インターネットの架空請求で35万円被害 上越市の60代女性

上越警察署は2015年1月27日、上越市居住の60歳代女性からインターネットの架空請求の特殊詐欺被害届を受理したと発表した。被害額は35万5000円。

振り込め詐欺現金_S

(写真はイメージ)

発表によると女性は1月25日、携帯電話を使い「男性とメールでやり取りするだけで高額収入になる」というインターネットサイトに登録。その後、サイトから退会しようとしたところ、サイト運営会社と名乗るメールで、「後で返金するので現金を支払うように」と要求された。信用した女性が指定された口座に現金を振り込むと、「エラーになったため、もう一度振り込むように」と繰り返し要求され、27日までに5回に渡って35万5000円の振り込みをした。その後も同じように現金の振り込みを要求されたため、だまされていることに気付いた。

上越警察署は「インターネット上の『高額収入アルバイト』『振り込んだ金は後で返還する』などは架空請求に利用されている口実。安易に個人情報を相手に伝えないことが大切。一人で振り込まずに家族や警察に相談して」と注意を呼びかけている。