのですが、すべてを一気に試すことは難しかったため、本記事ではスマートハブ「Tapo H100」とスマート温湿度計「Tapo T310」に焦点を絞り、使用感を紹介していきます。
お家のスマートホーム化を進めてみたいけど、何から始めてみたらよいかわからない。
そんなアナタに、スマートハブ「Tapo H100」とスマート温湿度計「Tapo T310」からスタートするのは、オススメです!
良いところ | 気になるところ |
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目次
チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」 開封の儀
それでは、チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」が届いたところから紹介していきます。
コチラのハブがないと、他の製品が使えませんので、必ず用意しましょう。
こちらがチャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」のパッケージ。
背面には、使用時に必要となるアプリケーションへのQRコードが付いていました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
動作環境温度 | 0~40°C |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) | 72 x 62.5 x 51 mm |
素材 | UL94-V0 難燃性素材 |
ボタン | SYNC(同期)/Mute(消音)ボタン |
パワー要件 | AC, 100~240V, 50/60Hz |
ネットワークプロトコル | 868 / 922MHz (H100と各Tapoデバイス間の通信) |
ネットワークワイヤレス タイプ | 2.4GHz Wi-Fi (H100とWiFiルーター間の通信) DHCP・WPAまたはWPA2で保護され、DHCPで運用されたWi-Fiネットワークによるインターネット接続 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました
- Tapo H100本体
- かんたん設定ガイドなど
かんたん設定ガイドなど。
Tapo H100 本体の詳細
こちらがチャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」本体。
サイズは72mm x 62.5mm x 51mmとなっており、ちょっと大きめのアダプターくらいのサイズ感。
それでいて、最大64台のデバイスを接続できる性能となっているため、これ1台で家全体の快適なスマートホームライフが楽しめます。
チャイム機能付きと言うことで、前面にスピーカーが付いています。
上面。
底面。
本体左側面。
本体右側面。
SYNCと表示されたシンクロボタンが付いています。
背面にはプラグ。
本体はそこそこのサイズがありますし、抜き差しするような製品でもないので、さしっぱなしに出来る場所を確保しておきましょう。
チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」の使用感
それでは、チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」を使っていきます。
と・・・言っても、スマートハブ「Tapo H100」はTapoスマートホームの心臓部で、基本的には他のスマートセンサーとの連携役になりますから、使用感については・・・特にありません。
設定に関しても、ハブ自体はアプリをインストールしたら、自宅内のWi-Fiに接続するくらいです。
チャイムに関しては19パターンから選べるようになっています。
音量調整として大・中・小の3段階に設定出来るなど、細かい部分ではクオリティも高い印象です。
個人的には、Tapoスマートセンサーや窓/ドアセンサーと連携させてのセキュリティ対策は楽しみにしています。
ドアが開いた瞬間にチャイムが鳴る・・・と言った設定などは、別製品で対策済ではあるんですけど、サイレン音(最大90dB)を出して危険を知らせたり、不審者に警告を出したりすることは出来ないモデルなので、より強固になるイメージです。
というわけで、こちらの記事では「スマート温湿度計」を連携させていきたいと思います。
スマート温湿度計「Tapo T310」 開封の儀
こちらがスマート温湿度計「Tapo T310」のパッケージ。
背面。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
動作環境温度 | -20~60℃ |
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動作環境湿度 | 0%~99%RH |
寸法(高さ X 幅 X 奥行) | 46×46×12.3 mm |
パワー要件 | CR2450電池 |
ワイヤレス | 868 / 922MHz |
温度精度 | ±0.3℃ |
湿度精度 | ±3%RH |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- Tapo T310本体
- CR2450電池
- ストラップ
- かんたん設定ガイド
- 3Mシール
- シール付きマグネット
- ボタン押下用ピン
ストラップ。
ボタン押下用のピン。
シール付きマグネット。
3Mシール。
かんたん設定ガイドなど。
Tapo T310 本体の詳細
こちらがスマート温湿度計「Tapo T310」本体。
サイズは46mm×46mm×12.3mmとなっており、非常にコンパクトです。
ちょっと見えにくいですがLEDが付いています。
本当にこれで温湿度計なのか疑問に感じるくらい小さいですが、高精度なスイス製センサーが温度と湿度を検出。
2秒毎にデータを取得・更新してくれます。
- ±3%RH
- ±0.3℃
- 湿度範囲:0%~99%RH
- 温度範囲:-20~60ºC
背面。
本体上面には通気口/センサー口、ストラップホールが付いています。
本体下部にはバックパネルを開けるための開口用の穴を配置。
省電力テクノロジーによって最長2年間使い続けるように設計されているようなので、しばらくは電池交換の必要もなく放置できそうです。
なお、ストラップを取り付けることによって、どこにでもひっかけておけます。
他にもシールやマグネットを使って様々な場所に設置可能。
ワインセラーや飼育ケースで使うのは、便利ですね。
スマート温湿度計「Tapo T310」の使用感
スマート温湿度計「Tapo T310」を使用するには、さきほど紹介した「ハブ」と連携させる必要があります。
こちらが連携を完了した様子。
クーラーもつけずに猛暑日に設定をしていたら、とんでもない室温になっていて・・・急いでクーラーをつけるキッカケにもなりましたw
こういった判断をデータで自動的に処理してくれるのが、こちらのスマート温湿度計「Tapo T310」というわけですね。
こちらの画面のように快適ゾーンを設定。
はみ出るようなことがあれば「Tapoデバイス」に接続した加湿器や扇風機等のオン/オフを自動で切り替える・・・といったような事が可能です。
このあたりは他のTapoデバイスを設定した際に追記をしておきます。
なお、最大2年分のデータが無料でクラウド上に保管されますので、一年間の家の環境データを取ることも可能です。
まとめ
家全体で快適なスマートホームライフを実現することが出来そうな「Tapoデバイス」。
まだまだ試しきれていないのですが、まさにワンランク上の生活に近づけそうなガジェットになっていました。
スマートホーム化、何から始めてよいかわからないけど始めてみたい・・・、そんなアナタにスマートハブ「Tapo H100」とスマート温湿度計「Tapo T310」から始めてみるのは、オススメだと思います。
良いところ | 気になるところ |
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